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プロローグ
〝時よ止まれ。お前は美しい”
――のか?
その答えを僕は知らない。
おそらくずっと、知ることはない。
だけど不覚にも止まってしまった時の中で、僕は静かにカウントする。
その一瞬でもあり永遠の、6秒間を。
それは、きみがくれた6秒間。
それは、きみを失くした6秒間。
その世界を、きみを、答えを。
ずっとずっと、探し続けている。求め続けている。
僕だけがひとりきり、
この世界に取り残されたことにも気づけずに。
そこに、きみは居たのに。
〝時よ止まれ。お前は美しい”
――のか?
その答えを僕は知らない。
おそらくずっと、知ることはない。
だけど不覚にも止まってしまった時の中で、僕は静かにカウントする。
その一瞬でもあり永遠の、6秒間を。
それは、きみがくれた6秒間。
それは、きみを失くした6秒間。
その世界を、きみを、答えを。
ずっとずっと、探し続けている。求め続けている。
僕だけがひとりきり、
この世界に取り残されたことにも気づけずに。
そこに、きみは居たのに。
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