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1-3.「なろう」汚された感想欄

毒はくよー。溜め込みっぱなしじゃ体に悪いからね~ 6月21日 1/2

 流石に心身ともに疲れ切ってたせいか、ほぼ丸一日ねてたよ。


 とにかく今日は感想欄からかなー。中身見ないで寝ちゃったし。

 管理画面確認する。よし、レビュー0件のまま!ポイントはやっぱり増えてるねー。この感想の件数なら返信できるな。でも書けても一言二言だろね、それ以上書こうとするとぐるぐるするからね!


 怖いの来てないといいなー。ぽちっと。下から見るべきだろうとクルクルとスクロール。


 ああ。優しい言葉が身にしみる。あ、利用規約そこにあるんだ。あとで見なきゃ。あ。だめ。この人にだけはきちんと返信しなきゃだめ。失礼なこと書いてごめんなさいとか?受け口になってくれてありがとうございます。お疲れ様ですとか?いや、ちがう、それ私がいうことじゃない。よし、とりあえず次行こ次……って


 いっやあああああ!なんかいるなんかいるなんかいるーーーーーーーーーー!貴様なんでここにいるううううう!!!!

 誰か、誰か塩持ってきて塩。できれば樽で!もしくはファブリーズぷりーず!悪霊退散んんんんん!!!!



 いや、落ち着け私。落ち着くんだ私。焦ったら負けだ。向こうの思う壺だ。一応、確認しよう。きっと無駄だろうけど、でももしかしたら、もしかするかもしれないし。

 うん。全然変わってないね。消えてないね。しかもなんか新しいの増えてるっぽいね。あ。でもレビューはへってる。うん。みんな冷静になったんだね。それわかっただけでも良いや。


 戻ってきて、さて。どうしてくれようこの感想、と改めて対峙する。削除するのは簡単。レビューの削除という、はぐれメタル仲間にできたのに倒してしまったような、大きなショックと引き換えに大きな経験値を得た私には、こんなごみぽいっとするなんてへのカッパ、お茶の子さいさいなのだ。

 で、考えて考えて、あれ?これ使えるんじゃない?って気づいた。


 私の目的はレビューを荒らしから守ることなので、ぶっちゃけ題名見てもらえるだけでもいい。だから、たくさんの人に目につく、ランキングに載るのはとても有効な手段だとわかってる。

 わかってるけど、やっぱりきついんだよ。守るためって言ってるけども、結局ただの自己満足でしかない。だから、ポイントが増えるたび、きちんと、創作活動している人に対して申し訳なくって苦しかった。

 で、苦しいのどうにかするには結局、原因をなくするのが手っ取り早くて確実。


 なので、丁寧に返事をかいた。読んだ人全員に、やつに同情とか賛同してる人たちにも、このお願い聞かなかったら、単なるゲスなクズ野郎に見えるように、ていねいにていねいに書いた。

 私はヤツは、小説で言うなら、キレイな悪役?になった自分に酔ってるんだって思ったね。ある種の中二病患者。だから批判されることは平気でも、小物なゲス扱いされるのはいやなんじゃないかなーって。

 だってさー、ほんとに後悔してるやつがこんなことする?ここでこんな方法でやることの意味はなに?ここには実際の被害者がいるはずってわかってるのに。だから、作家さんたちは、そういう描写があるとあらすじなり、前書きなりで注意をうながすのに。傷を受けた人をさらに傷つけないようにするために。


 返信の割には長くなったそれを送信して、後回しにしてごめんなさいと内心謝りながら他の人達への返信も書いた。やっぱり例の人にだけはぐーるぐるしちゃって、一番中途半端な返信になっちゃったよ。ほんとは、派生エッセイの内容、向こうの言葉を使いながら、テーマを変えちゃったのはわざとですか?って聞きたかったけど、流石にそこまで勇気でなかったから、(違ってたらはずかしいもん!)結局一人で勝手に、やるなお主ってニヤつくことにしちゃった。


 全部に返信して一息ついてある程度時間おいて、こーなったらとことんやっちゃえって、あらずじに意味ありげーに書いて感想欄も見てもらえるように追加。あそこにだって、私の力作の文章があるんだもーん。読んでもらえるよう誘導したってバチ当たらないよねー?



 そうして、あらすじ変えてからそれほど時間をおかず、一つのメッセージを受け取るのだった。

 

ねこ はこうげきをうけた。ねこ は「こんらん」している。

ねこ のはんげき! ねこ はすきる「ひらきなおり」をてにいれた!

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