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11

作者: 五郎

何か象徴を設けられたらいいのですが


そこまでまだ卓越していません

「気付き」


私の部屋には


優しい音は映らない


私の体には


川の風は響いてこない


何処を見てもひとりぼっちで


なのに心は賑やかだ





心は囚われの身だ


既に


自由という名の


「輝かしい」孤独に


無表情に歓喜している





きっと


今と未来の間に


弱い私は立っていて


その足元は沼のように艶やかで


私を恐怖と恍惚に埋めていく


飲み込んでいく





人はもうすでに自由ではなくなった





幼い頃に


駆けめぐった山村は、


湿気をたえた生ぬるい風で


私のからだと


心を呑み込んで、


そんな私は


自由なように振る舞いながら


自由というなの畑を


みすぼらしい格好で耕している


有り難うございました

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