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第9話「酒は飲んでも呑まれるな」

僕はお酒飲めません(作者)

私..佐々木玲は今日、同学校の一年生『水無瀬雫』くんと一緒にお風呂に入ってしまった..


急いでお風呂を出て服を着てリビングに戻り、一恵さんに詰め寄る。


玲「一恵さん!嘘つきましたね!?」


一恵「あ..バレちゃった?」


一恵さんはペロッと舌を出す


玲「バレちゃった?じゃないですよ!!」


彩浠「玲ちゃんは年下の男の子と一緒にお風呂入っちゃったの?」


彩浠ちゃんがからかってくる。


玲「彩浠ちゃん?!分かってたなら言ってよ!」


彩浠「玲ちゃんはそういう趣味なのかなって..」


玲「無いよ?!無い無い!!」


変な趣味を疑われ、急いで否定する。


雫「お風呂上がりました〜...」


一恵「あ!しーちゃんおかえり♡お楽しみだった?」


一恵さんが慣れた口調で雫くんをからかう。


雫「姉さんだろ!玲さんに嘘吹き込んだの?」


一恵「え〜そんな事無いよ〜」


一恵さんは明らかにバレる様な言い方をした。


雫「嘘つく奴はオヤツ無しだよ?」


雫くんがそう言うと一恵さんは青ざめて謝った。


一恵「ごッごめん!しーちゃん..でも彩浠ちゃんもノリノリで...」


彩浠「一恵さん?!」


雫「あ〜ざ〜み〜..?」


彩浠「ごめんね?雫..」


二人が雫の足元に縋って謝っていると、雫が私に話しかけてきた。


雫「玲さんは改めてお風呂入ってきな?僕はこの二人を少し説教するから」


玲「私はだいじょ――」


雫「玲 さ ん ?」


玲「は..はい...お言葉に甘えます...」


雫「宜しい。」


雫くんから凄い圧を感じ、折れてしまった..

まぁお風呂に入ってリフレッシュしよう!


・・・


玲「ど..どうしたらこうなるんですか?」


雫「あ!れいさぁ〜ん!」


私はお風呂から出てリビングへ一歩入ると、雫くんが抱き着いて来た。


か..かわいい...


一恵「あ〜..実はね?しーちゃんが少しお説教した後に私の飲んでたお酒飲んじゃって...」


玲「どんだけ飲んだんですか?!」


彩浠「一杯も飲んでないよ..?何ならほろ酔い二口くらい..?」


玲「えぇ〜...そんなにお酒弱いの..?」


いくら未成年とはいえ、そんなにお酒が飲めない事あるの?


雫「れいさ〜ん、僕もうねむいぃ…」


玲「ね、眠いの..!?て言うか服は?」


玲に抱き着いている雫の服は丈の短いタンクトップに少し大きめな膝下までしかないパジャマパンツを履いていた。


雫「むぅ〜…ちゃんと着てるもん…」


一恵「しーちゃんはいつも軽めな服よ?」


玲「そうなんですか…?」


一恵「それと、ごめんけどしーちゃんを部屋に連れて行って寝かせてあげてくれない?」


玲「はぁ..仕方無いですね...」


雫くんを背負って階段を登る。


雫くんの部屋に入り、ベッドへ寝かせる。


玲「雫くん?おやすみ」


そうしてリビングへ戻ろうとすると、


雫「れいさん?いっしょにねて?」


雫くんに手を掴まれ、一緒に寝てとせがまれた。


かわいい..可愛くて心が揺らいでしまう...


玲「ちょっとくらいなら...」


結局誘惑に負け雫くんに添い寝しながら寝てしまった。


次回は翌日のお話になります。

引き続き楽しんで頂けると幸いです。

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