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第8話「姉さんのバカ?!」

おふろすき〜(低気圧敗北者)

夜ご飯を食べ終わり時刻は七時三十分を過ぎていた


雫「彩浠か玲さんお風呂入ってきな〜」


玲「彩浠ちゃん先どうぞ〜」


彩浠「お言葉に甘えて〜」


軽いやり取りの末、彩浠がお風呂場へ向かって行った


雫「僕は宿題でもやってますか〜」


そう言って二階へ登る


・・・


雫「ふぅ..」


宿題を終わらせ時計に目をやる

時計は七時四十五分を指していた。


雫「意外と早く終わったな」


自室を出て一階への階段を降りる。


彩浠「ふぅ〜さっぱり!」


丁度彩浠がお風呂を出た所らしい。


雫「彩浠が出た事だし玲さんも入ってきな」


玲「私はいいよ、雫ちゃんが入ってきな?」


雫「う、うん?じゃあお言葉に甘えて..」


玲さんの言葉に何か違和感を感じながらも、お風呂へ入る。


服を脱ぎ、洗濯籠に入れ、お風呂場に足を入れる。


雫「はぁ..姉さんは相変わらず破天荒だな...」


愚痴を呟きながらシャワーを出す。


――ガラガラー――


後ろからドアの開く音がなる。


雫「姉さんま―玲さん?!」


ドアを開けたのはバスタオルを体に巻いた玲さんだった


玲「雫ちゃん..一緒に入っていい..?」


雫「い..良いですけど...」


そうして何故か玲さんとお風呂に入る事になった。

何で...?


・・・


玲「痒い所無い?」


雫「な..無いです...」


今は玲さんに背中を流して貰っている。


心臓バックバクで倒れそう..


雫「れ..玲さん?」


玲「どうしたの?雫ちゃん」


雫「ど..どうして一緒にお風呂に?」


最大の疑問を玲さんに投げかける。


玲「あぁ..ごめんね?雫ちゃんの事を雫くんって言ってて」


ん..? ちょっと待てよ?


雫「僕は男ですよ?」


あ..つい素で返してしまった。


玲「え...」


玲さんの顔が一瞬にして赤く染まる。


玲「だ..だって一恵さんが...」


雫「あー...姉さんか...」


やっぱり姉さんか...


玲「ごッごめんね!?一恵さんに言われてお詫びに背中流してあげようと...」


雫「まぁ...気持ちは嬉しいですよ?有難う御座います。」


玲「ごめんね!すぐ出るから!!」


玲さんは急いでお風呂を出ようとしたら..


玲「きゃっ!!」


雫「危ない?!」


玲さんが転びそうになったのを咄嗟に庇った結果...

僕は玲さんに押し倒される形で倒れた。


玲「ごッごめんね!?」


慌てて玲さんは起き上がり、バスタオルで体を隠す。


てか玲さん今、はだっ..!!


...深くは考えない様にしながら言葉を返す。


雫「いえいえ..お風呂で走るのは危ないんで気を付けて下さい」


玲「う..うん」


玲さんは慌てながらも慎重にお風呂を出た。


次回はすぐ後のお話になります。

引き続き楽しんで頂けると幸いです。

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