第7話「ごはんだ!\( ᐛ )/」
頭痛い(泣)
?「しーちゃ〜ん?居ないの〜?」
姉さんが僕を呼んでリビングへ近ずいて来る...
彩浠「雫?呼ばれてるけど..誰なの?」
雫「僕の..姉さん...」
僕が玄関へ出迎えるのを渋っていると
?「しーちゃ〜んただいま〜よしよしして〜」
雫「うわっ!?離れろよ姉さん!」
?「いいじゃ〜ん一週間ぶりなんだから〜」
雫「僕は嫌だ!離れろ!」
また始まったよ..姉さんの暴走が...
玲「え〜っと..し、雫?その人は?」
暴走を鎮めようとしていると玲さんが話を切り出した。
そういえば話して無かったな..
一恵「あら、自己紹介が遅れたわね。私はしーちゃんの姉の水無瀬一恵、よろしくね。ガールフレンドちゃん達」
玲「ガッ?!」
雫「ガールフレンドじゃねーよ?!友達!!」
一恵「あら違うの?でもよろしくね♡」
彩浠「よろしくお願いしまーす」
玲「よろしく..お願いします」
玲さんは少し訝しみながら、彩浠はエマと戯れながら返事を返した。
一恵「所で二人は今日泊まっていくの?」
雫「姉さん!!」
玲&彩浠「いいんですか!」
一恵「い〜のよ〜、お近ずきの印に♡」
雫「ダメだよ姉さん!第一玲さんは家の人居るでしょ?」
玲「お母さんにLINEしたら、泊まってもいいよって」
雫「それはそれで大丈夫なの?」
一恵「な〜に〜しーちゃん?まさか襲っちゃうの〜?」
雫「襲わね〜よ?!洋服とか準備してないでしょ?」
からかう様に言った姉さんに僕が慌てて返す。
襲うって..
一恵「あら?お洋服の心配要らないわよ?」
雫「...」
彩浠「どういう事ですか?」
姉さんの突然の言葉に僕は沈黙し、彩浠が聞き返す。
一恵「私サイズのオーバーサイズ服とか、色々持って帰ってきたからパジャマとかもあるよ〜」
そう言って姉さんは玄関に置き去りにしていた紙袋達を持ってきた。
一恵「しーちゃんも楽しみにしててね♡」
その一言に背筋が凍る。
雫「 い や だ !!はぁ...とりあえず、夜ご飯何がいい?」
断固拒否しながらも、夜ご飯のリクエストを聞いた。
一恵「しーちゃんのハンバーグ!!」
いの一番に姉さんが答えた。
雫「二人はそれで良い?」
玲「お願いしま〜す」
彩浠「ハンバーグ楽しみ〜」
雫「はいはい、姉さんはお風呂入ってきな」
二人に了解を得て、キッチンへ足を運んだ。
一恵「覗いちゃダメよ〜?」
雫「チーズ無しで良いの〜?」
一恵「チーズ!!チーズ入りで!」
雫「はいはい..はよ入りんさい」
姉さんのおちょくりを軽くいなし、材料を確認する。
一恵「早速お風呂入ってくるわね〜二人はごゆっくり〜」
やっと姉さんがお風呂に入った。
雫「はぁ..お騒がせしたね二人共、ゆっくりしてて〜」
・・・
玲「いや..まぁ、所で一恵さんっていくつなの?」
玲さんから疑問を投げかけられる。
雫「あ〜?姉さんは確か今21とかだった気がする。」
彩浠「大学生?」
雫「そうだけど下らない理由で会社作ったよ」
彩浠「下らない理由?」
雫「自由に何か作りたいって」
玲「何か作りたいって?」
雫「服とかクッションとかちょっとしたアクセサリ類」
彩浠「へぇ〜」
一恵「そうよぉ〜、しーちゃんに色々着せたくて♡」
雫「だから僕は嫌って言ってるでしょ?あと、席に着きな」
出来上がった料理を淡々と机に並べる。
一恵「やった〜!久しぶりのしーちゃんのご飯だ〜!」
続々と皆が席に着く。
そして、白雪、モカと呼んでいって皆でご飯を食べる。
次回はすぐ後のお話になります。
引き続き楽しんで頂けると幸いです。