第1話「寝坊には気をつけよう」
初投稿です。
少しでも物語の世界を楽しんで頂けたら幸いです。
雫「ふぁ~...」
朝、気持ち良い日差しと五月蝿いスマホのアラームで目が覚めた。
雫「てか、アラームうるさ...」
そう思い手に取ると、
雫「ヤッバ…もうこんな時間?!」
現在時刻は午前7時42分、もうすぐ学校が始まる時間だ。
雫「初日から遅刻は不味い…」
僕は慌てて準備をし、家を出るのだった。
・・・登校中・・・
雫「家から学校迄はだいたい5分か、ギリギリの時間だな」
そう思いながら学校への歩みを早めていると、
?「キャー!!」
突如聴こえた悲鳴に、咄嗟に足を止める。
周りを見渡すと、制服を着た女性が悪漢二人に襲われそうになっていた。
雫「面倒くさ…」
そう吐き捨てながらも自然と足は伸びて行った。
・・・
モブ1「ネーチャン俺達と楽しい事しない?」
?「は、離して下さい!」
その様な押し問答が、路地裏で聴こえて来た。
雫「ちょっと失礼、その人僕のツレだから」
そう言いながら女性の手を引く、
モブ2「お、おいちょっと待てよ!」
悪漢共の静止を無視し、女性と路地裏を出ようとする、
モブ2「まてっつってんだろ!ガキ!」
その言葉にピタリと止まる、
モブ2「な、何だよ...」
雫「誰がガキだ?あ?」
僕の急な威圧にその場にいる全員が怯む、
モブ1「ひ、怯むな!」
そう言いながら悪漢全員で襲いかかってくる。
?「ひっ」
女性が屈む。
僕は女性に当たらないように三人を投げ飛ばす。
雫「ふぅ...」
一段落したので女性に話しかける。
雫「さっきはすいません...大丈夫でした?」
そう言いながら手を差し伸べる。
「あ、有り難うございます。」
女性は差し伸べられた手を掴み、立ち上がる。
そして、女性が
?「貴方のお名前は?」
そう言ってきた。
雫「雫です。」
そうして僕は軽い自己紹介を終え、
「そうだ!LINE交換しましょう!」
その言葉に応えるように僕はスマホを見ると――
雫「ヤッバ!!」
時刻は既に58分になっていた。
雫「すいません!もう行きますね!」
女性にそう言い残し、僕は走り去って行く。
?「あ...行っちゃった...」
第1話目楽しんで頂けたなら幸いです
これからも不定期で投稿していきます
以下個人的な話
低気圧による頭痛が酷すぎてイヤホンを壊しました(涙)