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異世界に転生したら、普通の生活で暮らしたいです。  作者: ジャックス
第一章「普通じゃない始まり。」
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新しい国に行くための準備体操!

なぜ・・・強くなったんだろう。

普通じゃなくなってきたね、シゴク。

いやいやいやいやちょっと待って、なんで連発するだけで強くなったんだい?

厳しい練習を毎日やってそれで強くなるっていうことが異世界転生の普通のことなんだけどな・・・

賢者が転生したかのような感じなのかな・・・

なんか厳しく練習しないとちょっと俺を最強と名乗るには少し慣れないっていう感じがするんだが・・・


猫さんは火の魔術を連発してなぜか、威力が上がった俺を見た猫さんは少し考えてこう言った。

「連発するたびに威力が増す・・・そんなことありえないと思ったんだけど・・・」


だよな・・・

誰が厳しい練習なしで、強くなるんだよ・・・

いやいやけどけど、そんな俺のことをもう最強とか思わないほうがいいかも。

さっきの猫さんの威力、あれで弱めって言っていたからな。

俺なんて連発しても上がらなくなる・・・とかありそうだから。

・・・多分!!!


なんか俺、普通じゃないな・・・

普通に暮らせるのか・・・?

こんなの世間に知られたら・・・


俺はちょっと気づいた。

「そういえば猫さん、町とか王国とかある?」

猫さんはまた少し考えて答えた。

「・・・まあ、あるっちゃああるけどな。」

「どういうくになんだい、猫さん?」


「プラタ国っていう国があるけど、行ってみるかい?」

「行っていいの!?!」

「行ってもいいけど、君にはまだほかの魔術を習っていない。」

「人には得意魔術と苦手な魔術があるかと思うから。」

「最初はそれをしたら国に連れてやってもいい。」


俺は少し気が下げた。

「えぇー?」


猫さんは少し怒った。

「小僧、お前強くなったからって油断するなよ。」

「えっ?」

「知ってるか?この世界はお前が知らないほど世界を支配できる強い人なんていっぱいいる。」

「俺もその中の()()だがな。」


まあ、あの威力で世界制覇はできそうだな・・・

猫さんだけで・・・

だけどなんかムカつく・・・


「小僧、早く別の魔術をやれ。」

「はーい。」


俺は別の魔術をやって、苦手な魔術や得意な魔術があるか猫さんが確認したんだけど・・・

猫さんさすがに驚く。


「お前、修行なしに5属性の魔法ができるってどうゆうことだよ・・・」


俺ができた魔術は火、水、地、雷、闇、光。

全部できちゃった。

そして威力もかなり上がった。

魔力を使う加減もできるようになった。


どうしよう・・・

これ王国に来たら、魔王が出てきたー

みたいな感じになりそうなんだが・・・

そういえば、俺のマナ消費しても何も変わらないんだが・・・

普通、使いすぎて疲れたーとかそういう感じあるのに・・・

なんか嫌だなー

強すぎてかっこよくないし、普通に暮らせるかどうか困るんだが・・・


猫さんは俺の体に何か気づいた。

「小僧、お前がマナ消費しても何も変わらないと思っているけど、実は・・・お前には、消費しても減らない・・・お前のマナは無限だ。」

「えっ?」

「そういえばマナのこと教えてなかったと思うけど、マナは自分のエネルギー、自分の気だな。」

「マナを使いすぎると、だるくなるということ?」

「そうだね、理解して助かる小僧。」


俺は少し自分の体のことを心配するようになってきた。

「俺は、だるくならない体になっているっていうこと?」

「・・・そのとおりだ。」

「お前は、もう最強だから。」


最強になって困るっていうことってこれなのかな?

前にいた世界は弱くて困っていたけど、最強になっても困るんだな。


「全部の魔術をしたから、国に行ける準備をしようか。」

「国!!!プラタ国!!!」

俺はやっとほかの国に行けれるすっごく喜んだ。

そして俺が喜んでいる猫さんは笑った後に重要なことを言い出した。


「小僧、お前はわかっているだろうけど、国に入るときには絶対に自分の魔力をできる限り隠せ。」

「なんで?てかどゆこと?」

「お前の魔力はもう人間じゃないくらい濃すぎて、人がお前の魔力を感じると、多分気絶するだろうな。」

「こっわ!!!」


えええ・・・マジで楽に暮らせれないんだが・・・

宿とか普通の家とかに暮らしたいんだが・・・

それができないとか、住みたいだけで難題レベル・・・


「とりあえず、お前の出ている濃い魔力をみんなが感じないように、自分の体内にしまうイメージをして。」

「分かった。」


猫さんいつもいつもありがとうな・・・

あと無詠唱魔法ってイメージだけでできるんだなと思うようになった。

俺は、猫さんの言う通りでイメージした。


なぜか感じれる。

俺の感じていた濃かった魔力は自分の体内にしまった感じがした。


猫さんは俺の濃い魔力を隠したことに気づき、安心した。

「これでお前は、完璧だな。」

「一日もかからないうちに結構強くなったね。」

そうだった、たった数時間だけでもう最強になったの忘れてた・・・


「そういえば猫さん、なんで俺のことを小僧って呼ぶの?」

「なんか猫さんの喋り方がなんだかちょっと・・・慣れていない?みたいな?」

「・・・そうか、悪かった。」

猫さんは笑ってこう言った。

「じゃあ、俺はシゴクと呼ぶし、喋り方は自分の喋り方で、喋るからそれで良いだろ?」

「うん!」

けどちょっとまって。

なんかこっちも慣れないんだが・・・

だけど、俺の名前を呼ぶなんて、なんかうれしい・・・


「旅の支度をしようか、シゴク。」

俺は今の猫さんの声を聴いて思った。

今の猫さんの声は、本当の猫さんの声と喋り方だ。


けど、猫さんが俺の名前を呼んでくれたからついうれしくなってつい「猫さーん!!!」って言って、またハグして撫でようと思ったけど猫さんにほっぺを叩かれた。

「これが、猫の・・・手!!!」

「やかましいわ。」

一週間後、プラタっていう国の名前があって、そこにシゴクと猫さんが行くらしい。

どういうことになるだろうかな。

もしかして、プラタ国の魔法学校に行くかも?

けど、どうやってだよ。

そういえば、シゴクの年齢言うの忘れたけど、やっぱ次の話でいいか。

最初はキャラクター説明とかでもいいし。

そのあとにプラタ国の話。

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