これが俺の
書くのむじぃー
良い匂いが部屋に漂い始めて鼻腔をくすぐり気持ちよく起き上がった夕闇は寝室から出ようとした瞬間あの2人の事が脳裏に浮かびどう呼んだらいいのかを考えた。これまでどうりままぱぱと呼ぶのかそれとも違う呼び方をするのか
「おはよう母さん」
考えた末こう呼ぶことにした夕闇は驚くカレナを見て当然のように頷く
「お、おはよう!」
(そりゃビックリするよな昨日までままって呼んでたのにいきなり変わったら)
「あぁ~おはぁよう」
欠伸をしながら寝室から登場してきたディムにも挨拶をするとカレナと同じような反応をした後2人は目を合わせた
(父さんもだ。さすがに中身26歳の俺がままぱぱは恥ずかしすぎる)
そんなことを考えていたら早々に仕事の準備をし始めたディムの姿を見た夕闇は少し違和感を覚え海底のように暗くぼんやりとしたバベルの記憶からヒントを得、何時もとは違う準備をしていたディムに質問をする
「そうだなそろそろ収穫祭だからその準備かな」
「母さんも行くの?」
「いや行かないぞ男の仕事だからな」
布をとりに少し離れたディムと入れ替わる感じでカレナが喋り始めた
「でも昼ごはんは村の主婦全員で作るから昼からは居なくなっちゃうわ」
納得したのかこれ以上聴いてこなくなった夕闇に「「どうしてそんなこと聴くの?」聴くんだ?」と質問され大量の冷や汗をかき言い訳をするが上手くできずバレるかと思ったが2人は納得してしまった
(あっぶねぇーーー)
未だに冷や汗を流しながら心臓をバクバクと鳴らせ疲れた精神を休ませようと近くにあった椅子に座り額をテーブルに引っ付けた
「バベルは今日サティヤちゃんと遊ぶの」
「…」
「おい!バベル聴かれてるぞ」
肩を揺らし語りけてくるディムに疲れきった顔をしながら重い頭を上げる
「ん?何父さん」
「いや、だから聴かれてるぞ」
カレナの方に指を指し呼ばれた事を知らせると何かを思い出したかのような反応をする
(あっ!そっか俺の今の名前バベルだった)
聴き馴染みのない名前で呼ばれ反応できなかった夕闇は慌てて何について聴かれたのか聞き直した
「サティヤちゃんと遊ぶの?」
「今日は…遊ばないよ」
約束をしたのか覚えていなかったため少し間の空いた返事になってしまた
「そうなんだ」
朝飯ができたみたいでテーブルの上に次々と並んでいき初めてこちらの食事を見た夕闇は驚いた
「朝ご飯できたよ」
(なんだこれは…食べれるのか?)
形は普通の食べ物だが色がとにかくおかしく腐ってもこうは成らんだろと言った色合いに成っており少し引いてしまった
「おう」
みんなが椅子に座り食べる瞬間バベルの口から「いただきます」とまた変な儀式をやり始めた
(あっしまった癖で…この家にいただきますは、無いんだよな)
「何してるのバベル」
「またか」
「えっとこれは、あれだよ食べる前に作ってくれた母さんと食材に感謝してるんだ」
休まる間もなくまた1難がやってき疲れながらも言い訳をする
「へー」
ディムが手を合わせ「いただきます」と言いカレナが驚く
「なんだよ、俺もカレナには何時も世話っなってるから感謝しの気持ちとして言ってみた」
言い終わり自分が言った言葉がこぱずかしくなったのか皿で顔を隠すように食べ始めた
「そう?じゃあ私もいただきます」
朝ご飯を食べ終わったディムとカレナは、途中だった準備を再開する
「ねぇバベル昼ごはんはテーブルに置いとくから食べてね」
「分かった母さん」
カレナは膝を折りバベルと同じ目線にしする
「バベル、母さんと父さんがいない間留守番してくれる」
「うん」
(好都合だ色々調べれるし)
「偉いねバベル」
バベルの頭を撫でながら温かく抱き締め気持ちを伝えた
(いつぶりだろう誰かに抱いてもらったこと)
ろくに親孝行をしてこなかった前世の自分を思いだし苦い顔をするが温かい母の温もりに包まれそんな気持ちから現実に戻ってきた
「じゃあ行くぞカレナ」
抱くのをやめてディムと外へと出ていった
「行っちゃった。ご飯でも食べよ」
2人は収穫祭の準備に行きバベルは1人朝ご飯を食べはじめた
「よし朝ご飯も食べ終わったしそろそろやるか」
バベルは部屋に入りどうゆう状況なのか把握していく
1-ここはニッシー国のそばにある村
2-産まれてすぐ記憶が戻るはずだったのになぜか3歳に
3-家族は、母さんと父さんだけ名前は、カレナとディム
4-もうすぐ収穫祭とやらが始まる
「これぐらいか」
次は決まってるよな
「異世界に来たらとりあえずこれステータスオープン」
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名前 バベル
種族 人間
年齢 3歳
ジョブ 鑑定士 サブ不明
LEVEL-3
力 25
魔力 30/50
体力 30/30
スタミナ 38/40+3
防力 5
器用 30
すばやさ 10
精神力 60
運 30
ジョブスキル
鑑定LV1
スキル
なし
EXスキル
図鑑
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本当に出てくるとは思わなかったバベルは天井を見上「すげぇ~」ただ一言しか出てこなかった
ついに始まりました。これからどうなることやら
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