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スタートダッシュ盛大に失敗した鑑定士  作者: 白湯
遅れたスタート
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49/102

お泊まり4

ブックマーク、20を目標にしています

誤字報告待ってます。

書くのむじぃー

「はぁー楽しかったな」

本を閉じ固まった体をほぐすため姿勢を崩し始める

「うん、またしよ」

サティヤも楽しかったのか前のめり気味になって賛同してくる

「それにしても喉が乾いたな」

「確かに」

何時間もぶっ通しで本を読んでいた2人は喉が乾き水を欲しリビングまで移動する

「ママお水ちょうだい」

野菜を切っていたサティヤ母は包丁を離し2人にコップいっぱいの水を1つ1つ丁寧に渡す

「「ゴクッゴクッ」」

良い音を鳴らしながら飲み乾ききった体に染みていく水を感じ取りコップいっぱいにあった水を飲み干す

「「美味しー」」

声が綺麗にハモり何が面白かったのか分からないが謎に笑ってしまう。空になったコップを机に置き2人は部屋に戻る

「あんな楽しそうに」

楽しそうに過ごす姿を見た母は嬉しそうに呟き料理を再開した

「ねぇ何して遊ぶ?」

ベットで横になるサティヤを立って見届けるバベルも本を読みきり暇をもて余していた

「魔法の練習とか?」

思い付いた案をサティヤに話すと1発OKを貰った

「久しぶりだな」

言いながらベット付近にある窓を開けて魔法を射ち始める

「こんなのはどうかな」

空中に4つのウォーターボールを出現させ円の形を描くように操作し一斉に天高くに放り投げる

「高く行っちゃった」

窓から顔を出し空を見上げる

「あと5秒、3、1、0」

0になった時天高く投げたウォーターボールが落ち水飛沫がそこらじゅうに舞う

「へ、へぇーなかなかやるね」

同時操作の難しさを知っているサティヤはバベルがどれぐらい凄い事をしているのか分かってしまう。サティヤも負けじと4つ展開しようとするが

「やっぱり」

自分ではまだできない事を知ってたかのような言葉と苦い顔をし展開するのを諦める

「まだ4つはできないや」

「サティヤならすぐにできるさ、3つの時もすぐできてたし」

1ヶ月前の事を思い出し頷く

「そうだよね」

自分を信じ空に感電魔法を3発放ち何分経っても降ってくることはなかった


「2人ともご飯できたよ」

魔法の練習をしているとドアの向こう側から声をかけられ2人は練習を止めリビングに向かう

<やはり美しい>

テーブルの上に置かれていた料理を見たサナは数時間ぶりに言葉をはっしたが2人は無視してご飯を食べていく

「お、美味しい」

ただ焼いただけの魚、普通のポトフ、一切工夫をしていないのに1味も2味変わり素材の良さが際立っていた。特にポトフ、見た目は素朴だが野菜の風味、甘みがガツンとき見た目詐欺と言って良いくらいに沢山の味が楽しめる

(おかしい絶対何かある)

疑問に思ったバベルはサティヤ母を鑑定するが特に変わった物はなかった

<ステータスに反映されない料理スキルが高いんだと思います>

(なにそれ)

焼き魚を咀嚼しながらサナが話していた事について聴く

<分かりやすく言いますと、スピードの数値が同じでも人各々走る速度は変わってくるんです。それがステータスに反映されないステータスって事です>

衝撃の事実を知ったバベルは口に含んでいた焼き魚を吹く寸前、口を手で塞ぎ最悪な事態にはならなくてすんだがサティヤ母を心配させてしまう

「ど、どうしたの」

サティヤ母が慌てて近寄り苦しそうにするバベルを楽にしようと必死に背中を擦る

「大丈夫です」

顔をひきつらしながら水を飲む

「気お付けなさいよ」

サティヤからの注意を受けバベルは食事中サナとは会話をしなくなった

「はい…」

黙々と食べ進み何も起こることなく完食する

「食べ終わったことだし、バベル遊びにいこ」

食事を終え体を動かしたくなったサティヤはバベルを引きずり森え向かう

「ちょっと待ってまだ口に」


森につき魔物狩りを始めようとするサティヤに話す。サナが話したステータスの事あと雫を持ってきていない事も、それを聴いたサティヤは口を大きく開けショックを受ける

「えっじゃあ魔物狩りは出来ないってこと!」

ステータスの事はフル無視で雫を持ってきていないことに対して反応してきた

「出来ないことはないけど」

難しいことをサティヤに伝えると分かりやすく元気を失くし家の方に足を動かした

「かえろう」

ただ一言それをいい重々しく歩き帰っていくそれを見たバベルは頭をかき考える

<過小評価し過ぎでは?今の2人なら魔法だけで何とかなりますよ>

サナからの助言があり魔物狩りはスタートしサティヤの機嫌も治り軽々しい足取りで魔物を探し笑顔が止まらない。「サナありがとう」サティヤの姿を見てサナに感謝する

「引っ掛かった」

数分歩いていたら索敵に魔物が引っ掛かり2人は素早く移動する

「さぁ始めよう」

ゴブリンにはオーバキルな程の魔法を浴びせ魔物狩りを開始し続々と魔物を倒していく。敵が倒れれば移動し、また倒し移動し倒しそんなことをずっとしていたら日がどんどん暮れ気付けば夕方になっていた

「以外に楽しいもんだな魔法も」

ウォーターボールを自由自在に動かし勢いをつけ木にぶつけ樹冠が揺れその衝撃で木の葉が舞い落ちる

「ふふ、」

笑みを浮かべ木の幹に感電魔法を射ち込んむ「バキ」となる音と共に木に皹がはいる結果になったがそれを気に食わなかったのか皹の入った所におもいっきり蹴りをいれ倒す

「どう」

渾身のドヤ顔を見せるが最後無理矢理倒した所を見たバベルはそれはどうなのとした表情をし何とか流した

「そろそろ帰ろう」

魔法での遊びを終わらし家えと帰る


「お帰り2人とも」

ドアを開けサティヤ母からの挨拶を貰い家の中に入り手洗いを済ませる

「楽しかった?」

「うん」

それは良かったと言い頭を撫で「まだご飯は出来ないから部屋でバベルくんと居てちょうだいね」と頼み込みサティヤはバベルを連れて部屋に入る

「何する?」

昼ごはんを食べる前に読んでいた本を元の位置に直し開けっぱなしだった窓も閉めようとした時雨が降ってもいないのに虹が出来ていた

「綺麗」

<おそらく、昼間のウォーターボールが原因でしょう>

2人は昼間にした練習を思いだし納得する

「ねぇバベル」

「うん?」

窓から虹を見る2人は少し大人びて見えた

「大人になったら旅に出ようよ」

遠い先の見えない場所を見思い詰めたような顔を一瞬見せ直ぐに顔を晴らす

「俺で良ければ」

(こ、これはこ告白!)

そんなこを考えていたバベルはサティヤの顔を見てはいなかった

<そんなはけ無いでしょうが>

状況を把握していたサナは呆れた声で突っ込みをいれた

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Twitter@Ae21665916

お泊まりパートおしまい。サティヤが見た龍の巫女はどんな話だったんでしょうか?

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