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目覚めの予兆

書くのむじぃー

北小路夕闇が異世界で生を受けはや3年が経つがなかなか面白い出来事が起きないことに不振に思い始めフォルンが居るであろう玉座に参る

「まさか、いやないかでも……一応聞きに行きますか」

特に面白いものが無いはずの空間に高い笑い声が響いていた

「あのぉーフォルン様」

「なんじゃふふふふふははは」

補佐官を見ることなく返事し手に持っている紙の束を読み進める

(フォルン様いやフォルン、手のなかにある面白そうな紙の束はなんですか)

1人で勝手に楽み高笑いするフォルンを見て尊厳が徐々に崩れていく

「フォルン様その紙の束は?」

「あぁこれかあの夕闇って奴の記憶を確認してたら面白そうなものを見つけてな再現してみたのじゃ」

何もなかった空間から第2巻と書かれた紙束を出現させ自分の膝に置き第2巻に手をだそうとした時

「見せてください」

1、2両方を取り上げ更にその先の巻全てを再現し両手で持てない程の量が空間から次々と出現する

「ちょっなにすんだ奪い取るなって」

「奪い取ってなんてふぅふふふふほぉ」

補佐官は紙束を空中に浮かべ1巻を両手で持ち自席え帰っていく

「そうだバベルの記憶戻しましたか?」

目的を忘れかけていたが紙束に出てくるあるワードを見て思い出す

「あっ………」

細々く出た声を聞き逃さなかった補佐官は足を止め呆れたような顔でフォルンを見る

「え!まさか記憶戻すの忘れてとかありませんよねフォルン様」

それはそれは冷たく凍えそうな程に冷めた目で見左足が凍える

「そ、そんなことないし頃合いを見て戻そうとしてただけだし」

体を震わせながらもモニター10個を同時に見つつキーボード2つを操作する神業をさらっと行う

「手の動きキモイですよ」

補佐官は自席え帰り始めた

「漫画返して~?今キモイって言った?」「言ってないです」「言った絶対に言った」


―――――――地上では―――――――


「ぱぱままありがとう大好き」

小さいながらも2人を抱き締めようと腕を大きく開けるがやっぱり大人2人分は無理があり張り付いている感じになる

「もうバベルったら」

「そうかそうか父さんも好きだぞ」

そんなバベルを見た2人は愛してると抱き締め合った

「あれ?ぱぱとままが2人3人いる~」

突如にバベルの様子がおかしくなり抱き締め合っていた2人に体重を預け気を失う

「バベルバベル」

「どうしたバベル」

2人はバベルをそっと床に寝転ばせ呼び掛けるがなかなか戻ってこずヤバイと思ったカレナはパニック状態に陥る

「あなたどうしよ」

震える手を夫であるディムの肩に置きどうしたら良いか聴く

「お、おちつけ教会にいこう」

こんなカレナを見たディムは自分が冷静にならないとダメだと思い心を落ちつからせる

「そうね」

ディムがバベルを背負いカレナと一緒に教会まで走って移動する


「誰か誰かいませんか」

教会につきドアの向こう側に居る者に語りかける

「バベルが子どもがおかしくなったんだあけてくれ」

「頼みます開けてください」

ドアに引っ付き懇願した時ドアが開く

「なかに入ってください」

目を擦り眠そうな修道士が出てき中に案内され教会の中に入る

「ありがとうございます」

礼を言い神父様に合わせて欲しいと言うと

「神父様を呼んできます」

不安と恐怖で心が押し潰れそうになりカレナはディムの手を握った力強く握った

「大丈夫だ」

握り返し安心するような言葉を沢山浴びせた

「では少しお待ちください」

修道士は奥の部屋に行き椅子に腰かけていた神父様に話しかける

「神父様ディムさんのご家族がいらっしゃっています」

「こんな時間にか」

誕生日会をしていたため何時もよりかなり遅い時間になっていた

「はい」

「すぐ着替える事情を聴いてもらえるか」

立ち上がり壁に掛かっていたキャソックを手に取り着替える

「はい」

修道士が戻ってくき2人は体を強張らせる

「神父様はすぐにきます待ってる間事情を聴いても?」

「お願いします」

事情を話すこと5分

「遅れてすまない。何があったのだ」

   カレナから聴いた話を簡潔に説明し頷く

「ふむ突然倒れたと、とりあえずハイヒールをかけときます。」

バベルの額に手を当てハイヒールが体全体に行き渡る

「「ありがとうございます」」

それを見たことで一安心したのか2人は強張っていた体がほどけていく

「これで大丈夫だと思いますが。一週間安静にしていてください」

「分かりました」

バベルをおぶり修道士に導かれドアに近づく

「また何かあったらきてください、それでは神の御加護があらんことを」


帰り道

「ねぇあなたバベル大丈夫よね」

安らかに眠っているバベルを見先が不安になる

「大丈夫さきっと」

確証は無いご大丈夫と言いきる


(あれ、知らない天井、え!だれこの二人てかなんでベットの上?うっ頭が)

一瞬起き上がった頭痛が酷く再び眠りにつく


(あれ、ぱぱとままは?)

ベットから降り眠そうにしながらリビングに向かった

「おはよう、まま」

ドアを開けると食器を持ったカレナがこちらを見てきた

「ば、バベル」

木製食器を落とした音が響き泣いて抱き締める

「よかったよがっだよ」

「どうして泣いてるの?」

耳の近くで泣くカレナの頭を撫で理由を聴く

「なんでもないよ」

「まま苦しいよ」

苦笑いをする

「あっごめんねところでバベル昨日のこと覚えてる?」

抱き締めるのを止め昨日のことについて聴く

「昨日のこと?ん~あっ剣剣は」

誕生日プレゼントを思い出したバベルは目を光らせる

「ふふバベルには、まだ早いわよ」

頭を撫で返し立ち上がる

「ぶーぶ」

「そのかわり」

テーブルの上に置いていた本を取る

「なになに」

目をキラキラさせ待つ

「じゃん」

本を見頬っぺたを膨らませたバベルはそっぽ向く

「むー嫌」

「たまには、本も読みなさい」

バベルに本を渡し朝ごはんを作り始める

「むーむー」

「ふふ」

(どうか神様バベルに御加護を)

バベルを背に心の中で唱えた

良ければ感想、ブックマーク、評価ポイントをよろしくお願いします。指摘もまってます(おてやらかに)

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