誕生
書くのむじぃー
「いいんですかフォルン様」
事後処理をする補佐官は少女に話しかける
「なにがじゃ」
「色ですよ。色を低くしすぎたのでは」
北小路夕闇が出した色は事前に決められていた物だったのだ
「あれぐらい大丈夫だろ。それにちょうど位が楽しめるだろこちら側も」
座りっぱなしでしんどくなったのか長い時間伸びをする
「たしかにそうですねこの空間何もなくて暇でしたし」
補佐官は殺風景な部屋見る
「そうじゃろそうじゃろ、でも死んだら困るからなあいつには、これをやろう」
モニターを出現させ北小路夕闇が写っているアイコンの所に―――を入れ、これから起こるであろう出来事にフォルンは笑い白いだけで何もない空間に響いて響いて「静かにしてくださいフォルン様」
「はい……フフ」
怒られるのであった
―――――地上では―――――
ここは、ニッシー国のそばにある村その名はケッコ村、最果ての地とも呼ばれている最西端だ。
そして今日めでたいことにケッコ村にある教会に新たな生命が誕生した
「ねぇあなた産まれましたよ」
涙を流し旦那を抱き締める
「あぁそうだなカレナ」
「元気な男の子です」
修道士がカレナに赤子をそっとわたす
「とっても可愛い」
小さき手を握り生きている感触を感じとる
「そうだな」
涙が頬を伝う
「なに泣いてるのよ」
「泣いてねえよ、そうだ…カレナ決めてくれ」
袖で涙をふく
「なにを?」
「名前だ」
「何いってるのこれからお父さんになるのよ、あなたが決めなさいディム」
「そ、そうだな、ん~~~」
長考する
「どう決まりそう」
「ちょっと待って、ん~~~~そうだバベルとかどうだ」
「いいと思う」
「今日からお前は、バベルだ」
バベルを持ち上げ命名する
―――――3年後―――――
「バベル椅子に座れる?」
椅子を引き自分で座れるかを聴きディムには座るように進める
「はぁい」
「おう」
3人は座りテーブルを囲み話を振る
「バベル今日何の日か覚えてるかな?」
「ん~~おぼえてる僕の誕生日」
「よく覚えてたな偉いぞバベル」
頭を強く撫でる
「痛いよぱぱ」
3人は笑いをこらえるが
「ふふ」
カレナが笑うとそれにつられてもう2人も笑った
「はははは」
「あははは」
「それでねバベル、ぱぱとままからプレゼントがあります」
「え!ホントホントどれどれ?」
目をキラキラさせる
「落ち着けバベルまず父さんからだぞ」
ディムは袋から出す
「どうだ剣だぞーすごいだろ」
見せつけた
「やったーありがとうぱぱ」
「早すぎじゃない」
「全然普通だよカレナ」
「まぁいいわ次はままの番ね」
カレナも袋だした
「ままわねこれだ」
本を出した
「えーー」
「どうしたのバベル」
「本嫌い」
「そんなこと言わずに読むのよ」
バベルの頬っぺをツンツンさす
「はーい」
「バベルのためにこんなのものも用意したぞドン」
「これってなに?」
「ディム!それ」
「そうケーキ」
「ケーキ?」
「とっても甘くて美味しいのよでもディムこれ高かったんじゃない」
「ん!まぁまぁだったぞ」
「ぱぱ声へん」
「バベルそうね変だね」
ディムを睨み付ける
「そんなことよりバベル3歳おめでとう」
「おめでとう」
「ぱぱままありがとう大好き」
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