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痕跡発見

書くのむじぃー

「超低速化、部位加速」

時を止めてしまうと本来動けない筈のバベルが等速で動いてしまう為、止まってると錯覚するほど遅いて低速化のデバフと不規則に身体の一部だけ数倍の速さで加速するバフを掛けて身動きを極力封じ衝撃波による遠距離攻撃を数百発ほぼ同時に撃ち込むが人1人入る程の水で出来たドームが展開される

「やっとこの世界の全てに適応出来た。これで魔法も使えるし体も自由に動かせる」

(遂に適応したかなら次の拘束手段を使わないと)

「次はこの鎖の出番だな」

デバフを掛けたのにも関わらず何の魔法も使わず素のステータスだけで普通の速度で難なく動くバベルに引きながら超高速化、超加速、そして手始めに自強化を100倍から開始し、また空を殴り衝撃波を生んで攻撃するがその威力は先程の物とは別格で音に至っては雷が落ちたと錯覚するほどに轟いていた

「どうなってんだよあの水」

それでも崩れないドームに295倍まで引き上げてようやく破壊したら認識するよりも早く最初っからそこに合ったと思わされる程に唐突として地面から影世界の天井まで繋がる魔の鎖が幾万と出現したと思いきやそれだけでは済まず人が通れる隙間もない鎖同士の間を蛇の如くスルリと通り抜けて迫り来る水人形が数えるだけで8体はいた

「なんだよ此、身動き1つ出来ねぇ!来るな来るな」

鎖が多すぎて関節は曲げれず四肢を固定されて動けない状態に陥いるトキが咄嗟に周囲を低速化にする魔法を張り襲いかかる8体の水人形を限り無く止まっている迄に抑えていたが、真上を取った水人形が形態を変え範囲外の鎖を利用して伝りトキの皮膚に触れた瞬間水は体内に侵入し体に異常をきたし始める

(鎖から落ちてくる水が止まらないだと本当によくわからん鎖だな)

「うぶっ」

体内に侵入した水が体液と同調し膨れ上がると同時に鋭い針状に変形するとデバフとバフが消えたのを感じ取り、1本の鎖を除き全ての鎖を消滅させるとトキが崩れ落ち口を開けて倒れこんでいたらある程度の長さにカットした鎖を口に突き刺し流し込んでいる間に時間が巻き戻り生き返ったトキが目を覚ますと有り得ない状況と喉に感じる異様な感触に嗚咽が止まらずドタバタと体を動かし逃れようとするが全てを飲み込む迄は離してくれなかった

「はな、はなせおら。おぇ、うぶ何食わせやがった」

「鎖」

「おま!何て物食わせてんだ」

飲み込んだ鎖を取り出そうと魔法を使うが上手く行使出来ず不思議がっていると髪を掴まれ現実世界につながるゲートへ投げ飛ばされ出て来た所と言えば上は青空下には雲があり遥か底に海がある空中に玉ヒュンしていると遅れてやって来たバベルが水の翼を生やし滑空するとトキを回収した後海上に着陸した

「ちょっと待って魔力が上手くねれない」

「鎖のせいだね」

「なんか、喉から鎖が出てるんだけど」

「うん鎖だね」

鎖を巻くとか付けるとかでは無く喉から生えている異常事態にバベルの首を絞めようと両手を首元まで持って行った所で海から生えた触手により止められ宙に浮かされてはそのまま運ばれてしまう

「なんかこの姿見せしめに島流しされた犯罪者の図見たいなんだけど」

「容疑は俺に歯向かった罪」

「だまれ。ところで何でこんな場所に降りたんだ」

「地上に放った水人形の1体がここら辺の海上でメモリの衣服を見つけそして目星をこの周辺に決めてから2日全力で探したら見つけた」

(こいつ全力って言ったか?いったいあの水人形を何体生成させて捜索させていたのか気になるが考えるだけで寒気がする聴くのはやめておこう)

潮風を感じながらやや速く思う程度の速度で移動していると2人の目の前に7m強の波が迫って来たと思いきや目を凝らして見るとゾッとする程に大量な魔物が群をなして襲い掛かって来ていただけだった

「雷魚水群」

体内に電気を宿した魚型の模型を迫り来る数の半分にも満たない数を海の水を利用し一瞬にして、創造そしてコンマ1秒も経たないうちに一斉発射させる姿を水面から見ていたトキは誤ってもこんな場所では喧嘩を吹っ掛けないように誓っている間に魚型の魔法が当たったらしく魔物の肉片と共に海水が壮大に飛散する

「おいおい次は空から来てるぞ」

「弱い癖にキーキーと口は猿みたいにうるさいな」

「はぁ?アレぐらい魔力使えなくても倒せるし」

「あっそう、、、じゃあ、お願いしよかな」

触手を使い空へとトキを投げ飛ばすと上手いこと魔物の背中に着地し並走しているもう1匹に飛び移ろうとジャンプすると足場に使っていた魔物の背骨が粉砕そして羽を動かせなくなりそのまま海に落ちて行き窒息死した

「そのちょうしで陸まで頑張れー」

トキの踏ん張りを下から拝み水面を滑って移動していたバベルはいつの間にか目指していた大陸に上陸しており、維持と操作に使っていた魔力をメモリに1番近い水人形へ集結させると爆発的に力を増した所為でスキル勘を使わずとも一瞬だけだがある程度の場所を把握出来てしまい、ある程度に強い奴はこの反応に気づけたのだろう急激に膨れ上がった魔力に驚いたトキが魔物の背中から落下し砂浜の上で追突した

「こんな風になるんだ…急がないと見逃す」

水人形の視野を共有するとメモリも気付いたらしく既に魔物達に囲れ戦闘が始まっており追跡どころでは無くなっていた

「トキ遊んでる場合じゃないぞ」

首から生えていた鎖が伸びてバベルに掴まれると収縮し落下死したトキの死体が地面や木々、岩に当たりながら近づき目の前に見える時には首から下は何処かに引っ掛かったのか存在しておらず凄く軽かった

「いくぞトキ」

「この鎖の所為で戻る速さが遅いんだけど」

「やっぱ凄いなその権能!スキル効果激減の能力がある魔の鎖を飲ましても3分後位には元の姿に戻りそうじゃん」

「えっ?気付いてたの」

「ヒナとソラが口を滑らしてな保存だっけ?健康体の体をセーブして死んだ時に自動的にロードしてるんだろ、それも魔力無しでどうりで何百回殺そうと復活するわけだわな」

祐逸鑑定で読み取れなかった能力を知られておりこの鎖もおおよそその対策として付けられたんだと冷や汗ダラダラで焦っていたトキに勘づいたバベルが悪戯な笑を浮かべながら頭をお手玉みたいに宙に投げ始める

「多分次殺したら死ぬだろうな」

「ッ、」

「まぁやらないけどね、どれだけイラつく野郎でもこれ程丈夫な的はないからね」

持ち運ぶのも怠くなって来た為元の体に戻る一瞬だけ魔の鎖の効果を消しニョキッと生えた体を抱きしめ本物の死の恐怖を今日初めて感じたトキは生存本能なのか無意識の内に角の立つ言い方を辞めていた

「ストップ」

今現在も戦っている水人形の元へ向かっていたバベル達だったが勘に不思議な反応が示された瞬間、闇服の上位互換、影服を使用し悟られないようにしたが、しかし反応の持ち主が向かっている所が同じ水人形の場所らしくこのまま進めば合ってしまう

「鑑定出来る範囲まで進む」

「わかった」

反応に気付いたという事はある程度の実力者以上だと分かっている為、第一目標を追跡から安全確認にして進み鑑定を何度も掛けながら距離を詰めていると範囲に入ったらしく鑑定内容が目の前に出現した

「unknown!」

「あんのうん?」

(コイツは生かしてはいけない殺す殺す)

神を自称するアイツらの仲間だと一瞬で理解したバベルが冷静を保とうとした上で頭の中で考えている事は如何に殺すかしか無くトキを放置して反応した者へ一直線に進み先制攻撃を喰らわし頭部を破壊する

(範囲内に全く同じ反応が複数だと!こっちに近づいてくる)

殺害した事が他に居た神に連なる物達に気取られてしまったが、あくまで気取られたのはここに配置した者が殺されたと言う事実だけであり自身の居場所を把握した訳ではないと考え、直ぐに反応する者の近場の水に魂を移しては殺すを反応が無くなるまでし続けた

(やっぱりunknownって表記する奴らがメモリを攫ったのか)

この陸でunknown表記する奴はこの分身野郎だけで無く後二体はいると似た様な反応から察して急いで向かおうとすると既に合流しており、相手のステータス情報も無しに2体1は流石に不利と感じたバベルは急遽鎖を利用してトキを呼び出す事にした

「能力を解放させるからアイツら2人をデバフを掛けたり何とかして一緒に殺すぞ」



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