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ロウル戦争前日

書くのむじぃー

騎士団隊長自ら赴き騎士が威嚇する姿から市民も分かるような一触即発な状況を目にしようとバロニカ国に住まう人々が集まる中、数日前に国へ到着して待っていたミコミル達も当然気付きいつでも救出出来る位置に潜んでいた

「やばい」

「今からでもやりあう感じするんですけど」

「あの2人の間に火花が見えるよー逃げたい」

ミコミルと少女組の二手に分かれ合図を待っていると離れていても感じる冷気を放っているカミラの挑発に乗る隊長パピオンが両手のガントレットへ魔力を注ぎ黒から白に変貌と同時に足元の土が次々に緑豊かになり花が開花する

「本気でやばい逃げない」

「ありよりのあり」

「でもあのままにしてたらステータスがそんなに高くないカミラがポックリ逝っちゃう」

緑の侵食が早く既に民衆の足元まで花々が咲き開いていたがカミラ周辺だけは冷気の寒さに耐え切れず緑が咲いては枯れるのを永遠と続く膠着状態だったが、鎮火させようと止めに入るミルバはカミラの肩へと手を置いた瞬間パピオンや周りの騎士達がどよめき始める

「ミルバさんが誰かに接触した!」

「パピオンさん以外にあんな親しく!」

「嘘だろ耳元で内緒話し始めたぞ」

「あのドがつくほどの人見知りの副隊長が!」

ミルバの素行を知っている人ならではの反応だろ、それもそう此処にいる騎士達も未だ朝の挨拶程度しか会話をした事がなくへたしたら数年間一緒に命を賭け戦っていたミルバ隊の中にも会話がままならない人が居るくらいには酷いのだ

「ミルバが数週間の奴にそこまで、、、こっちに来いミルバ」

「すみません、僕はこの人達と旅をしていて…所で誰ですかあなたは?」

予想外の返答にフリーズするパピオンと戦闘が激化すると踏んだ騎士達が周りに集まっていた人々に避難警告を告げると一緒に等間隔で離れ横列になると魔法で建物並みに高い防御壁を何層も生み出し一つ一つは薄青い色だが何枚も重なった事で真っ青になり奥行きが見えなくなる

「お前ら持ち堪えるぞ」

「「「おう」」」

獣の如く飛び掛かって来た女へ薄い魔力で纏わせていた雫を解放し雪崩にも似た量の氷が突如と生成され、圧倒的質量で押し流されたかと思ったが瞬きする間もなく破壊音と衝撃が氷の向こう側からしミルバが鞘から剣を抜こうと柄に触った瞬間ヒビが入り透き通る氷の中を何かが貫通してカミラの太ももに突き刺さると同種の物が次々と氷を通り抜けて襲う

「あっまず」

ミルバの一振りよりもルイのスキルが発動する寸前より氷が生成される一瞬にも満たない間に雫がカミラの腕を掌握し、傷を負った太ももに突き刺し主人である血を吸すうと共に保持しているEXスキルを一時的に覚醒させ血食者は悪食へ、共鳴が以心伝心に永久凍結は氷変操化に変わり果てた

「ンッ!」

以心伝心によりこれまで感じ取れなかった無機物である雫の意識が微かに感じ先程覚醒したスキルをどう扱えば良いか頭に流れ、一つ目のスキル悪食を使い空間を喰らわせると貫通して来た弾丸に似た物の軌道が真空になった空間へ引き寄せられる

(助けてくれたんだね、雫ありがとう)

以心伝心で感謝を伝え普段使いしている包丁第2変化の柳刃包丁、第3変化の骨切り包丁をイメージすると本来同時に存在出来るのは一本の筈の雫が3本になりその全てから微弱な意識と冷気を感じ取れた

「私を守って」

無数の穴同士がヒビで繋がり耐久力が無くなったタイミングでパピオンがパンチを一発入れると容易く砕け、地面を数回触れながら距離を詰めてカミラの影を踏み身動きを強制的に封じほぼ同時と言っても良いほど早く的確に急所に拳を振ると第2と第3の雫がカミラの背後から左右に別れ真空を作り出し、凄まじい吸引力によりパピオンの両腕が捥げ左側の刃が肌を掠めた瞬間今までの凍結のレベルを超越し体の芯から凍り氷像へなりカミラが解いた時にはパピオンの姿はなく水溜まりが出来ただけだった

(今の魔法!バベル様と同じ影魔法)

「終わったよー」

「カミラ、女、女が生きてるそれも2人になってる」

振り返って来たカミラにそう報告するルイに驚いて周りを見ると落ちていて当たり前の腕は無い代わりにパピオンが立っていて不思議だがそれと同じぐらいに両方共が全く同じ装備を着ていた事だ

「どうなってるんですか」

「そんなのどうだって良いだろ私はお前を殺してミルバを返してもらうただそれだけだ」

「それは此方の台詞だその魔剣どうなってんだ、突然増えたと思えば空間を切って腕を引き千切られるは気が付けば死んでいた何をした?」

「「「ストッープ」」」

「ミルバさんはお返しします」

謎の青い幕により見えなくなり一度集まった4人は戦況を把握出来やすそうな屋根へ一緒に移動し横入りのタイミングを待ちようやく訪れた瞬間を逃さないように勢い良く仲裁に入る3人と少し遅れてやって来たミコミルが間髪入れず交渉を持ち掛けた

「ミコミルさん勝手はやめて欲しいんですけど」

ミルバの腕を引っ張りパピオンに引き渡そうとするミコミルの手首を咄嗟に掴み止めたカミラだが今の状況と此れからの事を考えると必然的に相手の条件を飲んだ方が良いと淡々と諭されるが聞く耳を持たなかった

「なぜ私が貴女の指示を聞かな駄目なのかしら?主人でもない筈ですが」

「指示?ごめんなさい、言い方が分かったねミルバを渡すだからその手を離せ」

「そうですか、でもミルバさんが記憶を取り戻すまでは嫌です」

予想外の人達でバチバチし始め慌てふためく少女3人は止めに入った方が良いのか身の安全を見て離れた方が良いのか、どうした方が賢明な判断なのか密会しているとパピオンが2人の会話を聴いていたらしく驚いた表情でカミラ達に近づく

「ん?えっどういう事だミルバ本当に私を忘れたのか」

「すみません、何も思い出せなくて」

「そ、そんな…何故早く教えてくれない」

何かを思い出そうとするミルバの顔が徐々に苦悶へと満ちていき息が荒くなるのを目にし、弱々しく萎んでいき何故教えてくれなかったのか先程の迫力を感じない覇気で聞いて来た

「突然襲って来たから言い出せなかったんですよ、そう言えば貴女は誰なんですか」

「私はバロニカ国騎士団隊長パピオン、そしてミルバの姉だ」

「僕のお姉さん?」

ピント来ないミルバの呟きが耳に届いたパピオンはまたしても萎れていきカピカピになっている所に少女3人組が姉弟で強いとかどんな遺伝子しているだとか、姉弟で騎士団2トップとか凄過ぎなどの称賛しながら強い秘訣を聞く

「私は生まれ付き特殊な魔力の持ち主だから、ミルバは私を1人にしない為に死ぬ寸前まで剣の鍛錬をし続けたからだろう」

「スキルに特殊な物は無いけど」

模倣を駆使して鑑定を掛けたメルだが人間が持ってて似つかわしく無い物が複数あったがそれだけで特殊と言う程のスキルは無くそれどころかEXスキルは1つも持っておらず、ならばと既に白から黒へ色が戻り装備している軽装な鎧とガントレットを鑑定してみると目を疑う能力が書いてありそれを着て今も生きているパピオンに驚愕を隠し切れなかった

「君は鑑定持ちか私のはスキルじゃ無くて体質見たいな物らしい、私の魔力は生命の成長を促進させる効果があり地面を触ると大樹が生えに小魚を2、3秒も触れれば大人1人程の大魚へ変わる」

「その鎧着て大丈夫なの?」

「鎧も見たのかまぁ当然か、実はね魔力を保有している私にも制御の出来ない促進効果が及ぶんだそれも際限無く逆に此れを着ているからこそ制御は出来て人の形を保てているんだけども」

違和感を覚える発言に首を傾げるメルとその隣でメリットしか無いじゃんと羨ましがるヒナとソラに近づき、身長差の所為もあるが明らかに見下しゴミを見るような目線を向けて来るミルバに場の空気が一気に固まる

「馬鹿言うなもっと姉さんの気持ちを考えてから物事を話せよその魔力の所為でどれだけ苦しんで来たか今生きているのも奇跡の上で立っているだけなんだぞ、だから嫌いなんだよお前らみたいな簡単な頭をしている奴らわ消えろ姉さんの前でさっさと詫びて死ねそれとも俺に四肢を切られて豚の餌にでもされたいか」

「「っ!」」

2人はミコミルの背後に隠れミルバから離れようとするが足を引き摺りながらも近づいて来ようとする足音にビクビク怯えていると音が突然止み怖いもの見たさで顔を出すと丁度地面に倒れるミルバと1番早く駆け付けて対応するパピオンの姿があった

「だいじょ」

「私のミルバに触れるな」

パピオンの次に近かったメルが対応の手伝いをしようとした瞬間、記憶を無くしても構わず庇ってくれた最愛の弟であるミルバがまた離れていかないよう抱きしめ誰も近付くなと言わんばかりに攻撃的な毒花や一度でも刺されば抜くことが困難な薔薇の蔦が2人を囲うように発生した

「誰にも譲らない…誰にも、決して」

「レトリック国が魔物の軍勢により陥落し、翌朝には飛竜やグリフォンと言った空飛ぶ魔物達が山を超えてやってくる」

箒を跨がり空を飛んで来た古典的な方法と服装の魔女がやって来ると周りに居た人達と目が合う中でミコミルとも必然的に合うとニヤリと笑いながら降下し始め魔導隊隊長が乗っていた箒を杖代わりに構え突き付ける

「久しぶり契約の魔女」

「此方こそです重力の魔女」

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Twitter@Ae21665916


防具 衰弱衰退の鎧(呪シリーズ)

ステータスAll1000%(運は除く)+防御力1000%


スキル

束縛の呪い

EXスキル

衰弱衰退 限界突破


武器 ガントレット(呪シリーズ)

名前 黒白無双藍

黒状態 攻撃力100% 白状態 攻撃力300% 藍状態 攻撃力1000%+EXスキル晴天夜空


スキル

束縛の呪い 硬化 老化

EXスキル

生命搾取


束縛の呪い

一度でも着用すれば装備者が死ぬまで決して脱げない

衰弱衰退

装備した瞬間その者の肉体が死ぬまで衰弱、衰退し始める

限界突破

装備者のありとあらゆるスキル、EXスキルが一時的に進化する

老化

老いる速度が倍になる

生命搾取

毎秒体力が100吸われ装備者の任意で倍吸わせるとガントレットが白く変色し、毎秒1000吸わせる事により藍色になる

晴天夜空

ガントレットが藍色になった時に使用できるEXスキル。

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