48.カーチェスのメモ
今回はまとめです。
「とりあえず、今まで聞いた話を整理しとこう」
カーチェスは部屋でノートを開け書き出す。
スカルの事件→BA大戦を終わらせるきっかけとなったスカルオート近郊での大爆発事件、この事件で当時軍人であったスバルさんの両親は亡くなった、この事件を当時の軍はレジスタンの仕業と決めつく、二度と同じ過ちを繰り返させないようにと、瀬戸総一郎を中心にレジスタン対抗組織、guardianが創設された。
スバルさんはリマホルさんの研究からこの事件はレジスタンではなく、瀬戸総一郎がguardianを作るために起こした自演だと考え行動を開始する、軍が起こしたのは確定したが関係者がわかるまでは行動できない。スバルさんもリマホルさんも言わないけど、軍が関係してるからといって瀬戸という人が確実に関係してるとは言いきれないのは事実だ。
ちなみにここまではスバルさんにもリマホルさんにも確認をとったので間違いはないと思う。
次はリマホルさんの研究について
natural-blue現象→別名機械系統混乱現象、カンデロートと呼ばれる機体が機器を混乱させたり、エネルギー系統を吸いとったりする現象で、カンデロートが青い気体であることからリマホルさんがこの名前をつけた、ちなみにカンデロートは当時の研究チームの名前らしい、リマホルさんが提唱し第一発見者と思われたが、ユノさんの話によると研究は軍が僕らの子供の頃から極秘に始めていたようである、そのときはカンデロートはアンフィラメントと呼ばれていた。
リマホルさんの研究の結果からカンデロートには3つの作用があることがわかった。
a現象→他のエネルギーを取り込みカンデロート自体のエネルギーに変える。同時にエネルギーを吸収するときに磁場かなにかが生じ、機械を混乱させるようである。
b現象→a現象による巨大化またはカンデロート同士の集結により一定以上の密度になると膨大な熱エネルギーを生む物質になる、さらに密度が高くなるとたまったエネルギーを一気に放出するブルーディストラクションという大爆発が起こる、これがスカルオート爆発事件の原因だとおもわれる。
C現象→人体の硬質化、また木々などにも似たような現象が見られる。
今までnatural-blue現象と呼んでいたのはa現象に当たるようだ。
さらにユノさんの情報からなにか特殊な薬を投与することでC現象が発展し人間がBAのようになる(軍ではそれをNABAと呼ぶ)、現象が起こるようだ。
このことから大量の人間を生け贄に大量の兵器を造り出せることがわかった、だから僕たちはそれを阻止しなければならない、力で世界を抑え込むようなことがあってはいけないから。 スバルさんはたぶん今すぐにでも瀬戸って人を倒しに行きたいのかもしれない、だけど 事件に関係してる人が全て分かるまで迂闊に手を出さない方がいいと言っていた。
あっあとエンドリーコウドにはまだ謎が多いみたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。次話もよろしくお願いします。