表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

森を出て……

二章スタート!!

「ふう、外の空気はやっぱり違いますね」


 私、シン・ガーベラズ・アルリロードは、『終わりの森』を仲間達と共に出て、街へ向かっていた。


 この七年間で、背も伸び大人のようになったと思う。口調も変わったし。ユズリアは成長したのだが、小柄ですね。ノアは変わっていません。まあ、武器ですから。


 新しい仲間も加わりました。


『俺だな』


 まあそうですね。彼は、龍さん。スキルオーブの人、だとわかります。あの後、スキルオーブと一緒に来てしまったんですよ。まあ後にして、


「ねえ、どこに行くの?」


 新しい仲間の一人がこの子、リヴァイアサンの幼体である、愛称はリヴァです。人型形態になれるので、今はなってもらってます。


「街ですよ」


「街?」


「ええ」


 リヴァの問いに答えていると、


「主よ、街が見えてきました」


「はい、目視出来ます」


 全身真っ白の男性が、そう報告してきました。この人は、召喚魔法により呼んだ者の一人です。本当は、白い馬に乗っているのですが、今は乗っていません。同じく呼んだ、赤い馬に乗った大男、黒い馬に乗った細身の男、青白い馬に乗った男がいます。能力は、『支配』『戦』『飢餓』『疫病』で、これに『黙示録の四騎士じゃねーか』と龍さんがいってきたので、それぞれの名称がそうなっています。


 その一人、ホワイトライダーは、私達の警護に。レッドライダー、ブラックライダー、ペイルライダーは周囲の偵察です。


「あの街は、グロンゼル男爵が統治しているグロンゼルの街ですね」


 グロンゼル男爵というのは、ヒィーレル侯爵の派閥にいる武人です。大剣を振り回し、戦場を駆けることから、暴れ馬という二つ名がつきました。


「たしか、冒険者ギルドもあったはず……そこで、冒険者になるのも、一つの手ですが…」


「主の存在をギルドが把握してしまう可能性がございます」


「……ですよねぇ」


 一番の問題は、そこなのです。そこから、国王の耳に届いたら、旅が終わってしまう。それは、だめなのです。


「まあ、今は考え込んでもしょうがありません。後々、考えるとしましょうか」


「御意」


 そして、私達はグロンゼルの街へ向かったのでした。


世界観紹介


王族・貴族とは

アルリロード王国では、傲慢な貴族は三割、国民のおかげで我々がいるという貴族は七割。王族は、バルトロ以外後者。貴族は、苗字が一つ、王族は、苗字が二つある。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ