表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/7

これが一目惚れというやつか

彼目線

自分は失礼ながらも

勇気を出して告白してくれた彼女に理由を尋ねた

その彼女の返事は

“恋に理由はいらない”


これが一目惚れというやつかと思った

自分は現実に現実性を感じないから本を読む

本の中には可能性がある

実際は知らないが

こういうのを人は一目惚れと言うのだろう


そうか、今まで気づかなかったが

自分は思ったよりもイケメンだったりするのか

と考える


だが、ならなぜ今までモテなかったのだろう


どうやら人は自信を持つと知らぬ間に自意識過剰になるらしい

自身がイケメンであることを程に考えてしまう

随分と恥知らずなやつだ


そもそも一目惚れすると言う感覚を自分は知らない

だから理解もできない理解できないことを理解することは不可能だ

だから考えない


今は目の前のことを考えようと考える


自分の脳内で処理が開始されると

もう1つの可能性が現れた

それは罰ゲームという線だった


失礼を承知して目の前の彼女に


“もしかして罰ゲームだったりする

もしそうならもう大丈夫だよ…”

と言った

正直本ではあるあるだった 一人だけで盛り上がってドッキリでした展開というのは


まさか自分がその対象になる時が来ると思ってなかったが

いざ尋ねるセリフを言うと 結構辛いものなのだと知った。

次は1時間後

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ