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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

バビロン~~先輩と海で───

作者: たー↑みなるさん

なろうに投稿するのは初めてなので初投稿です。

処女作なので拙いとは思いますがよろしくお願いします。

「わー見てみてトン、海だよ!太陽が眩しいよ!風が気持ちいいね!」


「はいはい先輩、わかりましたからはしゃぐのは止めてください、子どもっぽいですよ」


私はトン、性別は女。本名じゃないけどみんなからはトンと呼ばれてる。そして目の前にいるのはいつもお世話になってる大学の先輩で私より身長は小さく、可愛い感じの女性だ。今はその先輩と海に来てる。なんと先輩はお金持ちでプライベートビーチを持っているのだ!昨日いきなり電話がかかってきて「トン、明日海行かない?夏休みの思い出に、2人だけで泳いだり焼いたりしようよ。」なんて言われた。お金持ちだと噂には聞いてたけどまさかここまでとは。



「ねートン、聞いてる?駄目だよぼーっとしてちゃ、早く着替えよ?」

おっと、回想してたら先輩に怒られてしまった。考えたら周りの声が聞こえなくなる癖は治さなければ。

「トン、ビーチで水着に着替えちゃってもいいよね。」

「先輩、周りから見られるのでは…」

「大丈夫大丈夫、多分見えないから♪」


…一体何が大丈夫なんだろうか、先輩がそういうなら従うしかないけど…。


先輩がすぐに着替え終え、何かを取りに行った。そして私が着替え終わる頃に戻ってきて、


「オイル塗りあいっこしよ!先私が塗ってあげる。」

そう言って私に寝そべるように指示を出し、オイルを塗ってくれた。「じゃあ私が塗ります」と言ったら先輩は横になり、なぜか嬉しそうに私に塗られてた。


「トンさ、海に入る前にちょっと横にならない?ここまでの移動で疲れちゃって…」

私も疲れていたのでその提案は嬉しかったけど「先輩が疲れたならしょうがないですね」なんてイジワルを言ったら、先輩はほっぺを膨らませてた、かわいい。


暫くビーチパラソルの下で横になってた。そうしたら先輩に

「のど乾いたんだけどトンもいる?」

と聞かれたので「あっ、じゃあお願いします」と答えたら先輩はコテージに飲み物を取りに行った。



しばらくすると先輩が両手にコップを持って戻ってきて、

















「アイスティーしかなかったけど、いいかな?」











「あっ、ありがとうございます。」















私は受け取ったアイスティーを一気に飲み干し、先輩としばらく泳いだ。


そして「そろそろ暗くなってきたし戻ろっか」と先輩に言われコテージに向かおうとしたところ───

───私の意識は暗転した。






ここはどこだろう?なんか体があったかい……


目が覚めると手錠をかけられ腕が思うように動かせず、水着を脱がされて全裸だった。そして一番驚いたのが、普段無邪気で可愛い先輩が、息を荒げていた。

「先輩!なにしてるんですか!やめてくださいよ!」


「暴れないでよ…暴れないでよ…」


「先輩!!ちょっ、……まずいですよ!!」


「私、あなたの事が好きだったの…」



驚いた。先輩が私の事が好きっていうのはこの状況を鑑みるに…多分、というか絶対に恋人として。でも女の子同士なんて…と考えていたら先輩は布に薬を付けて私に嗅がせた。その後はもう正常な判断が出来なくなった。



おそらく私も先輩のことが好き…とまではいかないけど気になっていたのかもしれない。だから強く拒めずに先輩を受け入れてたのだと思う。




「またこんども海に来ようね。」

「…はい。」


 2人は幸せなキスをして終了。

いかがだったでしょうか?

なるべくほんへとずらしながら、でも大まかな流れは変えない──を目指して作りました。

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