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は?俺が聖女?いや、普通に嫌なので家出します~筋力&防御が測定不能な聖女?~  作者: しろいくろまめ
第1章 聖女とか嫌なんだけど
7/9

第7話 誰が馬鹿だい!!

すみません!!遅くなりました!!

今回初めてステータスを書いたのでおかしな所があるかも知れませんので何かおかしな所が有ったら言ってください!できる限り直します!!

では今回は前回から4年後、ユーリ12歳からです!!どうぞ!!

ちゃおちゃお〜あの双子事件から4年がたって俺は12歳、双子は7歳になったぜ...え?2.3.4年と1年ずつ増える年号増えてるって?たまたまだ!!

さぁ、そんな俺はただいまある準備をしている...


「ユーリ、準備出来たかしら〜そろそろ時間よ〜」


外から母さんの声が聞こえてきた


「おーん、準備出来てるけど正直こんなの必要か?」


俺は今おめかしをしている。何故かというと今日は、どうやら12歳の子供たちが自分の適正を知ることが出来る儀式があるらしい

ん?なんで12歳なのかって?いやなんでも神様から神託が降りたとかで100年以上前から12歳からこの儀式を行っているとかなんとか...別に12歳じゃなくてもいいと思うが、まぁ、そういう決まりらしいので今年12歳になった俺もこの儀式に参加するわけだ。正直に言うと俺の適正は剣士か武闘家だと思うんだよなぁ、父さんが剣士だし、母さんは武闘家...なんでも親の適正を引き継ぐのが大半らしくてそれ以外は稀に二つの適正が混ざったものだったり(例:家だと剣士と武闘家を合わせて武闘剣士だったり)もしくは全く違う適正が出たり(例:剣士の親から魔法使いの子供が産まれたり)するらしい。といっても殆どは最初の親の適正を引き継ぐらしいから心配ねえだろ...おい、誰だ今フラグって言ったやつ表にでろやオラァ!!

そしてもう一つわかる事がある...実は俺的にはそっちのが気になる...それがステータスだ!!実は俺は産まれた時から力が異常に強かったそれに3歳の頃知ったが頑丈さ...いわゆる防御力が異常に高かったりとやべぇ事になってる。しかも力に関しては日に日に強くなっている。一応コントロールは出来るからものを壊すことはないが(最初の方とかよく壊したりしてたが…最近も気を抜いたら偶にものを壊してしまう)今回の儀式で今俺のステータスがどうなってるか知りたいと思ってる。


「何言ってるの!こんな日だからこそおめかししなきゃダメでしょ?」


「いやいや母さん俺は別におめかしなんてしたくないんだけど...」


今俺が着ているのは赤と白のワンピースを着ているの...なんか股がスースーして嫌なんだが


「貴女はそう言って何時も男の子の服しか着ないんだからこういう時ぐらいはそんな服もいいでしょ!!」


「うぐっ!そ、それはそうだが...」


そんな風に俺と母さんが話していると...


「あ!姉様可愛い!!」


「ホントだ可愛いお姉ちゃん」


二人の天使が現れた。


「そ、そうか?」


「うん!姉様いいなぁ私もそんな服着たい!!」


「うん、可愛いし綺麗だよ」


「そ、そうか!じゃあ、姉ちゃんこれ着て行ってくるな!!」


「ホントこの子達に言われたらこうなんだから…」


そんな風に母さんに言われたが知ったこっちゃないね!!我が弟と妹は最強!!これ常識OK?

さて、そんな二人の天使達だがあれから4年たった今、更に最高の兄弟になった!!

まずは弟のユート!!昔あんなにオドオドしてた弟は今はいない!!リィンに連れられてよく外で遊んでたお陰か結構積極的に外に出て遊ぶようになった。でも暇な時間さえあれば良く本を読んでいるところを見つける。外にも本を持ち出して読むぐらい本好きである。

次に妹のリィン!!リィンは昔と変わらず活発な子だ、ユートを連れて外に遊びに行くわ、俺を無理矢理遊びに誘うわで結構俺に似ているところがあるのかもな!!俺も良く前世でちっさい頃妹を外に連れ出してたしな!!後は喋り方が女の子っぽい口調である事を母さんが地味に泣いて喜んだりしてた。なんでも俺の口調が移らなくて普通に女の子っぽい口調に感動したとか...おぅ、なんかすまんな母さん...でも俺はこの口調を治す気はないぜ!!

そんな二人の要素はユートが母さんと同じ銀髪で髪を短く切っている。目の色も母さんと同じく透き通るような青色

リィンは父さんと同じ燃えるような赤髪で長髪、目の色も父さんと同じく真紅の赤色をしている。

こう見ると俺の要素って父さんと母さんの色を分けたような色だよなぁ…髪は銀髪に毛先が赤色で首辺りまで伸ばしている、目は赤と青を合わせた紫色だし...という事は適正も二つ合わさった確率が高いって事だよな!!やったぜ!!...で身長は二人とも俺と殆ど変わらない...そう、殆ど変わらないのである。5歳も離れた弟達のと俺の身長が.......なんでだァァァァァァ!!!???なぜに!?なんで5歳も離れた弟達と身長変わらんの?なんで!!そりゃあさ、ちょっと他の子より背伸びるの遅いなぁとは思ったよ?でも成長すれば伸びると信じてたんだよ?なのに何故...9歳頃から背が伸びなくなったんだよ!!なに!?129cmって!?低すぎんだろ!!新手のいじめなの!?俺にはこれ以上身長いりませんてか?喧しいわ!!しかも7歳の弟達にもうすぐ抜かされそうだし…9歳で止まったんだよ?なんで7歳の弟達に背抜かされんといかんのや!!!...はぁはぁ絶対コレ幼女神(笑)の仕業だろ...俺が幼女って笑ったから俺を幼女にしようとしてんだ絶対そうだ!!次会ったら絶対殴る!!

おっと、そろそろ行かんといかんな...


「それじゃあ、姉ちゃんは行ってくるから家で待ってるんだぞ二人共!!」


「うん!気おつけてね姉様!!」


「いってらっしゃいお姉ちゃん!!」


「いってらっしゃいユーリ」


「おん!行ってくるぜ!!」


俺はそう行って目的地に走って行った。
















「よーし!着いた!!」


「おー、遅かったなユーリ!!」


「あ、ユーリちゃん」


「おお、二人ともいたか」


俺が儀式場もとい村長家に着くと二人の子供がいた(俺より背が高いが...)

最初に言葉を掛けてきたのがダステン、鍛冶屋の息子だ。昔コイツが女の子を苛めていたので絞めたらなんか『お前はオレのライバルだ!!』とか言い出して、その後も絡んできて結構気の合う悪友といった関係だ。

その次に喋ったのがティア、商人の娘である。彼女はさっき言ったダステンがいじめてた子で助けてから何気に交流が会って仲のいい幼なじみって関係だ!!え?ダステンは違うのかって?アイツは悪友で十分なんだよ


「にしても相変わらず背ちっせえなユーリは」


「アァ?誰が背ちっさいだとゴラァ!!」


「喧嘩は止めようよ二人とも...」


「ちっ!ティアの顔に免じて今回は許してやるよアホダステン」


「おぉそうかいそりゃありがとさんチビユーリ」


「あぁん?」


「おぉん?」


「だから止めようよ!!」


そんな風に俺達が睨み合ってると...


「何やっておる問題児二人組バカな事やってないで早く入ってきな」


そんな声が聞こえてきた。


「げぇ、ババァ!」


「うげ!ばぁさん!!」


「あ、村長今回はよろしくお願いします。」


「あぁ、よろしく頼むよティア...それとバカ二人は村長とお呼びと何度言ったら分かるんだい」


そう言ってババァ...もといこの村の村長が家から出てきた。


「へっ!ババァにババァって行って何が悪い!!」


「そうだ!ばぁさんはばぁさんだろうが!!」


「もう!二人ともダメだよ!!」


「はぁ、この馬鹿どもは...まぁ、いい、入ってきな」


「うーい」


「ほいさ」


「は、はい!」


誰が馬鹿だい馬鹿はダステンだけだろがい!!

俺達はそんなババァの元をついて行った。


「それじゃあまずはダステンからだね」


「お、オレからか!」


そう言ってダステンはババァの前に立った。


「...ではやるよ」


「おう!ばっちこい!」


「じゃあ此処に血を1滴垂らしな」


ババァはいつもの間にか置いてあった石版に血を垂らすようにダステンに言った。


「おん」


ダステンが血を垂らすと石版は光だし文字が浮かんだ。


名前:ダステン

職種:鍛冶師

年齢:12歳

性別:男


「よっしゃあ!!鍛冶師だ!!」


「良かったね!ダステンくん!!」


「おう!コレで家を継げるぜ!!」


「へぇ、お前に継げんの?」


「なんだとぉ?」


「やんのか?」


「止めんかい二人とも」ゴチンッ!


「痛ってぇ!」


「痛くねえの?」


「相変わらず硬いねアンタは、まぁ、何度も殴ってるし慣れたよ」


「そうかよ」


ダステンは痛そうにしてたが俺は特に痛くなく逆にババァの手のが気になってしまった。


「というか職種で喜ぶのはいいけど能力値見なくていいのかよ」


「っと、そうだった!!せっかく鍛冶師なのに力弱かったら意味無いもんな!!」


名前:ダステン


能力

体力156

魔力23

筋力102

防御83

俊敏81

知能13

運62


スキル

炎魔法




「よっしゃあ!!筋力100越え!!しかも炎魔法あり!!」


「へぇ、なかなか高いじゃないかい」


「すごーい、ダステンくん!」


「知能低っく!ブハッ!!」


「べ、別に低くていいし!鍛冶師には必要ねぇし!!」


「そうでしゅねぇー鍛冶師には必要ありませんよねぇ〜ぶっははははは!!!」


「テメー!!!」


「はいはい、喧嘩なら外でやりな!!次はティアよ番だからね!!」


そう言ってババァが俺らを黙らせた。


「なんだい、俺は最後かよ」


「別にそのくらいいいだろい」


「まぁ、いいけど...」


「じゃあティア」


「は、はい!」


そう言ってティアもダステン同様石版に血を垂らした。


名前:ティア

職種:商人

年齢:12歳

性別:女


能力

体力 56

魔力97

筋力42

防御53

俊敏62

知能103

運81


スキル

水魔法 氷魔法 収納空間


「や、やった!水魔法!!それに収納空間まで!!」


「えー、いいなぁ収納空間オレも欲しいぜ」


「いいじゃねえか炎魔法有るだけ魔法自体最初からスキルにないやつだって多いんだからよ」


「そうさね、十分すぎるよ炎魔法だけでも」


「うっ!そうだな...」


にしてもティアの能力結構チートだよなぁ、羨ましいぜ


「さて、最後にユーリの番さね」


「おっし!早速やんぞ!!」


そう言って俺は早速石版に血を垂らした。

すると石版は二人の時より強く光った。


「うお!眩し!!」


「な、なんさね!!」


「きゃっ!!」


「うがぁ!目が、目がぁ!!」


なんか一人ほど大佐がいた気がするが気の所為だな…


光で一時的に見えなかった目が晴れて来たな…さて、俺のステータスはっと...


名前:ユーリ

職種:聖女

年齢:12歳

性別:女


能力

体力4235

魔力9263

筋力 測定不能

防御 測定不能

俊敏3211

知能6215

運20


スキル

光魔法 回復魔法 心眼 剣神技 武神技


ユニークスキル

亜空間魔法 聖女 女神の加護 女神の最高傑作

???





「は?」


「「「はぁあぁあああああああぁああああああああああああああああああぁぁぁ!!!!!!?????」」」


は?マジでどゆこと?聖女ってなに!?


「め、聖女様じゃあ!!聖女様が現れたぞぉ!!」


うっせぇ!ババァ!!


平均一般人(農家)のステータス

名前:○○

職種:農家

年齢:××

性別:男


能力

体力60

魔力30

筋力50

防御50

俊敏40

知能30

運40


スキル

なし



と、こんな感じが平均ステータスです。

ユーリ強すぎぃ!!チートにも程があると思ったが止められなかったよ、どうしてもこうしたかったんだ!!そして何気に運は平均以下のユーリ、コレから一体どうなる事やら...とりあえず次回で第1章は終わります。次回も楽しみにして頂ければ。あと、スキルやユニークスキルに関しては次回説明します。ではまた次回〜see you again.....(/_・、)/~~


誤字脱字報告や評価お待ちしています。

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