第6話 おう!男に二言はねぇ!!
ちょっと日付変わりましたが連続投稿です。
まだ前話見ていないようでしたら其方から見ていただけると嬉しいです。
前回から3年後のお話です。
あの森でのお泊まり♪(母さん命名)森での3日間のサバイバル終えて3年がたって8歳になった。
あの後母さんのお腹に新たな命が宿り無事その年に新たな2つの命、男女の双子が産まれた...そしてそれから3年たった今
「ねぇしゃまー!あしょぼー♪」
「あ、あしょぼ?」
今俺はそんな3歳の双子...俺の弟と妹に遊びをねだられてる...あー!可愛すぎる!!何!!この可愛い生物!?流石の俺も気分が向上します!!
おっと、すまない、ちょっと壊れてた。まぁ!家の弟と妹は可愛いから...仕方ないよね!!
...失礼さて、まずはこの子達の紹介をしよう!!
まずは弟のユート!!この子は結構人見知りな弟で双子の方のお兄ちゃんだ、でも俺や家族には普通に話せる。まぁ、たまに吃るときがあるが、そこが可愛い許す!!
次に妹のリィン!!この子は兄と違ってかなり活発な子で良くユートを外に連れて(引きずって)遊びに行ってる。まぁ、ユートは基本家で本読んでるだけだし外で遊ぶのは丁度いいからリィンには感謝だな!!ホント俺の妹マジ有能!!ホント可愛いぜぇ
「おう!いいぜ!遊ぼうか!!」
「やったー♪」
「うれしい」
勿論だとも!可愛い弟と妹の頼みだ!兄ちゃん...じゃなかった姉ちゃんが遊んでやろう!!
「ユーリ?今日は他にやる事なかった?」
はっ!!そうだった!!今日は双子達の誕生日(今日で3歳)でその為の料理に使う獲物を狩って来る予定だったぁ!どうしよ、二人と遊びたいけどココは二人を喜ばしたいし...仕方ない
「そうだった、ごめんなちょっと今日は遊べそうにないや」
「ねぇーしゃま遊べないの?」うるうる
「ないの?」うるうる
うぅ、そんな目をしないでくれ!!すっごい心苦しい!!
「ごめんな?でもちゃんと明日は一緒に遊んであげるしなんならなんでも言うこと聞いてあげるから...ね?」
「ほんとぉ?」グスッ
「...ほんと?」ズズッ
「おう!男に二言はねぇ!!」
「貴女は女の子よユーリ〜」
うぐっ!母さんソコは突っ込まんといてぇな
まぁ、とりあえず獲物を探しに行くかぁ
ふぅ、結構大物を狩れたなぁ、二人とも喜んでくれたらいいなぁ
「ただいまぁ」
「ユーリ!!」
帰ると母さんが血相変えて俺を呼んできた。
「どうしたんだ?母さん?」
「ユートとリィンが!!帰ってこないの!!何時もならもう帰って来てもおかしくないのに!!!」
「え?」
ユートとリィンが帰って来てない?嘘だろ?
「ふ、二人はどこに!!?」
「わからないわ、でも今日は結構悲しんでたからもしかしたら貴女を追いかけて森に行ったのかも...」
「っ!?」
「ユーリ!!」
俺は母さんの言葉を聞くと直ぐに家を出て森に向かった。
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「り、りぃんもうかえろうよぉ」
「だめよ!ねぇしゃまをおどろかしゅためにおいかけたのにかえれないわ!!」
二人はユーリを追いかけて森に来ていた。
「でも、おねえしゃんみちゅからないし...」
「うっ!そ、それは...」ガサッ
その時草むらから音が
「ねぇしゃま!?」
「ぐるる」
草むらから黒い虎が出てきた。
「と、とらしゃん...」
「う、うしょ」
「ど、どうしようリィン」
「に、にげるにきまってるわ!!」
「「ぐるるるる」」
唸り声が聞こえると2体目の虎が出てきた。
「に、にひきめ...」
「ひぇ」
二人は二匹目が出た恐怖で腰を抜かしてしまった。でもユートは何とかリィンの前に出てリィンを守ろうとした。
「「ぐるぅあ!!」」
そして二人に二匹の虎は飛びかかって...
「なに人の弟と妹を襲ってんだオラァ!!!」ドカッ
その時虎を横からユーリが殴り飛ばした。
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さて、目の前の猫共はどう料理してやろうか...
「さぁ、テメェら!!逃げれると思うんじゃねぇぞ!!!」
...ん?なんか起き上がって来ないぞ?
「あれ?もしかしてもう死んじゃった?」
マジかー弱すぎんだろ
「「ね、ねぇしゃまー(おねえしゃーん)!!」」
おっと、二人が抱きついてきた...うーん役得、でも
「二人とも!如何してこんな所に居たんだ!!」
俺がそう言うとユートが喋った。
「え、えっとね、ソ...レは...」
あ、叫んじゃった、これじゃ聞けないよなぁ...するとリィンが
「ち、ちがうの!ユートはわりゅくなさにゃいの!!わたしがおねえしゃまをおどろかしゅうとしてユートをむりやりちゅれてきたの!!だからユートはわりゅくない!!おこりゅならわたしをおこって!!」
「はぁ、わかった」
俺はそう言うとリィンに近づく
「ひっ!」
そんな俺をリィンは怒られると怯えた。
ポンっ ガシガシ!!
「わっぷ!」
「よくいった!流石俺の妹だ!!」
「え?え?」
「おう、戸惑ってんな!別に今は怒ってないぞ?リィンは自分が悪いってちゃんと理解して謝った!!確かにリィンは悪かったかもしれない、でもなそれを隠そうとする奴はもっと悪い奴だ!!でもリィンはちゃんと謝れただからリィンはちゃんといい子だ!!それにユートも良く妹を守ったな!!ユートはとっても勇敢な子だ!!それに二人に気付かなかった俺も悪いしな」
「「ね、ねぇぇしゃまぁぁぁ(ねえしゃぁぁぁぁん)!!!」」
こうして俺達は三人とも無事に怪我をしないで帰って来れた。帰ったら母さんと父さんに三人合わせて怒られたが直ぐに抱きしめて皆で泣いた。
その後は皆でユートとリィンの誕生日を祝って楽しく過ごしました。
時間が足りなかったよォ
すみません、でも一応2話投稿は終わったー
まぁ、明日(日付が変わって今日)も頑張って書いて行きますのでよろしくお願いします。
誤字脱字や評価お待ちしています。