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〜前半〜

ウリ「ここが『賑やかな街』こと、ベスチャフティ。カジノとか、サーカスとか、とにかく娯楽ばっか集まったような街かな。来る人は、大富豪や貴族が殆どで、私達みたいな旅人が来るのは休憩目的のときぐらいかなぁ」


ウリが話しているのは、今俺たちが居るこの街、ベスチャフティのことについて。なんでもウリは科学者として世界的に有名だから、色んな国に研究して回っていたらしい。…自分で有名とか普通言うか?


レイナ「わぁー。街中がキラキラしてて音楽もずっと鳴ってるね!」

チェル「私もう目と頭が痛いんだけど…」


レイナとショーコは相変わらず新しいものを見ると勝手にどっかに行くし、チェルはあんな本ばっかのところに居て平気な癖にこういうところはダメなのかよ。

俺が三人を冷ややかな目で見ていると、ウリが苦笑した。


ウリ「私も最初はこの喧騒が苦手だったなぁ…。ココ、街灯とか装飾が多いでしょ?気分悪くなる人も多くってさぁ。だから、何回か来てるうちに慣れちゃったんだよねぇ」


ウリは科学者だが、医者の知識も少しあるらしく、それで呼ばれることも多かったらしい。その多才さ、レイナとショーコにも分けて欲しい。


チェル「ねー、早く宿屋入ろうよー。流石に宿屋の中まで騒がしくないよね?」

ハジメ「それはいいけど…」


ちらっと横目でサーカスの方を見ると、今にも入ろうとしているレイナとショーコの様子が見える。あいつら、少しは考えて行動しろよ…。


ウリ「あぁー…。私とチェルは先に宿屋に居るからさ、三人はちょっと見て回ったら?初めてでしょ?」

ハジメ「悪いな。じゃあ、先行っててくれ」


察しが良くて助かる。俺は踵を返すと、二人の元へ急いで向かった。



サーカスのテントの中に入ると、そこには見たこともない光景が広がっていた。

人が回り、動物が踊り、ナイフやボールが飛び交っていた。ナイフ危ねぇ。


レイナ「うわー。すっごーい」

ショーコ「よくあんな丸い物の上でバランス取れるよねー」

ハジメ「…俺だってあれくらいはできると思う」


暗殺者(アサシン)をなめないで頂きたい。…しかしあれはいい修行になりそうだな。火遁の術みたいなの使ってるし。まさか全員同業者…!?


シ・レ「「飽きた」」

ハジメ「早い」

ショーコ「外でよー。ってか、ウリとチェルは?」

ハジメ「先に宿に入ってるってさ。俺らも戻るか?」

レイナ「うん。そうしよー」


30分も留まってないぞ…。まあ早く休めるんなら越したことはないけど…ん?なんか裏でもめてる?


ショーコ「なんだろ。行ってみよー!」

レイナ「りょーかい!」

ハジメ「あっ、ちょっまっ…。ったく…」


思えば昔からこいつらはこうだった…!それで一回10歳の時に魔物に殺されかけたっけ…はぁ……。

テントの裏に回ると、団長らしき人が団員を叱っていた。


団長「またお前か!少しは学んでくれ。お前はここでしか生きることが出来ないんだからな」

団員「はい…。ごめんなさい…」


ありゃりゃ。こりゃマズイところに出くわしたな。さっさと退散したほうがいいかもしれない。


ハジメ「おい。帰るぞ。俺たちが関わることじゃない」

ショーコ「えー。でもあの子可愛そう…」

ハジメ「同情で動いてもいいことなんてないだろ。いいから帰るぞ」

レイナ「そだね。帰ろ、ショーちゃん」

ショーコ「…はぁーい」


しかしあいつ、なんか初めて見た気がしないんだよなぁ…。まあいいか。

宿屋に帰ると、案の定チェルが死んでた。ウリは何か薬品を作ってるみたいだけど…、ウリはどこから実験道具取り出してんだ?そのポシェットはもしかして四次元につながってるんだろうか…。あり得るから怖いな…。


ウリ「…ん。おかえりぃー。どだった?」

ショーコ「凄いね!人がクルクルしてた!」

ウリ「言ったらハジメがしてくれるんじゃない?」

ハジメ「言うと思った…。絶対やらないからな。俺は見世物の為に鍛えてるわけじゃないし」

ウリ「分かってるよ。ジョーダンだってば」


カラカラと笑って作業に戻る。こいつはほんと掴めないな…。まあこの二人もある意味掴めないけど。


ショーコ「レイナ!外!花火やってる!」

レイナ「うわほんとだ。これ毎日やってんのかなー。流石『賑やかな街』」


こいつらよくこんな元気有り余ってるよな…。街に入る前に大量のサラマンダー達に囲まれて瀕死寸前になったってのに…。そういえば、この街の周りって魔物の巣窟なのによく街の中に入らないよな。なんでだ?


ウリ「優秀な衛生兵さんがいるのだよー。私ら5人が挑んでも勝てないような、ね」

ハジメ「まさか、その人ひとりで守ってるとか…」

ウリ「そのまさかだよ。私も一回だけ会ったことあるけど、あの人は凄いね。あ。いや違うな。一応2人いるよ。睡眠時間と食事時間は必要だからね。双子さんで守ってらっしゃるよ」

ハジメ「はぁー。すげぇな」

ウリ「塔の上に住んでるんだけどねぇ。弓士さんと銃士さん」

レイナ「弓士!?」


ウ・ハ「「反応すると思った」」


今日もいつも通りウリとツッコミがハモってしまった。…こいつ俺の心読んでんじゃないのか?


ウリ「同時に突っ込んでるんだから読めてるわけないさー」

ハジメ「!?」


え。いま俺声に出してないよな?なんで分かったんだ?


ウリ「顔に出てるから」


…なるほど。暗殺者としてそれは致命的だから直すべきだな。


レイナ「ちょっとー。無視しないでよー」

ハジメ「あ?…あぁごめんごめん。でも、会うとしてどうやってアポとるつもりだよ」

レイナ「ウリ、会ったことあるんでしょー?」

ウリ「あるけど無理無理。普通に実験道具貸しに行っただけだし。もうそれ返して貰ったし」

レイナ「えぇー。…じゃあ仕方ないか」

ショーコ「どんまーい」

ハジメ「…あ。そういやウリに聞きたいことがあったんだけど」

ウリ「お?なんだい?」


ハジメから質問なんて珍しい。と、わざわざ作業の手を止めて聞いてくれた。こういう分別があるのがすごいよな。…まあ、作業しながら聞いてる時は興味ない話ってことなんだろうけど。


ハジメ「いや、サーカスで団員らしき人怒られてる人がいてさ。またかーって言ってたからいっつも怒られてんのかなって」

ウリ「あぁ、それNo.17さんのことでしょ?あの人来るたび変わってないなぁって思うよ」

チェル「No.17?なにそれ機械的な…?」

ウリ「お。チェルおはよーっす」

チェル「おはよ…」


こんだけ騒がしくしてりゃあ寝たくても寝れないわな。まだ気分悪そう…っていうよりも眠そうなだけかもな。


ハジメ「No.17って、団員番号みたいな感じか?」

ウリ「まぁそんな感じ。あそこの団員さんは100人以上居て、最初の方の人たちはどんどんやめてってるから、あの子も結構上のナンバーの方じゃない?」

ハジメ「ふーん…。しかし、そんな上達してないのか?」

ウリ「私は好きだけどなー。あの人のコメディチックな感じ。よく失敗するし、あんまり表に出ないんだけど、失敗しても憎めない感じの人柄なんだよー。…でも、なんでそんなこと聞いたの?いつもは気にしないくせに」

ハジメ「いや、なんとなく気になって、な」


こいつの探るような目つきは苦手だな。趣味が人間観察らしいし、ちょっとでも油断したら本当に心を読まれるかもしれない。


ウリ「なんとなく、ねー。まぁ、私もそんな感じで彼女のこと調べたんだけどね。団員名はリング。本名はヒビキだよ」

レイナ「団員名とかあるの?」

ウリ「サーカス団は基本的顔と素性を隠すんだよ。元々孤児だったりすることが多いからね」

ハジメ「あぁ、だから『ここでしか生きることができない』か…」


サーカス団員はあそこ以外に居場所がないから、あんな危険なことも必死にやるのか。まあ、仕方がないよな。

質問を終えた俺は満足して、そろそろ寝るかとベッドに腰掛けた時だった。


レイナ「それ、ダメだよ!」

ハジメ「…へ?」

ショーコ「そうだよ。そのヒビキちゃんって子、あのまま一生あそこにいるってことでしょ?」

ウリ「まぁ、そうだね…」


俺もウリも、そしてチェルも「やばい」という顔をした。またこのお人好し二人のスイッチを入れてしまったらしい。


レ・シ「「助けよう!!」」


あー、やっぱりかぁー!!

俺たち三人は、こうなった二人を止めることもできず、翌日またそのサーカスに行くことになったのだった。



で、時は流れ朝が来た。


レイナ「絶対にヒビキを仲間に入れるぞー!」

ショーコ「おー!」

ウ・チ・ハ「「「……」」」

レイナ「三人とも!ノリが悪いよ!!」

ウ・チ・ハ「「「おー…」」」


そりゃあこちとら巻き込まれてるだけだからな。いいわけがない。しかも…


ウリ「ねぇ、まだサーカス開いてないよ?なんでこんな早くに出ちゃったわけ?」


そう。今現在時刻は午前8時。サーカスの開場時間は10時半だ。まだ2時間半もある。こんな時間に叩き起こされたこっちの身にもなって欲しい。普段は二人の方が起きないくせに。…俺もあんまり自主的には起きないけど。


レイナ「えーっと…、ほら!備えあれば憂いなし?」

ウリ「今まさに憂いあるんだけど。めちゃくちゃ眠いし…ふあぁ」

チェル「サーカスが開いてない時点で来る意味無かったよね…」

レイナ「ぐふぅ…」


本当に考えるより先に行動するよな。頭脳派の俺らとしてはわけがわからない。…まあ、たまには役に立つんだけど。たまには。


ウリ「…もしかしたら、テントの外に居るかも」

シ・レ「「ほんと!?」」

ハジメ「あんまり焚きつけるようなこと言うなよ。ますます面倒臭くなるだろ」

ウリ「いや、だってあれ…」


ウリが指差した先には、昨日見た団員…ヒビキが、でかい樽に乗って移動していた。出来てるし。昨日ウリに聞いた話では全然出来ないって話だったのに。


シ・レ「「わぁー、すごーい!」」

ヒビキ「!?」


ショーコとレイナが声を上げた瞬間、ヒビキと樽は先にある大量の樽の方へと突っ込んでいった。


ウリ「あー…、あれはぶつかるねぇ」


ウリの予言通り、ヒビキは盛大に樽達にぶつかって、ガッシャーン!と大きい音が鳴り響いた。


チェル「あれ、大丈夫かなぁ…」

ウリ「まぁ、怪我はしてないでしょ。だいじょうぶ、大丈夫」


人が転んだというのに医者は手当をしようとするどころか笑って受け流している。

怪我してないってなんでわかるんだよ…。あ、考えなしが二人行った。


レイナ「だいじょうぶー?」

ショーコ「すっごい音したよね」

ヒビキ「うぅ…。大丈夫……」


ゆっくりと身体を起こしたヒビキの額には、赤い液体が…血、流れてるじゃん!


ウリ「ありゃ。破片でも刺さったかな。んじゃ、手当してくるー」


医者って誰でもあんな感じなのか…?さり気なくチェルも無言で後をついて行ったし。俺も行かなきゃいけない雰囲気だなこれは。

俺が駆け寄ると、既にウリの手当は終わっていた。流石に仕事が早い。

ヒビキは正座をして、レイナとショーコの話を聞いていた。可哀想に。


レイナ「やっぱりサーカスの団員だよね−。上手じゃん。玉乗り…いや、違う?樽乗り…?」

ショーコ「なんで昨日はあんなに怒られてたの?普通に出来てるのに」


年上かも年下かもわかっていないのに敬語を使わないで話してる。失礼じゃないだろうか。あ、でもウリもタメ口で話しているから同い年か年下だな。


ウリ「私はハジメも人のこと言えないと思うな」

ハジメ「え?なんで?」

ウリ「……」


冷めた目で見られた。なんだよ。わからないものはわからないんだから仕方が無いじゃないか。


ウリ「だから女の子にモテないんだよ」

ハジメ「失礼な!そんなことねぇよ!」

ウリ「…へぇ」


ごめんなさい。嘘吐きました。俺らが軽口をたたき合っていると、ヒビキがぽつり、ぽつりと喋り始めた。


ヒビキ「…一人だと上手く出来るんだけど、お客さんの前田と緊張して失敗するんだ。団長にはいつも良くして貰ってるのに結果を出せなくて申し訳ないよ。私は多分、このまま出来ないままで、団に迷惑をかけるんだろうな…」


…俺らが話を聞いてしんみりとしていると、こういうときに限って空気が読めないヤツが口を開いた。


ウリ「まあ、そのままだったらそうだろうねぇ」

ヒビキ「うぐっ」

4人「「「「ウリ!馬鹿!!!」」」」


こいつはどうしてこんなにも遠慮がないんだ…。ヒビキが倒れちゃったじゃないか。


レイナ「ウリ!もー、そういうこと言っちゃダメでしょ!」

ショーコ「そうだよ。いくら本当だからといって」

ヒビキ「ぐはぁっ」

ハジメ「追加攻撃するなよ!」


普段から読めないヤツらが参加してしまった…。ごめんなヒビキ。もう俺にはどうすることも出来ない。ご愁傷様です。


ウリ「だぁかぁらぁ、そのままだったらって言ってんでしょ。客じゃない、つまり団員の前では出来るんだから、他の人の前でも頑張ったらできるんじゃん?」

レイナ「そっか!私たちが練習相手になればいいんだね?」

ハ・チ「「え゛」」


ほら益々面倒くさいことになった。ウリはなんで余計なことばっか言うんだよ。

そんな目で俺が見ると、ウリがにやりと笑った。こいつ、やっぱり確信犯かよ。


ウリ「いいじゃーん。別に急ぐ旅でもないんだし?」

ハジメ「くそっ。今すぐ世界が危機に陥ればいいのに…」

チェル「そんな軽く滅んだら嫌だよ」

ウリ「ちょっと世界一つ消してくるわーwww」

ハ・チ「「出来そうだからやめろ」」

ヒビキ「あのー…?」


あ、忘れてた。初任者には少しハードルが高い会話だったかな。


ショーコ「だいじょーぶ!ヒビキが出来るようになるまで私たちが見るから!」

レイナ「いえーす!おふこーす!!」

チェル「レイナ、それなんか違う」

ヒビキ「あ、ありがと…。っていうか、なんで私の名前知ってるの?」

5人「「「「「あ」」」」」


あーあー、不審に思われちゃったじゃん。これはウリが説明しないといけないだろ。まあ、馬鹿正直に調べましたーなんて言えるわけ…


ウリ「それは私が君のことを調べたからだよー」

ハ・チ「「ぅおおい!?」」

ヒビキ「えぇ…?」


引いてるじゃねぇか。そりゃあそうだろうな。知らないヤツに自分のこと調べられてたら引くわ。俺だって引くもん。


ウリ「いやぁこのパーティ、ツッコミしてくれる人いていいわー」

チェル「ウリもツッコミ側だった気がするんだけど…」

ウリ「今日はテンション高いからねぇ」


=ボケに徹する、と。ただでさえ寝不足なんだから体力削るようなことしないでくれよ…。


ヒビキ「調べた、って…?」

ウリ「あぁ、心配しないで。ただの経歴とかそういうのだけだから。弱みとかを握ろうとしたわけじゃ…」


ヒュンッ


ウリの顔の横を何かが通り過ぎていった。あれは…トランプ?何でそんなものが…?


ウリ「やー、こわいこわい。そんな怒んなくてもいいじゃん」


いや怒るだろ。


ヒビキ「団長に、過去を知られたら消せって命令されてるから…」

ウリ「厳しいなぁ。…まぁ、それはおいといて。もうすぐサーカスの開場時間じゃないかな?早く戻らないとヤバいんじゃない?」


ウリが時計塔を指差すと、時刻は10時20分を指していた。あと10分でサーカスの開場時刻だ。ヒビキが慌てて立ち上がった。


ヒビキ「本当だ!早く帰らないとまた団長に怒られる…。あぁでもこの樽どうしよ…」


周りを見ると、そこには大量の樽が散乱していた。今から片付けていたら、間違いなく開場には間に合わないだろう。


レイナ「安心して!私たちが片付けておくから!」

ショーコ「ヒビキはダッシュで戻った方がいいよ!」

ヒビキ「ありがとう!じゃあこれで!」


そう言うや否や、ヒビキはもの凄いスピードでテントに戻っていった。あいつ足速っ。


ウリ「ふぃー。なんとか誤魔化せたぜ」

チェル「もう、冷や冷やさせないでよバーカ」

ウリ「めんごー」


こいつさっきまで命狙われてたのに軽いな…。


ハジメ「でも、今逃れられたとしても、ヒビキが団長に報告したらサーカス全体から狙われるんじゃね?」

ウリ「あ。どうしよ」


おぉ。珍しく焦ってる。ミスするのも珍しいもんな。…いや、こういうときにミスするんだったな、こいつは。


ウリ「んー…。そんときゃそんときだな。頑張ってみんなで逃げようね☆」

4人「「「「嫌だ!!!」」」」


またこいつに振り回されるのかよ…。そろそろ慣れた気がする。…イヤな慣れだな。


レイナ「とりあえず、この後どうする?」

チェル「もう用が無いなら早く出ようよ…。流石に外に出たら狙ってこないでしょ?」

レ・シ「「それは無理!」」

チェル「なんでぇ…」

ショーコ「だってまだヒビキを仲間に入れてない!」

レイナ「入れるまでこの街から出ないよ!」


そういえばそんなこと言ってたな。…仕方が無い。


ハジメ「もうこうなったら言っても聞かないだろうから、ヒビキが断るか受けるかまで出られないぞ。諦めろ」

チェル「うえぇ…。まじかー…」


レイナの、「とにかく街をまわってみよー!」の一声で、俺たちは、重い足を動かしたのだった___。

いかがだったでしょうかー。

まだ前半なので後半はもっと盛り上がります(嘘です)。

後半は別のかるた部さんたちも出てくるんですけど、ハジメくん目線だと出てこれなくなっちゃうんで後半はウリちゃん目線です。

引き続き見て頂けるとありがたいです。いつうpするかわかんないけど…。

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