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女神は人間と出会う

 10年以上前、人類は今までに体験した事のない平和と繁栄を享受していた。ロボット工学とバイオ工学の進歩により生み出されたマイクロコンピューターを脳内に埋め込む事により、思考の合理化や記憶力の向上、データの保存、インターネットの利用等を、手を全く使わずに出来るようになったのだ。この技術が発表されてすぐの頃は様々な方面からの批判を受けたが、世界各国の首脳や科学者、大富豪がすぐさま利用し始め、成果を挙げたのをきっかけに一般利用が進み始めた。空前の大ブームを起こしたこの技術は、企業間の価格競争もあって、ほとんどの人間に行き渡った。残されたのは貧乏人、老人、そして新しい物を受け入れられない頑固者だけだった。思考を合理化した結果、多くの戦争は勃発する前に解決する事になった。人類は武力ではなく、話し合いによる平和を手に入れたのだった。


 だが10年前に脆くも平和は崩れ去った。非力な一小国に過ぎなかったアイオーン共和国は突如全世界に宣戦布告した。何の前兆もなかったこの出来事に世界の主要各国は動揺したものの、不意を突かれる程のものではなかった。世界各国はアイオーン共和国に対して連合作戦を行う事にした。アイオーン共和国の軍事力は大国に及ぶべくもないはずだった。世界に戦争をしかけたのにも関わらず、この事件は大したニュースにはなっていなかった。兵士達ですらかつての小規模な農民反乱と同レベルの出来事だと考えていた。


 アイオーン共和国に軍隊が到着したとき、彼らは信じられないものを目撃した。国境付近には戦車の一台も存在してはいなかった。そこにいたのは数人の少女だった。しかし、彼女達はどう見ても勉強や恋愛に勤しむ高校生などではなかった。彼女達の背中には機械で出来た純白の翼が生えていて、扇情的な衣服の胸元には赤い宝石のようなものがついていた。目や耳は機械で出来ていて、まるで人間と機械のハーフのようだった。

 

 兵士達の一人がひとまず少女達に事情を尋ねようとしたが、返ってきたのは言葉ではなく拳だった。その拳は兵士の腹部を貫いた。少女は無表情に手を引き抜き、手に纏わりついた内臓を兵士達のほうに向かって投げた。


 兵士達は目の前で繰り広げられたあまりにもスプラッターな光景に一瞬だけ怯んだが、即座に反撃に移った。兵士達の放った銃弾は彼女達を捉えるはずだったが、少女達は既に元の位置にはいなかった。あまりの速さに兵士達は彼女達がどこにいったのかわからなかった。彼女達は既に小隊を包囲していた。彼女達は素手のみで訓練された兵士達を圧倒した。通常なら当たるタイミングで銃を撃っても、弾が狙った場所に届く頃には彼女達はとっくに兵士達の背後を取っていた。機械の翼にはジェットエンジンと、超小型のスラスターが取り付けられていて、それにより予測不能の三次元機動を可能にしていた。もし、運よく弾が彼女達を捉えたとしても、銃弾は彼女達に到達する前にほとんど運動エネルギーを無くしていた。彼女達は周囲に防御領域を形成していた。


 彼女達が死体から武器を拾い上げたとき、最早勝負は決してしまっていた。彼女達は歩兵どころか戦車や戦闘機まで圧倒した。この情報が各国首脳に伝わる時にはアイオーン共和国にいる連合軍は殲滅されていた。各国はいよいよ本腰を入れて戦争を始めたが、謎の新兵器を相手に十分な戦力など誰も持っていなかった。新兵器の弱点を探るため、諜報活動も盛んに行ったが、わかったのは彼女達が「パラディオン」と呼ばれている事だけだった。次々派遣される連合軍は陸で、海で、空で致命的な敗北を喫していた。


 各国首脳は緊急の会議を開き、大量の核弾頭による攻撃でアイオーン共和国を地球儀から消し去る採択をした。反対する者は誰もいなかった。すぐさま弾道ミサイルが準備され、発射された。一般庶民はこの状態を知らされていなかった。各国首脳はミサイルが着弾する瞬間を今か今かと待ち望んでいた。だが、ミサイルは着弾せず、大気圏外で破壊された。アイオーンの新兵器は宇宙ですら活動可能だったのだ。


 各国はこの知らせに驚いている場合ではなった。ついに「彼女達」がアイオーン共和国から飛び出し、各国に攻撃を始めた。彼女達が狙っていたのは脳内マイクロコンピューターを作っていた企業だった。彼女達は企業を瞬く間に制圧し、オンラインになっている全ての脳内マイクロコンピューターをクラッキングした。これにより、全世界の政治家や重要人物がアイオーン共和国の手に落ちた。脳内マイクロコンピューターは脳の補助という建前で販売されたが、実のところはコンピューターが電気信号を通じて脳に影響を与える悪魔の発明だった。


 各国首脳は無条件でアイオーン共和国に降伏した。そこに自由意志はなかった。ただ、コンピューターの言いなりになって導かれた降伏宣言だった。一般人は何が起こったかを理解する事もなく、人としての権限を機械に明け渡した。こうしてアイオーンはたちまち世界を征服したのであった。


 しかし、一部の社会的価値のないとされていた人々は機械に支配されなかった。アイオーン共和国はそれらの人間を旧人類と呼んで弾圧し、機械の支配に入る事を命令した。一部の人間はそれに同意したが、ほとんどの人間は命令を撥ね付けた。多くの人間が血を流して死んでいった。


 だが、旧人類側に一人の指導者が現れた。フランコ=フラーキを名乗るその人物は数少ない脳内マイクロコンピューターを拒んだ政治家だった。彼は生き残った旧人類に向かって、かつて世界戦争に備えて作られたシェルター、というよりは地下都市「オリュンピア」の存在を全世界に向かって発信した。そこならアイオーン共和国の脅威を退けられるというのだ。放送を聞いた旧人類はそこに逃げ延びようとした。様々な混乱を乗り越えてそこにたどり着いた人間は多くはなかったが、旧人類はそこで限られているものの、再び自由を手に入れた。


 アイオーン共和国はそこに彼女達を派遣したが、彼女達はオリュンピアの近くに行く事が出来なかった。電磁パルスが彼女達の行く手を阻んだのだ。アイオーン共和国が支配出来るのは機械に支配されている人間だけだった。核ミサイルを撃ち込むことも考えたが、電磁パルスにより核爆弾は作動しないであろうし、地下都市は核戦争が起こっても人類が存続できるように作られた施設だったので、それに核爆弾で対抗するのは現実的ではなかった。こうして、アイオーン共和国はオリュンピア攻略をこの時点では諦めたのだった。


 それ以来、アイオーン共和国は電磁パルス対策を進めていたが、根本的な解決には至っていなかった。機械化歩兵に関しては電磁パルス内での活動が可能になっていたものの、パラディオンは機械の精密さからか電磁パルスに対応できていなかった。ディーンが18歳になったこの日までパラディオンは一度もオリュンピア周辺に姿を現さなかった。


 



 だが、ディーンの視界には間違いなくパラディオンが映っていた。彼は地下都市に逃げた時にはほんの子どもだったが、逃げている途中に何度か機械の翼を持った少女を目撃していた。そして、彼の記憶にはその圧倒的戦闘力も記憶に残されていたのであった。


 とにかく場所を変える必要があった。リーダーに場所を聞いたパラディオンはまずここに来るだろう。待ち伏せをして奇襲する事も考えたが、ここに来たパラディオンの装備も実力もわからずに戦闘に突入するのは避けたかった。


 ディーンは時間を稼ぐのと、敵の総合的な戦闘力を試したかった。死んだ機械化歩兵と手榴弾を糸で繋ぎ、機械化歩兵を動かそうとすればピンが抜け手榴弾が爆発する罠を作った。もし相手が慎重ならこの罠には引っかからないだろうが、やってみる価値はある。どうせ手榴弾は動いているパラディオン相手に当たるわけがないのだ。


 まだ回収していなかった機械化歩兵に刺さったナイフを拾ってから移動を始めた。機械化歩兵が持っていた小銃が役に立つかはわからなかったが、念のために携行はしていた。パラディオン相手では無用の長物になるのはわかってはいたが、ないよりは良いと彼は判断した。戦闘は出来るだけ避けて撤退する道を探したかったが、相当の幸運がない限りはこの場から生きて逃げることは不可能なように思われた。


 一階にたどり着いたのとほとんど同時に手榴弾が爆発する音が聞こえた。罠が発動するのはディーンの想定よりもはるかに早かった。


(クソッ……このままじゃ追いつかれる……!)ディーンはそう考えた。


 罠にはかかってくれたらしいが、どれほどのダメージを与えられたかは定かではなかった。恐らくはかすり傷一つも負わせられていないだろうとディーンは予想した。ディーンが決断をするのに残されている時間はそう長くなかった。彼は一階でパラディオンを迎撃する覚悟を決めた。背中を向けて走ったところで自分の死の瞬間を理解しないで済むだけで、それは彼にとっては何の意味もない事だった。最期まで生きるために戦うことを彼は選択した。


 一階はエントランスになっていた。隠れる場所は多かったが、天井が高くパラディオンにとって有利な場所のようだった。だが、今からでは有利な場所に逃げることも出来そうにはなかった。とにかく急いで隠れ場所を探す必要があった。あまりいい場所とはいえなかったが、ベンチの裏に隠れる事にした。


 ディーンに勝ち目があるとすれば、それは不意打ちだった。もし、防御領域が常時展開されているのでなく、攻撃を認識して防ぐものであるならば、先制の一撃はパラディオンを地に伏せさせることが可能だと彼は考えた。もちろん、この仮説が間違っていれば彼の勝ち目は万に一つもなくなってしまう。それでも、彼は自分が作り出した都合の良い妄想を信じる事しか出来なかった。彼はじっと息を潜め、実験開始の時を待った。


 パラディオンは徒歩で階段を降りてきた。もしかしたら、鴉か何かを恐怖のあまりパラディオンと見間違えたのではないかというディーンの妄想は脆くも砕け散ってしまった。


 しかし、その姿は彼が知っているパラディオンとは大きく異なっていた。それの背中の左には機械で出来た白い翼が、右には生物由来のものと思われる漆黒の翼が生えていた。明るい色の金髪はゴムでポニーテールを作っていた。機械で出来たパーツはほとんどなく、耳も人間のものにそっくりだった。通常のパラディオンはコスプレのような服装をしていたが、「それ」は野戦服を着ていた。開かれた胸元には赤ではなく青い宝石のようなものが埋め込まれていたが、いやらしさを微塵も感じさせなかった。整った顔は可愛いというより、凛々しいという表現がふさわしかった。「それ」の姿には大昔に作られた彫像のような完成された美しさがあった。もしここが戦場でなかったらディーンは見とれてしまっていただろう。


 パラディオンの腕や脚を良く見てみると怪我を負っていることに気が付いた。先ほどのブービートラップは功を奏したようだった。これは、「それ」の防御力は不意打ちならばある程度は無効化出来るという証明になった。もしも、一撃で頭を吹っ飛ばす事が出来るなら勝機があるかもしれないとディーンは自分を奮い立たせ、パラディオンが背中を見せる瞬間を待ち続けた。


 防御力が絶対でないならば、何故「それ」は単独行動をしているのだろうか、という疑問がディーンの頭に湧いたが、そんな事を考えているうちに「それ」は敵が外に逃げたと判断したのか、電源が無いため手動になった元自動ドアから建物を出ようとしていた。ディーンは急いで姿を物陰から現し、「それ」に狙いを定めた。だが、彼は焦りからか起き上がる時に身体をベンチにぶつけ、わずかに物音をたてた。ディーンがホロサイトを覗いた瞬間には「それ」は振り返ろうとして半身をこちらに向けていた。彼は「それ」よりも一瞬速く引き金を引く事が出来た。だが、弾丸が破壊したのは「それ」ではなく、「それ」が持っていた小銃だった。


 「それ」はすぐさま銃を捨て、代わりに反りの入ったナイフを持って、一直線にディーンに向かってジェットエンジンを駆動させ、戦闘機のように突っ込んできた。ジェットエンジンを使っているにも関わらず、「それ」は一切の音を立てずに空を飛んでいた。ディーンは小銃をフルオートで撃つ。数発は直撃したが、弾丸が柔らかい肉を貫く前に、青い半透明の壁のようなものが現れ、壁を通った銃弾はほとんどエネルギーを失い、「それ」にかすり傷を負わせる事しか出来なかった。


 (やはり最初の一撃以外ではダメージを与えられない…!)ディーンはそう考えながら格闘の距離に接近される前に小銃を捨て、先ほど回収したサバイバルナイフを抜いた。


 「それ」は目にも留まらぬ速さでナイフで突いたが、この攻撃を予測していたディーンは、身をかわしながらナイフを持っていない手で「それ」の腕を逸らした。彼は少し腕を斬られはしたものの、致命傷は負わずに済んだ。


 ディーンは「それ」の逸らした腕を後ろから掴み、相手の勢いを使って地面にねじ伏せようとした。だが、「それ」は再びジェットエンジンを噴かし、一回転して地面に着地した。ディーンはすぐさま手を離し、回転の勢いに巻き込まれて体勢を崩さないようにした。


 (小銃ですらかすり傷しか負わせられないのに、格闘を仕掛けたところで攻撃を弾かれるのがオチか…?)とディーンは考えたが、彼の直観は「それ」が振り返る前に、蹴りを「それ」の背中に叩き込むことを選択した。結果は予想外のものだった。「それ」は思い切り吹っ飛んだのだ。そのまま、地面に倒れるかとディーンは思ったが、「それ」は空中で体勢を建て直した。


 「それ」は両足のブーツのつま先からナイフを展開させ、ディーンに向かって空中から回し蹴りを仕掛ける。ディーンは蹴りに対して素早く反応し、「それ」の懐に入ろうとしたが、間に合わない。刃先を回避する事は出来たが、回し蹴り自体は最適打撃ではないものの、ディーンの脇腹を捉えた。ディーンの身体は宙を舞い、メートル単位で吹っ飛んで床に叩きつけられた。咄嗟に後ろ回り受身を取った事によりダメージは抑えられたが、蹴りの時点で肋骨を数本やられてしまっていた。


(クソッ……!クリーンヒットでもないのにこれかよ……!)ディーンは心の中で文句を言った。


 休憩が欲しいところだったが、「それ」はすでに追撃を始めていた。ナイフを使った突きの連打は今のディーンには回避するのがやっとだった。ディーンは後ろに下がりながら防戦を続けた。基本的には攻撃をさけて、避けきれないものはナイフで軌道を逸らして防御した。そして、6回目の突きを、ディーンは全体重をかけて両手で上から押さえつけ、地面に叩き伏せた。「それ」が衝撃でナイフを落としたところを見逃さず、ディーンはナイフを蹴り飛ばした。追撃で腹に膝蹴りを入れようとしたが、「それ」はまたしても空中に逃れた。勝つためには「それ」の自由に飛べる翼をもいでやる必要があった。


 先ほどまで軽快なステップをしていたディーンの身体が大きくふらついた。何とか踏ん張って倒れこまないようにしたものの、戦闘続行できる様子ではなかった。顔からは脂汗が噴出し、震える手足はナイフを取り落とした。


 ディーンはよろめきながらも「それ」から距離を取ろうとした。「それ」は地上に降り、歩いてディーンとの距離をつめた。ディーンはちらりと後ろを見ると、壁が近づいている事に気が付いた。ディーンは壁の寸前で脚を止めた。手を膝につき、息も絶え絶えだった。「それ」はディーンに追いついた。至近距離に入った「それ」は無言で拳を構えた。武器などなくても人間を殺すのは容易いことだった。


 「馬鹿だな、お前」ディーンは小さな声で呟いた。


 拳を振り下ろそうとした瞬間、ディーンが大きく前方にふらついた。ディーンは「それ」にしがみつくような形になっていた。「それ」はディーンを振り払おうとした。瀕死の人間ならばそれで簡単に振り落とせるはずだった。しかし、その判断は致命的なミスだった。ディーンは死にかけてなどいなかった。瀕死の体を装って反撃の機会を待ち続けていたのだ。


 ディーンは腕を「それ」の脇をさして、体重を腰にかけ、一気に投げ飛ばす。「それ」はまたしてもジェットエンジンを使って逃げようとしたが、上手くはいかなかった。ディーンが投げ飛ばした先は壁だった。不意打ちによる反応の遅れと、壁があることによる衝撃を受けるタイミングの早期化は、「それ」が逃げることを許さない。「それ」は何の受身を取る事も出来ずに壁へと突っ込んだ。


 防御領域は向かってくる物に対しては作動するが、自分から物に激突した場合には作動はしなかった。「それ」は生まれて初めての本当の痛みを味わった。空中に逃げて体勢を立て直そうとしたが、背中の飛行ユニットは衝撃で破損していた。ディーンは拳銃を構えながら「それ」の海のような色をした目を覗き込んでいた。


「気に喰わねえ」ディーンは口の中の血を床に吐き捨てて言った。「気に喰わないんだよお前」


 「それ」は苦悶の表情を浮かべ、小さく喘ぎ声を出していた。ディーンの言葉には反応を見せていなかった。


「お前の目からは生きよう、生きたいって意志を全く感じない。最初にお前を見たときからずっと気になってたんだよ。お前の目は……そう、まるでビルから飛び降りようとするサラリーマンのような目だ」ディーンの声は静かな怒りで震えていた。


「今の戦いで、お前は俺を殺せる場面が何度もあった。途中で俺が落とした銃を拾って撃つだけで、俺をクソ袋に変えることが出来たんだ。だが、お前はそれをやらなかった。お前は生きるためじゃなくて、死ぬためにここに来たんだよ」ディーンはここまで言って、拳銃を「それ」の細くて綺麗な手に握らせた。「それ」からは何も返答はなかったが、ディーンの目を見つめ返し続けていた。


「俺はお前を殺さない。誰がお前の自殺になんか付き合うか。死にたきゃこれで勝手に死ねクソッタレ」ディーンは「それ」に背を向けながら言った。


「じゃあな、全自動ダッチワイフ」忌々しげに呟いたディーンは「それ」から去っていった。


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