まずは、状況の整理でしょう。
目を開ければそこは草原だった。
まずは身体を調べてみる。出血も体調も崩して無いみたいだ。
「良かった。なんとも無いみたいだ。信じるものは救われるというやつだな。」
思わず独り言。
一人暮らしをすると独り言って増えるよね?
ついただいま!って言っちゃうのと同じ感じだ。
続いて所持品。
服装は回復系らしくローブと肩掛けカバン。カバンの中は小さい袋が一つ。
まずは街を探さないとな。あと、所持金と魔法。こういう時、ゲームだとメニューを出せるけど、此処だとどうなんだろう?服装から考えて例に漏れずRPGっぽいしいけるかな。
そんなことを考えていると頭の中にメニュー画面が出てきた 。どうにかなりそうだな。えーっと、所持金、魔法、装備を確認っと。
所持金:11,111G
魔法:治癒浄化魔法 Lv.01
装備:ありきたりなローブ、ありきたりなブーツ、魔法のカバン
なんつーか、一部残念な感じだ。
まず、所持金が低い。生きてた時よりかなり低い。生きてた時は、結構貯金してたぞ。
続いて魔法。ヘルプを見た限りだと、簡単な治癒と低級呪い、異常ステータスの解除が出来るみたいだ。
そして最後に装備。まずはネーミングが残念だ。ありきたりって意味がわからん。そして魔法のカバン。これはいわゆるアイテムボックスのようだ。取り出しも格納も頭の中でイメージするか直接カバンから取り出すかすれば出来るみたい。
カバンはなかなかだぜ。さすが神様ってことかな。いいサービスだ!
あとはマップを見ながら街を目指すだけだな。
あれ、このマップ距離がわからないぞ。
やばい、所持品に食料や水がないぞ。
しかも、この所持金で泊まれるのか?
いや、そもそも街に入れないんじゃ…。
身分証とかいるのかな…。