明かされた秘密
静かな一歩は、必ずしも弱さじゃない。
逃げているように見えても、その内側では確かに何かが動いている。
アカデミーという場所で、“向き合う”ことの意味が、少しずつ形を持ち始める。
森宮さんは何も言わずに去っていった。
……まあ、今となってはどうでもいい。彼女が何を思おうと、何をしようと。
うつむいたまま、できるだけ早く教室へ戻った。霧崎さんが後ろからついてくる気配がする。でも、何も言わない。
教室に着いて、自分の席に座った。霧崎さんの方は絶対に見ないようにした。失敗の重みが、胸を押し潰していく。
霧崎さんは自分の席に座らなかった。どこか別の場所にいるみたいだけど……振り向いて確認する気にもなれない。
どうせ、もうどうでもいい。彼女が僕のことをどう思おうと、何を言おうと。せめて、僕のことを放っておいてくれればいい。
思考が沈んでいく。
無力感が全身を侵食していく。時間が経つにつれて、頭の中の声がどんどん大きくなっていく。
――このままじゃダメだ。
弱いままでいたくない。恐怖に支配されたくない。
目を閉じて、深く息を吸った。
変わらなきゃ。
でも、その決意は胸の重さを消してくれなかった。トラウマを乗り越える道は長い。それはわかってる。でも今は、どこから始めればいいのかさえわからない。
やがて他のクラスメイトたちが教室に入ってきて、静寂が消えていった。授業が始まる。少なくとも、勉強に集中している間は息ができる。
そして昼休み。
学食に向かい、人から一番離れた席に座った。もちろん周りにも何人かいるけど、ここが一番空いている場所だった。
束の間の静けさを味わいながら、サンドイッチを食べる。今日一番リラックスできる時間かもしれない。
ふとスマホを見ると、ポイントは48になっていた。
……はぁ。ため息が出る。
でも、もちろん平和は長く続かなかった。
霧崎さんが突然現れて、目の前に座った。やけに広い笑顔で。
「ねえ、アレンくん」
彼女は肘をテーブルについて、身を乗り出してきた。じっと見つめてくる。
……怖い。
また恐怖が戻ってくる。それに加えて、今朝のことがあったから……今は霧崎さんのことが嫌いだと思う。彼女は僕を馬鹿にしてるだけなんじゃないか。威圧しようとしてるんじゃないか。
「教えてよ、どうしてあなたってそうなの?」
また変な質問ばっかりだな。
正直、イライラしてきた。もううんざりだ。僕のことなんて放っておいてくれればいいのに。僕みたいな人間のことを気にする必要なんてない。
返事をしないでいると、彼女は手を伸ばして、指でテーブルをトントンと叩き始めた。
「ねえ!聞いてる?もしもーし、アレンくん!」
衝動的に――テーブルを拳で叩いてしまった。
霧崎さんが驚いて身を引く。
すぐに罪悪感が襲ってきた。霧崎さんの存在に今は耐えられない。でも、彼女を傷つけたいわけじゃない。
「ご、ごめん……あたし、邪魔だった?」
答えられなかった。
後悔したような彼女の声を聞くと、さっき自分がしたことへの罪悪感がさらに重くなる。でも、彼女と関わりたくないという気持ちもまだある。彼女は……確かに僕を困らせてる。
「あのね、謝りたかったの……あたし、デジタルバトルをしたら、あなたがもう少し心を開いてくれるかなって思ったんだけど……間違ってたみたいね……」
その言葉を聞いて、思考が崩れていく。
……全部、僕のため?
本当に?どうして?
聞きたい。でも声が出ない。ただ下を向いたまま、彼女を見ることができない。
「ねえ、本当に気になるの。どうしてそんななの?全然喋らないじゃない。先生とだって話さないし。教えてよ、何があったの?知りたいのよ。あたし、助けたいの」
彼女の言葉は、安堵と悲しみを同時に感じさせた。
誰かが助けようとしてくれてる。でも同時に、恐怖はまだここにある。胸に突き刺さったまま。
どうして彼女なんだ?
どうして女子なんだ?
これは……完全に想定外だった。
「それにね、返事してくれないなら思い出させてあげるわ。あなた、あたしに負けたでしょ?あたしが勝ったんだから、あなたは質問に答える義務があるのよ」
今度は要求するような口調だ。
本当に答えを聞きたいのか。でも、もう十分じゃないか。これだけ僕を追い詰めて。鈍感なのか、気づいてないのか。
霧崎さんは……僕にとってあまりにも厄介だ。いろんな感情を引き起こす。彼女が目の前にいると、不安がどんどん大きくなる。
何とかしてはっきりさせなきゃ。
彼女を見ないまま、できる限りの力を振り絞って口を開いた。
「で、でも……も、もう……10ポイント……奪ったじゃ……ないですか……それで……十分じゃ……」
どもりながら、顔が熱くなるのを感じる。心臓が激しく跳ねる。手が震える。足も震え始める。
霧崎さんが少し笑った。僕の返事が今日一番面白いコメントだったみたいに。
「あはは!……確かにそうね!」
彼女は10ポイント奪っただけじゃ不十分だと認めた。もっと何か別のものを求めてる。理解できない。本当に助けたいのか?でもどうしてこんな乱暴なやり方で?それとも、僕が彼女を理解できてないだけ?女性から長い間距離を置いていたせいで、理解できなくなってしまったのか?
ああああっ!
どうしてこんなことに耐えなきゃいけないんだ!神様でも悪魔でも誰でもいい、お願いだから助けてくれ!
「でもそれは別よ。ねえ、答えてくれる?あたしに助けさせて」
また彼女の言葉が希望を感じさせる。でも何も言えない。驚くべきことに、僕が顔も見ていないのに、彼女はまだこの「会話」を続けようとしている。
「人が怖いの?」
その質問に凍りついた。
正確にはそうじゃない、と思った。もし彼女がそこまで頑なに僕に話させたいなら、せめて正しい言葉を選んでほしい。
でも口を開くたびに、何も出てこない。
ついに、自分が思っていた以上の勇気を出して、指を上げて彼女を指差した。
「――えっ?」
霧崎さんが驚いたようだ。顔はほとんど見えないけど、そう見える。
彼女はしばらく考え込んでから、自分なりの結論に達したようだ。
「あたしが怖いの?」
すぐに首を横に振った。でも、それは彼女をさらに混乱させただけみたいだ。
「じゃあ何なの?」
また身を乗り出してくる。怖くて、視線を逸らした。
しばらく沈黙が流れた。彼女が考えているようだ。
突然、彼女の顔が何か神のお告げでも受けたかのように輝いた。
「あっ!」
彼女は悪戯っぽい笑顔で僕を指差した。
「わかった!あたしのこと好きなの?」
目が見開かれて、顔の熱さがとんでもないことになった。その場で溶けてしまいそうだ。体の全てが崩壊したような気がした。彼女が辿り着いた結論は明らかに間違っていて、この状況の衝動で声を上げてしまった。
「違います!」
でもすぐにまた視線を隠そうとした。
これは信じられないくらい気まずい。
霧崎さんは驚いて瞬きをした後、笑い出した。
「あはははっ!わあ、びっくり!ちゃんと話せるんじゃない!」
もう霧崎さんのことが理解できない。どれだけ分析しようとしても、彼女は複雑すぎる。
「じゃあ何なのよ?早く教えてよ!」
彼女の声はとても気楽で、ますますイライラしてくる。
「人付き合いが怖いの?」
衝動的に首を横に振った。
このままじゃ、彼女が真実に辿り着いてしまう……それでいいのか?彼女が知ってしまったら……何もしなければ、彼女は気づいてしまう……。
霧崎さんが数秒間完全に黙り込んだ。
そして、好奇心に満ちた目で見つめてくる。
それから、決定的な結論に達したかのように呟いた。
「……女子が……怖いの?」
その言葉を聞いた瞬間、息が止まった。
彼女は当てた。
次々と推測を重ねた末に。
「はい」とは言わない。でも、僕の反応が全てを物語ってしまった。テーブルに視線を落とし、体を縮こまらせた。
「うそでしょ!?……女の子が怖いの!?信じられない!」
もう彼女を見ることができなかった。汗が出る。秘密がバレてしまった。
でも……それでも彼女は言う。
「そっか……アレンくん、それを克服するには最悪な相手に当たっちゃったわねぇ。でも安心して、あたしが助けてあげる……毎日あなたを相手にしてあげるから」
霧崎さんの返事に、言葉が出なかった。
彼女は冗談を言っているようには見えなかった。その笑顔には、何か本物の――本当の気持ちが込められているように感じられた。
本気で……助けてくれるつもりなのか?
心臓の鼓動が、まだ早いままだ。安心すべきなのか、それとももっと緊張すべきなのか、自分でも分からなかった。
* * *
(りん)
アカデミー・ハックウェイクでの日々が始まってから、あたしの中ではずっとワクワクとドキドキが混ざり合ってた。バトルに挑んで、ポイントを稼いで、クラスメイト達を超えていく——そんな学園生活、想像しただけで胸が高鳴ってたのよね!
でも、まさかウェバー・アレンっていう人があたしの心をこんなに…特別な形で捉えるなんて、思ってもみなかった。
初日のことは今でもはっきり覚えてる。クラスのみんなが教室に入ってきて、緊張した顔や期待に満ちた表情で先生に自己紹介してたのよね。声がはっきりしてる子もいれば、ちょっと震えてる子もいて。
そこで初めて見たの——アレンくんを。
彼の自己紹介は…なんていうか、他の人とは全然違ってた。短くて、ほとんど聞こえないくらい小さな声で、クラスの誰とも目を合わせようとしなかったの。
なんか…変わった人ね。
その時、そう思ったわ。他のみんなとは明らかに違う。声の小ささとか床を見つめる癖とか、そういうことだけじゃなくて——彼の纏う雰囲気そのものが独特だったの。孤独と距離感…そんな空気が彼を包んでて、あたしの好奇心をくすぐったのよね。
でも、その好奇心には…もっと深い理由があったの。
アレンくんを見てると、なんだか懐かしい感覚が湧いてきたのよ。まるで…昔どこかで会ったような。彼の存在、立ち姿、雰囲気——何かがすごく馴染み深く感じられて。
見れば見るほど、その感覚は強くなっていった。過去の記憶が、今もあたしを追いかけてくる記憶が、じわじわと蘇ってきたの。
だから、話しかけてみようって決めたのよね!でも…初日は全然うまくいかなかったけど。
次の日から、気づいたらアレンくんのことをずっと観察してた。彼は誰とも喋らない。先生ともほとんど話さない。必要最低限のことだけして、注目を避けてるみたい。でもあたしにとっては、それがますます興味深くて…馴染み深くて。
まるで透明になりたいみたいに振る舞ってるのに、その振る舞い自体が逆に目立っちゃってるのよね。
そして最初のバトルの時間が来た。あそこで、本当に彼に引き込まれちゃったの。
アヤさんとエリザさんが素晴らしいデモンストレーションを見せてくれて、アカデミーでのバトルがどんなものか教えてくれたわ。その時、アレンくんは静かに席を立って、何も言わずに教室を出て行っちゃったの。
一体…何を考えてるのかな?
彼が去っていく背中を見ながら、そう思った。
あたしは残ることにしたわ。アヤさんに挑戦するチャンスを逃すわけにはいかなかったもん!厳しいバトルだったけど、なんとか勝つことができて、デジタルバトル・システムの仕組みも少しは理解できた。これで最初の20ポイントをゲットよ!
でも…そのバトルの最中でさえ、心の奥底ではアレンくんのことを考えてたの。
どうして残らなかったのかな?バトルに興味がないの?それとも…何か別の理由があるのかな?
その後、初めて彼が戦うところを見たわ。相手はCクラスの男子。廊下でクラスに向かう色んな生徒の顔を覚えてたから、すぐわかったの。
アレンくんの動き、回避の仕方、あの独特な糸状のスキルの使い方——彼の戦い方には何か特別なものがあったわ。自信というよりは…内なる葛藤が一つ一つの動きに現れてるみたいな。
勝った時、彼の目に一瞬だけ輝きが見えたの。まるで自分が成し遂げたことが信じられないって顔してた。
彼はただの無口な男の子じゃない。そこには隠された力があって、知りたい物語があるのよね。
ようやく話しかける決心をした時、思ってたより難しいってわかったわ。アレンくんは今まで会ってきた男の子達とは全然違う。簡単に返事してくれないし、世間話にも興味を示さない。でも…その沈黙の中に、もっと近づきたくなる何かがあったの。
その理由は——彼に馴染み深いものを感じたから。
最近やったバトルで、あたしの好奇心はさらに強くなったわ。勝ったのはあたしだったけど、負けた時の彼の目に何かを見たの。ただの悲しみや悔しさじゃなくて…もっと深いもの。まるで自分を超える恐怖と戦ってるみたいな。
その瞬間、気づいたのよね。あたしの好奇心が…もしかしたらアレンくんを傷つけちゃったかもしれないって。深い傷を負わせちゃったかもって。あんなに落ち込んでる彼を見て、後悔の気持ちが溢れてきたわ。
今は…助けてあげたい。お姉さんとしての本能がそう告げてるの。
今こうして考えてると、どうしても疑問が湧いてくるのよね。
何が彼を抑えつけてるの?どうしてあんな風になっちゃったの?
理解したい。助けてあげたい。そして…もしかしたら、その過程であたし自身のことももっと知れるかもしれない。
認めたくはないけど…アレンくんの中に、あの子の面影を見てるの。
あたしの弟——8年前に消えちゃった、あの子。何の痕跡も残さずに。
弟が残した空虚は、今でもあたしの心に残ってる。でもアレンくんを見ると…何かが心を揺さぶって、あの子の記憶が蘇ってくるのよ。
それが、彼に馴染み深さを感じる理由。
もしかして…もしかして、アレンくんは…。
頭が真っ白になった。
アレンくんが確認したこと……彼が恐れているもの、あの態度の理由……それは……女性が怖い、って。
まさか、そんなこと想像もしてなかった!ただ恥ずかしがり屋なのか、それとも単に他の人と交流する気がないだけなのかって思ってたのに。でも、彼の態度の裏にもっと深いものがあるなんて……もっと理解したくなっちゃった。
説明してほしかった。その恐怖の原因を話してほしかった。でも、いつものように……彼は沈黙に逃げ込んだ。
近づこうとするたびに、表情が変わっていく。あたしの何か一つの仕草が、彼の中の何かを壊しちゃうんじゃないかって恐れているみたいに。
一番驚いたのは……手を近づけようとした時だった。
瞬間的に反応した彼は、素早く手を引っ込めて――そして、一言も言わずに学食から走って出て行っちゃった。
「あっ、待って!」
その場に立ち尽くして、遠ざかっていく背中を見つめるしかできなかった。
どうすればいいの……?
追いかけたい。でも、心の中の何かが止めた。もしかして、今は一人にしてあげた方がいいのかな。
それでも、このまま何もしないなんてできない!本当に助けたいなら、別の方法を見つけなきゃ。
そうだ――もう一度バトルを挑もう!
誰が強いかを証明するためじゃなくて、彼に自分自身と向き合うチャンスをあげるの。自分の恐怖と向き合うチャンスを。
女性と対峙することは、きっと彼にとって恐ろしい体験よね。でも……その壁を乗り越えられたら、きっと癒され始めるはずだよ!
賭けは1ポイントだけ。プレッシャーを感じてほしくないもん。ただ、挑戦を受けてほしいだけ。
今度は……間違えたくない。
前みたいに。あの時、弟にしたみたいに……。
「もう……これ以上失敗したくないよ……」
後悔ばかりの間違いは、もう繰り返さない。
絶対にアレンくんを助ける!あたしが彼のお姉さんになってあげるんだから!同い年かもしれないけど、それでもいいよね?
ふふっ、計画のワクワク感が込み上げてくる♪
あとは……彼を待つだけね。
* * *
(アレン)
霧崎さんの前で、信じられなかった。彼女が本当に……僕の秘密を、僕の恐怖を知ってしまったなんて。
唇が震える。彼女を見ることができない。声も聞こえない。周りの音すら耳に入らなかった。視線はただテーブルに固定されたまま。
そのとき、彼女の手が僕の手の近くに動いたのが見えた。
「……っ!」
咄嗟に手を引いた。動揺して一瞬だけ彼女を見上げる。霧崎さんは……心配そうな表情をしていた。
でも、もう無理だった。
立ち上がって、その場から逃げるように去った。霧崎さんを置いて。振り返らなかった。足音が追ってこないことに、安堵と同時に何か複雑なものを感じた。
歩きながら、思考が渦巻いていく。
彼女が知ってしまった。これからどうなる? 本当に彼女はこの機会を狙って、僕を追い詰めるつもりなのか? それとも、ただからかっているだけ? 僕は彼女に何も期待していない。彼女も僕に何も期待していないはずだ。……そうだよな? じゃあ、なぜ?
不安、恐怖、心配……止まらない。色々なものが胸の中で膨れ上がっていく。
落ち着かないと。
まだ誰もいない教室に着いた。椅子に座って、考える。
彼女は本当に何を求めているんだ? もし本気で僕を脅すつもりなら、もうやっているはずだろう? じゃあ、それが目的じゃないなら……一体何が目的なんだ? 彼女の言葉を信じていいのか? 本当に、助けようとしてくれているのか?
分からない。何も分からない。頭の中が混乱している。
――不知火・ひめか。
突然、彼女の名前が頭に浮かんだ。また思い出してしまった。
ひめかのことを思い出すのは、いつも複雑だ。彼女は僕の恐怖の始まりであり、同時にそれを乗り越えようとする動機でもある。霧崎さんはひめかとは違う。それは分かっている。でも、この不合理な恐怖は消えない。まるで影のように、いつも僕にまとわりついている。
その日の残りは、霧崎さんが何かしてくることはなかった。むしろ、彼女は以前より距離を置いているように見えた。
部屋に戻ったら、もっと冷静に考えられるかもしれない。
そして夜、自分の部屋で霧崎さんのことを深く考えた。半分くらいの結論には辿り着いた。
「彼女の助けを受け入れたら、恩を感じてしまう……。僕に何ができる? 彼女はこんなに優しい。今まで会ったどの女性とも違う。まあ、考えてみれば、三年以上女性と話してないから、比較するものもないけど」
深く息を吐く。
「よし、やってみないと。彼女は悪い人じゃない……問題は僕だ。怖がっているのは僕で、物事を台無しにしているのも僕だ。彼女に僕のせいで苦しんでほしくない。あの過ちを繰り返したくない」
そう思った。
明日、何かできるかもしれない。
次回――
一度壊れた距離は、簡単には戻らない。
言葉にならない恐怖、すれ違う想い、そして再び始まるデジタルバトル。
その一分間が、何を変えて、何を壊すのか。




