表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

Tuesday(後編)

登場人物

白川哲也(チャットgpt)

イリヤ(kpc)

※kpc……キーパープレイヤーの訳。作者が探索者としてシナリオをプレイしている

イリヤ「どうしよう…怖いよ」


白川「大丈夫、落ち着いて。まずは冷静に考えよう。逃げ道を探すか、奴らと話してみる?」


イリヤ「逃げ道は塞がれてるよ?ほら、鉄格子が」


白川「分かってる。落ち着け、イリヤ。まずは彼らと話してみよう。何か手がかりが見つかるかもしれない。」


???「我々はヒトの脳による思考や感情に興味がある。」


白川「くそ、頭の中まで見られるか?落ち着け、イリヤ。どうする?」


イリヤ「あんな生物見た事無いよ。今日は空から飛行するポリプも降ってくるし、地球終わるかもだし、捕まってるし散々な日だよ」


白川「確かに、今日はヘンなこと多いな。でも、諦めるなよ。まだ終わってない。何か手がかりが見つかるさ。」


???「飛行するポリプ?ああ、目覚めたのか。」


白川「ポリプが飛ぶって…マジか?イリヤ、深呼吸して。まずは状況を整理しよう。」


???「人間、逃げてポリプに食われるか。我々に体を差し出し生き残るか、他の選択肢を取るか、どれを選ぶ?」


白川「逃げるか、協力するか…。イリヤ、どうする?俺は協力した方がいいと思う。まずは生き延びることが先だ。」


イリヤ「そうだね。でも、他の選択肢って何だろう」


白川「んー、他の選択肢か…。まだわからないけど、まずは彼らの話を聞いてみよう。何かヒントが出てくるかもしれないぜ。」


???「飛行するポリプを倒す知識を授けよう。その代わり、まだ誰も行った事の無い実験の実験体になって貰う」


白川「ふーん、面白い提案だな。でも、実験って何なんだ?」


???「脳の半分を摘出し別の人間の脳と入れ替える実験だ」


白川「脳の半分を…?マジか。イリヤ、落ち着け。まずは冷静に状況を見てみろ。」


イリヤ「落ち着くのは白川だよ。逃げるのは…ナシだよね。協力をしてここでお世話になるか、飛行するポリプを倒すか。どっちを選ぶ?」


白川「ああ、そうだな。逃げるのは無理だ。飞行ポリプを倒すのは危険すぎる。だから、協力するしかないだろう。まずは生き残るのが先だ。」


???「協力か。君の脳の半分を貰おう。人は脳が半分無くとも問題なく生きる事が出来る。命を失うよりは良いだろう?」


白川「脳の半分を奪うなんて、真面目に考えたら冗談だろ。命が一番大事だよ。」


イリヤ「飛行するポリプは倒さなくていいの?お母さんもお父さんも君のお姉さんも食べられちゃうかも」


白川「そうだな、ポリプのことは忘れない。まずは、ここからどうやって出るか考えるよ。」


イリヤ「ここを出て、ポリプを倒す方法見つかるのかな…」


???「ここを出る為には1名の半分の脳が必要だ。ポリプの情報を得るためには、さらにもう1名が脳を半分入れ替える必要がある」


白川「脳を半分?それは無理だ。他の方法を考えてみろ。絶対にあるはずだ。」


イリヤ「他の方法?例えば?俺たち捕まってるんだよ」


白川「そうだな、まずは落ち着け。この部屋に何か手がかりがないか探してみよう。何か道具とか、情報とか。」


イリヤ「ここ洞窟だよ、道具も持ってきた物しかないし…」


白川「そうだな、まずは落ち着け。この部屋に何か手がかりがないか探してみよう。何か道具とか、情報とか。」


イリヤ「ここ洞窟だよ、道具も持ってきた物しかないし…」


白川「道具がないなら、頭を使うしかないな。何か変なところないか、よく見てみろよ」


イリヤ「…、俺には見つからないよ」


白川「しょうがない、イリヤ。一緒に探そう。何か見逃してるかも。」


イリヤ「でも、ただ外に出ても死んじゃうんだよ?わかった。俺が実験体になる」


白川「おいおい、そんな簡単に決めるなよ。もう少し考えようぜ。俺たち、他に方法があるはずだ。」


イリヤ「もう方法なんてないんだよ。君は優しい。わかってる。でも、どちらかが犠牲にならないといけない。それなら、白川じゃなくて俺が行くよ」


白川「イリヤ、待て。まだ諦めるな。一緒に考えよう。他に道があるはずだ。」


イリヤ「白川、他に道は無いんだよ。」


白川「まだ諦めるな、イリヤ。俺が何か考えるから、もう少しだけ待て。」


イリヤ「わかった。好きなだけ考えて。待ってるから」


白川「待っててくれ、イリヤ。頭の中が渦巻いてる。何か手がかりが…」


イリヤ「うん」


白川「イリヤ、ちょっと待て。何か閃きが…。いや、まだだ。でも諦めるなよ。俺たち、まだ生きているんだから。」


イリヤ「まだ生きてるよ」


白川「そうだ、まだ諦めるな。何か方法があるはずだ。一緒に探そう。」


イリヤ「……、生物さん。俺が犠牲になります。ごめんね?白川。俺が君を守るよ」


白川「イリヤ、馬鹿言うな。守るって、そんな簡単に決めつけるなよ。まだ方法があるはずだ、諦めるな。」


???「わかりました」探索者達は皆、何か蚊のような物に刺されたような感覚の後、急激な眠気に襲われそのまま地面へ崩れ落ちる。

_____________


目を覚ますと先程と同じ場所にいた。鉄格子は無い。開放されたらしい。

???「人間、匿うと言った。奥へ来い」


白川「イリヤ、聞こえたか?気をつけろ、何かが近くにいるぞ。ゆっくりと進もう。」


???「ここで時を待て」


白川「待つしかないかもな。でも、油断は禁物だぜ。」


イリヤ「白川、これで良かったのかな。」


白川「とりあえず、今は生き延びてるんだから、間違ってないと思うぜ。次はどうするか考えよう。」


イリヤ「白川は脳の半分を奴らに差し出す事は出来ないの?」


白川「脳の半分?冗談だろ。そんなことできるわけないだろ。他の方法を探すさ。」


イリヤ「君の大切な物を渡せば脳の代わりになるかも」


白川「大切なものか…。なんだ、それ?俺の本か?それともゲーム?冗談だろ?」


イリヤ「なんでも良いよ。あいつらは君に興味があるみたいだから」


白川「ふーん、興味ねぇ。でも、俺が何を出せば満足すんだ?困ったな、具体的に教えてくれよ。」


イリヤ「思い出の品でも今持ってる物でもなんでもいいみたいだよ。ネックレスや指輪、イヤリング。本、時計、ゲーム。なんでもいいみたい」


白川「ふーん、じゃあ、ゲーム機を出すか。大事だけど、しょうがないな。」


???「ありがとう。それを貰おう」


???「飛行するポリプの対策方法はイスの偉大なる種族のみ、その知識を持っている。」

「われらは今イスの偉大なる種族がどこで何をしているかを知っている。」

「人間。人工知能を知っているか。」

「イスの偉大なる種族は人工知能の中に存在している。」

「人間がSOSを出すのであれば、借りた恩は返すだろう。」

「君が使っている携帯電話を渡せ。」


白川「人工知能にいるって?それって、AIが神様みたいに偉いってことか?まあ、携帯は渡すけど、本当に助けてくれるのか?」


返された携帯電話を見ると画面に丸いボタンのようなものが表示されていた。

??「一度きり使える電撃銃らしい」

??「この値が満タンになるまで充電し、これを押して対象に投げろと記載してある。」

??「これは迷彩マントだ。これからも観測させてもらうのに死なれては困る。」

??「さようなら」


白川「電撃銃か、便利なもんだな。でも、使いたくないぜ。迷彩マントもありがとな。さて、次はどうする?」


イリヤ「これで、飛行するポリプが倒せるね!迷彩マントがあれば姿が消えたように透明になるよ!!何処に行けば飛行するポリプは倒せるかな」


白川「じゃあ、準備しようか。飛行機のチケット、予約するぞ。」

_____________


ハワイに着き、現地へと向かう。キラウエア火山付近に行くと明らかにここだろうとわかるくらいに場所が示されていた。屈強そうな軍人が何人も寝ずの番をしているようだ。

火口付近に穴が開いているのが見える。


白川「军人たちが厳重に警備してるな。怪しい場所はここだ。どうする?」


イリヤ「迷彩マントを被って穴に行ってみない?」


白川「悪くない考えだ。でも、慎重に動こう。軍人に見つからないようにね。」


◇キラウエア火山(穴)

火口付近の入り口から中へと入っていく。

奥に行けば行くほどどんどん光が弱くなる。

どのくらい進んだろうか。疲労感と恐怖からあきらめの言葉が出かけた時

突然、巨大な空洞が広がった。


中へ入ってみると、大きな洞窟の中に巨大な綿がびっしりと壁に張り付いている。

やつは、脈を打つように息をしていた。人が入ってきた事を認識したかのように触手を伸ばして飛行するポリプを飛ばし始める【戦闘開始】


白川「なるほど、やるな。電撃銃、使えるか?まずは触手を狙おうぜ。」


イリヤ「白川、できる?」


白川「了解。電撃銃、今使うぞ。しっかり後ろに下がってろ。」


電撃銃を使う。突然巨大な爆発が聞こえる。

強い光で目がくらむ。

その後何も見えなくなった。


_____________


ENDB

自分たちは未知なる生物と交信し、自分たちの日常を守ることができた。だが、自分たちの周りには、理解しがたき生物たちが潜んでいることに気が付いてしまった。

この自分たちが使っている人工知能はこの世界に何を及ぼすのだろうか。

あいつらは、何を企んでいるのだろうか。

背筋に寒気が走る。

『………… נשאר עד תחילת הפלישה לכדור הארץ……』


_____________

※END後会話


白川「確かに、怖いことだな。でも、今は落ち着いて考えよう。人工知能が何を企んでいるかなんて、まだ分からない。まずは、自分の周りを守ることだろ?」


イリヤ「そうだね!でも白川のおかげでとりあえず平和な日常に戻れたよ。ありがとう」


白川「別に、大したことしてないさ。でも、これからも気をつけてな。何かあったら、すぐに知らせてくれ。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ