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ハーレムですわっっ。デキちゃった婚ですわっっ、どやっ。大宇宙ハーレム奇譚、キバとユキノのハーレムあれや、これや、だぜ。  作者: トウフキヌゴシ
第五章、マッチョハーレム

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第七十話、ファイッツ

 キバは、大木の幹の根元、大広間に移動した。

 

 ムキッ


「「行かせませんっ」」

 ア〇ンと〇ムソンが行く手を阻む。

 筋肉と筋肉がぶつかり合う格闘戦が始まった。


「ぐうっ」

 キバとアド〇とサムソ〇。

 二体一である。

 宙軍中野学校式近接格闘術をフルに使い、何とかさばいていた。 


「「たまった」」

 アド〇とサム〇ンが叫ぶ。

 必殺技ゲージが溜まったのだ。


「「メンズビー――――ムッッ!!」」

 二人が頭の先をキバに向ける。

 頭の先からぶっとい、漢のレーザービームがキバに照射された。


「がっはあ」

 キバは、直撃はまぬがれたが、体力ゲージが赤く染まった。

 必殺技ゲージも三本溜まる。


「今度はこちらの番だ」

 レバーを下から前に半分回しキックボタン、”武神流早駆け”だ。

 一瞬で、サムソンのふところに入る。


「”宙軍中野学校式、秘奥義、武神八双漣華”っっ」


 逆ヨガフレイムコマンド×2、プラスパンチボタン×3だ。


 ピッカ~~~ン

 ドカドカドカ


 辺りが暗転し、ヒットモーションが乱舞する。


 キバは、倒れたサ〇ソンの前で、背中を向け左手を下に下げた。(←残身)


「サ、〇ムソンッ」

 ア〇ンが驚きの声を上げる。


 ズドオオン


 キバが、ゲージ一本を消費して、”殺意の波動”を目覚めさせた。


「”宙軍中野学校式、禁秘奥義、瞬獄殺”っっ」


 弱パンチ、弱パンチ、→、弱キック、強パンチである。(右向きの時)


 ピッカ~~~ン

 ドカドカドカ


 辺りが暗転し、ヒットモーションが乱舞する。


 キバは、倒れたア〇ンの前で、背中を向ける。

 背中には赤い、”天”の文字が浮かんだ。(←残身)


「いやあああああ」

「アド〇ッ、サムソ〇ッ」

 アルラウネが飛び出してきた。

 アルラウネが、床に倒れた二人にしがみつく。


「……心配するな……」

「青あざや殴られた後の顔が出ている、”コンティニュー”画面で追いコインすれば、復活する」


 キバがアルラウネに背を向け、しずかに大広間を出た。


 背後から、


 ウッワアア、ウッワアア、ウッワアア、


 とエコーの聞いた声が聞こえてきたのは、気のせいにちがいない。


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