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ハーレムですわっっ。デキちゃった婚ですわっっ、どやっ。大宇宙ハーレム奇譚、キバとユキノのハーレムあれや、これや、だぜ。  作者: トウフキヌゴシ
第四章、ネコハーレム

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第六十三話、その後、第四部完

 春が来た。

 フェリシアの右手は、礼服を着たナカムラ、左手はマリアが手を繋いでいる。

 フェリシアは真新しい制服と背中にはピカピカのランドセルを背負っていた。

 今日は小学校の入学式なのだ。


「入学おめでとう」

 ナカムラが言う。


「今日からフェリシアは、小学生よ」

 マリアが涙ぐんだ。


「父さま、母さま、ありがとうございます」

 フェリシアは、満面の笑顔だ。


 ちなみに、ナカムラはその情報処理能力を生かし、エリンステーションの市役所の職員に。

 マリアは、博士号を持ち有名な論文を複数出しているため、フェリシアが通う小学校の先生になっていた。

 さらに、ナカムラとマリアは結婚、フェリシアを養子にしていた。

 マリア・ナカムラ、フェリシア・ナカムラに名前が変わっている。


「入学おめでとう」

「じゃあ、写真を撮るぞ」

 キバがカメラをかまえる。


 小学校の正門の入学式の、立て看板の前だ。

 頭上には、桜が満開に咲いている。


 パシャリ


 桜の花。

 満面のフェリシアの笑顔。

 それを左右の二人が暖かそうに見つめる。

 仲睦まじそうな三人の写真が取れた。


「良かったですわねえ……キバ様」

 ユキノがしみじみと言った。


「ああ、本当にな……」


 今、真の意味で三人が家族になれたのだ。


 

ユキノの歴史がまた一ページ。

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