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ハーレムですわっっ。デキちゃった婚ですわっっ、どやっ。大宇宙ハーレム奇譚、キバとユキノのハーレムあれや、これや、だぜ。  作者: トウフキヌゴシ
第三章、ハネムーンハーレム

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第五十話、心のパンツ

行ってみたいなあ。

「まずは、ハマナ湖ですわっ」

 首都、アタミの西に広がる広大な湖だ。


「地球時代から、養殖が盛んですわっ」

 ユキノだ。

 地球文明を勉強している。

 ウナギやノリ、カキ、全長5メートルを超えるスッポンの養殖が盛んである。

 ちなみに、ウナギは地球産のDNAから再生されており、スぺ―スイールとは起源が違う。

 中身は変わらないが。


「名物、”うなぎパイ”を食べましょう」


 ”夜のお〇つ”と呼ばれる名物、”うなぎパイ”。

 

 ウナギをぶつ切りにして塩ゆでし、パイに包んだ、スターゲイジーパイだ。


「ううっ、目が合った」

 キバだ。

 

 四方に飛び出したウナギの頭がスターのように見えるらしい。


 メイド~インッイングリッシュ~。

 

 味が塩気しかなく、おいしいという記事は見つけられなかった。


「キバ様、『名物にうまいものなし』と、地球では言うのですわっ」

 ユキノが人差し指を振りながら言った。


「そ、そうだな」

 キバは、当たりすぎていることわざに、何とも言えない声を出した。

 


「次は、タヌマ湖ですわっ」

「ここは、水面に映る、”逆さフジ”が有名ですわ」

 

「確かに、きれいだな」

 忠実に再現されたフジ山が上下二つに見える。


「でもなぜ、円形にえぐれてるんだい」

 監察官が、キバに聞いた。


「ああ、あれはソレントが日本に侵攻してきたときに、”祖国解放砲”で削られたんだよ」

 フジ山の標高が、1225メートルになった事件である。


「ふ~ん」

 皆で記念写真を撮った。



「さっ、次は、”フジ・ジャハリパークですわよ」

 何故かパーク内には、”フレンド”と呼ばれる”獣人”しかいなかった。

 ”サー〇キャット”の獣人が案内してくれる。

 パークをまわると夕方になった。



「宿泊はアタミ温泉ですわ」

 アタミの温泉旅館についた。

 入口には、”コルトバ王家、御一行様”と書かれている。

 

「まずは温泉に入りましょう」


「おおっ」

「はいっ」


「いい湯だねえ、キバ君」

 監察官だ。


「うん、いい湯だな」

 キバが答える。

 

「…………!」

 ハロクである。

 ”フェンリルウールヴ”内の、アタミ温泉の再現度の高さに無言で驚いていた。


 監察官が、浴槽内で()()を使い大騒ぎになった。


「微妙に、(男女の体で)入浴の感覚が違うんだよ」


 とは、監察官の談である。



 風呂上がりに、大宴会場に移動した。

 入口には、墨で、”コルトバ王家、御一行様”と書かれた大きな畳の間だ。

 和服姿の仲居さんが、お膳を運んでくれる。

 メイン料理は、ハマナ湖の名物料理だ。


「さっ、食後は、地球の伝統と格式高い宴会行事」


「カラオケーションですわ~」


 流石アタミだ。

 カラオケーション、略して”カラオケ”の設備が完備してある。

 監察官が感心したように、うんうんとうなずいた。

 ステージもあった。


「「いっ〇~、キ〇イに、氏のうか~」」


 ミケと、R-66のデュエット、”昭〇カレス〇キ”である。 

 大いに盛り上がった中、宴会は終了した。



 旅行、二日目である。

 アタミ市内観光だ。


「まずは、”カン〇チとオ〇ヤ”像ですわ」

 

 全長50メートル。

 市内のどこからでも見ることが出来る、”都市防衛用人型要塞”だ。

 特に、カン〇チキックは、強烈である。 


「地球の明治時代の、……実際の人物と事件を元にしているのですわっ」 

 ユキノは、流石に怪しくなってきたのか、ブレスレットコマンダーでこっそり検索している。



 ”カン〇チとオ〇ヤ”

 

 地球の明治時代に起きた史実。

 DCのカン〇チとJCのオ〇ヤは、幼いころに家がかわした婚約者同士だった。

 しかし、オ〇ヤが、王族の王太子に目移りした結果、寝取られてしまう。


 これに怒ったカン〇チが、


「月を見るたび、思い出せっ」


 とオ〇ヤに、小キックを繰り出した。

 この攻撃で、超必殺技のゲージが溜まったオ〇ヤは、


「これでっ、終わりじゃっ」


 と、”裏百〇式、大蛇〇ぎ”で迎撃。

 

 カン〇チが、〇神流に目覚めるきっかけとなる。


 最後には、カン〇チが、高利貸しになり、オ〇ヤに、”ざまあ”するのだ。



「キバ様っ、ネトラレッですわっ」

「NTRですわよ~~~~」

 モガモガ。


 キバは久しぶりにユキノの口をふさいだ。

 

「目には、大出力ビーム砲装備かあ」


 ”カン〇チとオ〇ヤ”像の観光を終えた。



 ミユキが、そっと胸の前にパンフレットを出した。


「こ、これは」


 ”心の〇ンツがはじけとぶ”

 ”お子様向けのアトラクションのような可愛らしさを感じます”


 と大きく書かれている。


 アタミ秘〇館っっ


 ざわざわ


 新婚カップルが訪れると、()()子宝に恵まれるという、超パワースポットだ。

 

 コクリ


 ミユキが黙ってうなずいた。


 その後、一週間ほどアタミを堪能して、一行は帰路についた。


 ”アタミ旅行から帰って来た息子の様子がおかしい。”


 のである。



とりあえず、像は要塞化しとかないとね。

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