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チクッ! 僕は見知らぬ美女に噛まれた!?

作者: 七瀬




僕の名前は、『桜井 ひとな』25歳、サラリーマンで彼女あり。

3年付き合っている彼女がいる! もうじきプロポーズをする予定だ!



僕の事を、ずっと支えてくれている女性なんだ。

僕が必ず、彼女を守って行くと決めている!



・・・彼女もね!

僕にこう言ってくれた事があるんだよ。


『ひとなは、誰にでも優しいけど、特に私には優しいよね。

いつか、私ね! ひとなと結婚できたらいいな~』

『こあみ!』



こあみに、あんな風に言われたら、、、?

僕は、こあみと結婚するしかないと思ったんだ!




 *



そして、僕が覚悟を決めた仕事帰りに、、、。


綺麗な女性が僕の後ろを歩いてきて、僕がチラッと後ろを振り返った時

【なって! 綺麗な女性なんだろうと思っていると、、、?】



人気がない通りに出た瞬間、後ろからその綺麗な女性が僕の首元を

“ガブッ”とかぶりついてきたんだ!?


『・・・えぇ!?』

『あなたの首元がとってもセクシーだっから、つい嚙みついたわ!』

『えぇ!? 嘘だろ!? 血が出てんじゃん!』

『見た目通り、血も美味しいのね。』

『・・・ぼ、僕は、どうなるんだよ!』

『わたしたちの“仲間”になるのよ!』

『“仲間って?”』

『吸血鬼よ!』

『なんで! こんな時に!?』

『ごめんなさいね! 何か予定でもあったの?』

『あったよ! 彼女にプロポーズを、、、。』

『大丈夫! 何にも心配ないわ~』

『・・・・・・』



そこで、僕は気を失った。




 *




・・・どれぐらい、眠っていたのかな?

僕が目を覚ますと、、、?


何処かの家の部屋で、、、。


7畳ぐらいの部屋に真っ白の壁紙に、僕の寝ているベットと小さな

テーブルには花瓶に一輪の黄色い花とコップに水が入っていた。

それ以外のモノは、何も置いていない。

それと、窓が開いて気持ちがいい風が吹いていたんだよ。

僕は窓が開いているとこに行って外を眺めながらコップの水を飲ん

でいると、、、?


誰かが僕のいる部屋に入ってきたんだ。


【コンコン】


僕の首元に噛みついてきた綺麗な女性だった。


『もう大丈夫ね!』

『・・・僕は、どれぐらい眠っていたのかな?』

『3日よ。』

『えぇ!? 3日...。』

『えぇ!』

『僕は、これからどうなるの?』

『言ったでしょ! わたしたちの仲間になったのよ!』

『吸血鬼って事だろう! それって、本当なの!?』

『えぇ、そうよ! わたしたちは永遠に生き続けるわ! 人間が食べる

物はもう食べれないけどね! 血を飲んでいれば大丈夫よ。』

『・・・血って? 君みたいに人を襲うのか?』

『バカね! 輸血の血を飲むだけよ! わたしたちの仲間はあらゆる

分野にいるのよ! だから、人を襲う事なんか! ほとんどないわ!』

『・・・でも、君は僕に噛みついたじゃないか!』

『それも言ったでしょ! あなたの首元がセクシーだったから、ついね!』

『僕の大事な女性ひととは? もう会えないのか?』

『そうね! あなたには悪いことをしたと思っているわ!』

『もう、人間に戻れない、、、。』

『・・・ごめんなさいね、』

『吸血鬼って? 普段はどんな生活をしてるんだよ!』

『あたなが思っている吸血鬼って? 十字架やにんにく、お日様や人を

襲って血を飲むとかでしょ?』

『えぇ!? 違うの?』

『違うわ! わたしたち吸血鬼は、昼間も人間のように普通に歩き回れ

るし十字架もニンニクも利かないわ!』

『・・・そうなんだ、』

『それに、顔色だっていいでしょ!』

『あぁ、』

『血も輸血の話をしたけど月に一度、ココに病院から新鮮な血が送られ

てくるから、大丈夫よ!』

『でも、今までみたいに好きな食べ物は食べれないんだろ!』

『・・・そうね! あなたは、何が好物なの?』

『ステーキかな? 分厚い肉が好きだよ!』

『そう、わたしもハンバーグが大好物だったわ! もうどれぐらい食べ

てないのかしらね?』

『一生! 人間が食べる物は食べれないの?』

『いいえ! それがね、人間に戻れるかもしれないのよ! 医学も進化

してひょっとしたら? 元に戻れるかもしれないわ!』

『どうせ、それだって! 今すぐの事じゃないんだろう!』

『・・・そうかもしれないけど! でも、元に戻れると信じているわ!』

『なんで! こんな事に、、、!』




 *



僕は、普通の日常生活を送るようになる。

彼女には、もう会えないけど、、、。



吸血鬼として!

僕はこの女性ひとたちと一緒に生きて行く。



『ふーう、今日の風も気持ちいいな~!』






最後までお読みいただきありがとうございます。

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