「混沌の歯車」の設定資料①
最近考えている小説もどきの世界観とか人物とかの資料集。
飽きたら打ち切り。別のシリーズが始まるだろう。
・大まかな世界設定
よくあるタイプの「剣と魔法の世界」。
おおよそ中世ぐらいの生活水準。魔法のせいで無駄に文明が進んでいる所もある。
地上世界ガラエルと神界ラウエルの二つの世界が繋がって一つの世界として成り立っている。
・この世界における時間軸の記述について
この世界全体を語る場合、「創世から何年」とか「○○○○歴何年」とか言う書き方だと訳が分からなくなるので、「混沌の歯車の設立」を基準として、何年前、何年後かで示す。
「混沌の歯車」については別の資料に書く。
・魔法
この世界における魔法は次のような感じで発動する。
1、自身の体内に存在する魔力を操って、魔法陣を描く。
2、描いた魔法陣に魔力を通す事で発動。
基本的に詠唱せず、魔法名だけ言って発動。ただし、詠唱した方が魔法陣を描きやすいとか言う謎設定がある。発動する魔法の魔法陣が複雑だとか、必要な魔力量が膨大だとか、影響範囲が世界規模の魔法とかは、詠唱してる。
魔法陣は「なんか生まれた時から知ってる」と「後から知った」という二種類があり、前者は手足を動かすように描けるが、後者は頑張らないと描けないみたいな違いがある。
この世界における魔法の属性は次のような感じ。
火、水、雷、土、風、氷、光、闇、毒、空間、時間、無
火、水、雷、土、風、氷はそのまま。自然現象の一部を再現したり、属性を持たせた攻撃を放つ系。
光は回復と浄化が使える。アンデットを倒すのに便利だったり、治療できたり。
闇は光の逆。相手に呪いをかけたり、傷を悪化させたり。ちなみに召喚系の魔法は無属性。
毒は状態異常全般。空間は転移とか収納とか。時間は加速、減速、停止、逆行。
無属性はそれ以外全部。中には上に書いたようなのもあったりする。
・適正
割とよくある設定。「属性に適性が無いとその属性の魔法は使えない」ってやつ。
大体3~6属性が標準。3未満はほとんどいない。12属性全部に適性があるのは結構いて、別に「国を挙げて捕まえろ!」って程では無い。むしろ、全属性は器用貧乏なのが多いので、数が少ないほど好まれる傾向もあったりなかったりする。
・存在している種族
神、神獣、精霊、六種族、魔獣、獣。
・秩序
この世界が存在するのに必要不可欠な物。世界の法則そのものであり、この世界における全ての事象は秩序へと干渉する事で成り立っている。一つでも失われた状態が続くと、数年~数百年後には世界が滅ぶ。
別に、神界に無いといけないとかいうルールは無く、地上世界ガウエルにあっても、ちゃんと機能する。
秩序が無くなったりしないように、秩序をその身に宿す「神」と言う種族が存在している。
・神
その身に秩序を宿す存在の総称。宿す秩序の数は基本的に1つだが、中には複数個の秩序を宿しているやつもいる。宿している秩序が1つも無い状態になると死ぬ。基本的には不老不死。基本的に神界ラウエルにいて、地上世界ガウエルをのぞき見てる。世界の調整だとか言って、地上世界に来て破壊を齎す迷惑者が多い。姿は下に書く「六種族」を摸している場合が多いが、中には獣や魔獣の姿をしている神もいる。
・神獣
神界にいる神が地上世界を見るために置いてる生物の総称。別に神聖な領域を守護しているとかそういう守護獣みたいな役割は無い。あくまで、神々が地上を見るための中継カメラ。神が持つ秩序の力の一部だったり、秩序そのものを宿している。秩序そのものを持っていたら「神」扱いなのだが、本人(?)が神獣だと言えば神獣なのだそうだ。
・精霊
地上世界の地下を流れる神気(後述)から生まれる存在。周囲の魔力を吸収して成長し、無色の魔力に属性を与える能力を持つ。下級、中級、上級とあり、上級まで成長した精霊は自らの魂を世界へと捧げて自殺する。
・六種族
天使族、悪魔族、蟲人族、エルフ族、獣人族、人間族の総称。二足歩行、共通言語の使用、魔法を使う、与えられた役割があるといった共通点がある。
・天使族
背中に白い翼があり、頭に「天使の輪」が浮かんでいる人型の種族。
与えられた役割は「神の依り代」。地上世界への影響力が大きい神々が安全に地上に降臨するための体。
種族固有の魔法があり、それは別の資料に書く。
・悪魔族
背中に蝙蝠のはね、頭に何らかの生物の角を持つ人型の種族。
与えられた役割は「堕落による文明発展の抑制」。優秀な者を堕落させる事で、他の種族が過度な文明発展で自滅するのを防ぐ役割。(主に人間族。)
種族固有の魔法があり、それは別の資料に書く。
・蟲人族
虫と人間を混ぜ合わせたような見た目と性質を持つ人型の種族。
与えられた役割は「神門の守護」。神界と地上世界を繋ぐ門を護っている。(神獣の役割では無い)
虫が持っているような能力が扱える。
・エルフ族
耳が長い人型の種族。特にこれと言って何かある訳では無い。
与えられた役割は一応、「過去の文明の記録」。エルフ族を司る神が地上に置いた神獣がこれを全部やっているため、実質、役割が無い。
六種族の中で一番長い寿命を持つぐらいで、特にこれと言った何かがある訳ではない。
・獣人族
獣と人間を混ぜ合わせたような見た目と性質を持つ人型の種族。
与えられた役割は「過去の文明の継続」。「便利な道具とかは使わずに原始的な生活をしなさい」ということ。
獣が持っているような能力が扱える。
・人間族
フッツ―の人間。六種族の基準。
与えられた役割は「文明の発展」。魔法と技術を発展させて、文明を進歩させる。
特にこれと言った特殊能力は無い。
・魔獣
言わば、モンスター。六種族を無差別に襲う災厄。文明の発展により駆逐されたり、英雄譚で倒されたり。
魔法は使わず、「スキル」を使う。
・獣
普通の動物。見た目が魔獣でも襲わないのはこれ。
・スキル
魂に刻み込まれた能力で、主に魔獣が持っているが、たまに六種族でも持っていたりする。
魔法とは違い、魔法陣を描かずに魔法を発動する。ただし、一定期間内で使える回数に制限がある。
(一時間で一回とか、一生で一回とか。)