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第六章3 ~平凡な一般庶民・清澄聖羅~


 清澄聖羅は、自分のことを平々凡々の一般庶民だと考えている。


 実際、この場にいる他の四人の女性に比べれば、特別秀でた能力はなく、こちらの世界にとっての異世界出身であること以上の、特別な出自であるわけでもない。

 だが、そんな聖羅でも――あるいはだからこそ――アーミアの問いかけを聞いて、自分と相手とで、前提とする常識に齟齬がある事に気付いた。

 聖羅のいた世界が「嘘や偽りが当たり前に存在する世界なのかどうか」を訊くということは、それはつまりこちらの世界では「嘘や偽りが当たり前ではない」ということだ。

 その事実を認識した聖羅は、いままでうっすらと感じていた違和感の正体がそれだということを、ようやく明確に認識することが出来た。


(そういうことだったんですね……理解できました)


 聖羅は平凡ではあっても愚鈍ではない。

 アーミアの質問からこちらの世界では嘘や偽りが普通に存在しないことを理解した。

 そして同時に、そんな世界で『平然と嘘や偽りを告げることが出来る自分』が、相当な優位に立てることにも考えが至っていた。

 相手が嘘を吐けないのなら、情報戦において優位に立つことは容易だ。対して自分の側は虚偽のし放題となれば、そのアドバンテージは計り知れない。

 ゆえに聖羅はここでアーミアの問いに対し、「そうではない」と答えるべきだったのかもしれない。

 嘘や偽りを自然と口に出来るということを知られるのは、マイナスの印象を抱かれる可能性も高く、今後自分の言動を信じて貰いにくくなるということも考えられる。

 だが。


「そう、ですね。私の元いた世界では……悪徳ではありましたが、嘘や偽りは当然のように行われていました。約束したことを直前になって平然と覆す人がいたり、聞こえのいい嘘の話で人を騙し、金銭などを不当に奪い取る犯罪が横行していたり……しました」


 聖羅は真実をそのまま告げていた。それが自分の立場を悪くすると知っていても、真実をそのまま口にすることを選んだ。

 聖羅は平凡ではあっても、悪辣ではない。

 絶対的な優位を捨て、不利な立場に甘んじることを躊躇いはしなかった。

 それは愚かな行いであるともいえ、一歩間違えば完全に孤立した立場に置かれかねない選択だった。


 だが、そんな選択をしてしまう聖羅だからこそ――最悪の展開は回避出来た。


 聖羅とアーミアのやり取りを聞いて、最初に動いたのはテーナルクだった。

 彼女はアーミアを睨むように見て、口を開く。


「アーミア様、どういうことですの? どうしてそういう話になったのか、説明していただけますか」


「魔界に呑まれる直前、セイラさんと雑談をした。その内容は好きなもの、嫌いなものについて。嫌いなものについて語る際、セイラさんは『約束を守らない人が嫌い』と言った」


 アーミアから端的に示された経緯を聞いて、テーナルクを含むその場にいた全員が、納得したと言わんばかりの反応をする。

 この世界において、『約束を守らない人が嫌い』というのは、聖羅の世界で『殺人鬼が嫌い』というのと変わらない。

 殺人鬼は忌避されるものだが、好き嫌いの基準で語られる存在ではないだろう。ゆえに、アーミアは自分と聖羅とで前提とする常識に齟齬があることに気づけたのである。

 経緯を理解したテーナルクは、深々と溜息を吐く。


「だからといって、何もこの場で……いえ、この場だからこそ、ですわね……」


 テーナルクがちらりと見たのは、バラノの方だった。

 ルィテのテーナルク、ログアンのアーミア、フィルカードのルレンティア。それぞれ国での立場はあれど、三国は友好関係にあり、この三人は基本的には味方である。

 もし「三人が結託して自分を騙そうとしている」と、嘘や偽りに慣れた聖羅に判断されてしまえば、今後の交流に悪影響が生じかねない。それは避けねばならなかった。


 だが、この場には敵対国家であるザズグドズ帝国のバラノがいる。


 バラノは唯一、三人と立場を異にする存在であり、いわば第三勢力だった。

 三人と足並みの合わないことが、この場合は良い方向に働くのだ。


「……ログアンの姫御子様はこういった搦め手は苦手だと思っておりましたが」


「実際苦手。だから、共有したかった」


 聖羅が「嘘や偽りを普通に口に出来る世界から来た」ということにアーミアが気付けたのは偶然だ。

 他の三人が気付くかどうかは運次第であり、うまく立ち回ればアーミアだけがその情報を握ることは出来ただろう。

 さらにその上で、自らとのみ共謀できるように聖羅を説得できれば、情報戦においてアーミアは他の三国を完全に出し抜き、状況を思い通りに操作できる可能性もあった。

 ルレンティアはまた性質が違うが、政治や交渉に長けたテーナルクやバラノであれば、当然その道を模索したはずだ。

 アーミアがそうしなかったのは、彼女自身がそういった交渉戦に特化していないということを自覚しているためである。

 さらに加えて。


「それに――セイラさんに謀略は無理だと思った。それは皆も感じたはず」


 アーミアがこの段階まで気付いた事実を口にしなかったのは、それ自体が聖羅の仕掛けた罠ではないかと考えていたからだ。

 テーナルクやルレンティアも同席した場で行われた、最初の顔合わせの際、三人は聖羅のことを「底の知れない存在」だと感じた。本人が言うような一般人には思えなかったのである。

 そのために育てられ、教育を受けた自分たちと対等に駆け引きをし合える存在なのではないかと考えたのだ。

 それは世界そのものの前提が違うことによる差であったわけだが、聖羅の背後に控える死告龍という最悪のカードが切られた時のことを考えると、聖羅を警戒しすぎるに越したことはなかった。

 ゆえに、いまのタイミングまでアーミアは「聖羅のいた世界が虚偽を前提とする世界」である可能性を黙っていたのだが。


「セイラさんは本人の言うとおり――極普通の、人間」


 奇しくも、死告龍たるリューに向けた無防備な笑顔がアーミアの警戒を解いた。

 聖羅が、真実を隠し、人を騙し、利を得ようとする、そんな悪辣な人物ではないと。

 そのことをアーミアは読み取り、自分が――ひいてはログアンだけがアドバンテージを得る道を放棄した。

 聖羅の性質も考えれば、もし聖羅を取り込むことに成功したとしても、その謀略が良くないタイミングで他の三国に露見する危険性の方が高かったためだ。

 そのアーミアの説明に、他の三人も納得したようだった。


「あーみんらしい判断だと思うにゃ」


「そうですわね……こうなってみると、セイラさんとの交流開始が遅くなったのは、かえって良かったかも知れませんわね」


「……テーナルク様だけがこの情報を握っていた時のことを考えると、震えが来ますよ」


 バラノはそう言って息を吐く。

 もしテーナルクがもっと早くから聖羅と交流を持っていたらどうなっていただろうか。

 話す回数が増えれば増えるほど、仲が進展すればするほど、聖羅の世界の真実に、聖羅の持つ特質に気付く可能性は高まっていただろう。

 一対一で交流している間にそのことに気付いたのなら、当然テーナルクは聖羅の特質をルィテ王国の利益のために秘する道を選んだだろう。

 そうなっていた場合、他の三国はかなり不利な立場に立たされることになっていたはずだった。


「理想をいえば、第三者視点の立場には死告龍様や大妖精様がいてくれればよかったんだけど。死告龍様はその状態だし……ともあれ、セイラさん。わたしたちの言葉が信じられなければ、そのお二方に訊いてみるといい。お二方は、わたしたちの立場を斟酌しはしない」


「アーミアさん……大丈夫です。お気遣いありがとうございます」


 聖羅はアーミアに気を遣われている事に気づいていた。

 なるべく聖羅が不安に思わないように、立場の違う存在からそれぞれの話を聞くように促されているのだと。


(それにしても……基にする常識が違うと気付いたからといって……それにすぐ対応できるあたり、この人たちは、本当に……)


 いまだに元の世界の常識を引き摺る聖羅とは、やはり出来が違うのだ。

 それはそれ相応の教育を受けているかどうかの違いではあるのだが、聖羅は改めてこの四人と腹の探り合い、駆け引きのし合いをするには自身が力不足であることを自覚する。


(幸い、この人達は善良な方達のようですし……ここまで気を遣ってもらいましたしね)


 彼女たちを信じて任せるべきかもしれないと聖羅は考えていた。

 国を背負っている立場にある以上、彼女たち本人の善良さは必ずしも絶対ではないが、そもそも本気で策謀の張り合いになったら聖羅に勝ち目はないのだ。

 最低限の警戒心を持っておくことは忘れられなかったが、聖羅は彼女たちを信用すると決め、少し心が軽くなったことを感じる。


「聖羅さんの特性については、この五人の間での秘密ということにいたしましょう。皆さんも、それでよろしいですわね?」


 テーナルクがそう口にすると、全員が躊躇なく頷いた。


「外に漏らしてもいいことないからにゃあ」


「不要な疑心を生むだけ」


「セイラさんは善良な方ですし、問題ないと思います」


(……言われているほど、私は善良ってわけでもないと思いますけど)


 聖羅は善良ではあっても、平凡な存在である。

 なるべく誠実であろうとは努めているものの、彼女はそれを死ぬまで貫き通せはしないとも考えていた。

 いざというとき、自己保身に走ることがないとは言えないのだ。

 とはいえ、少なくともリューやこの場にいる四人の助けがあるうちは、強いて保身に走る必要が生じることがそうそうあるとも思えない。

 聖羅にも人並みの欲はあるものの、かといって溢れんばかりの金銀財宝を差し出されると困ってしまう庶民でもあるのだ。

 衣はさておき、食と住が最低限保証されているいまの状態で、全く困ることはなかった。


「せいらんのことはひとまずそれでいくにゃ。さしあたっても、この魔界からどう脱出するかを考えないとにゃ」


 聖羅の特質がわかっても、彼女たちが現在やるべきことは変わらない。

 ルレンティアがそう締めくくり、全員が意識を切り替える。


「ほい、せいらん。まずはご飯を食べるにゃ」


 そういって、ルレンティアが石を削り出して作ったお椀に注いだスープを聖羅に向けて差し出す。

 目に見える言動こそいままでと変わらなかったが、聖羅はルレンティアたちの気配がどことなく柔らかくなったのを感じていた。

 いままでが刺々しかったわけではないが、どこか一線を引いている感覚があった。

 しかし、真実が明らかになった今、彼女たちは聖羅を必要以上に警戒することがなくなっていた。

 その柔らかな気配は、聖羅を不要な気負いから解放する。


「ありがとうございます、ルーさん。……いつのまに作ってたんですか?」


「話を聞いている間にちょちょいっとにゃ」


 得意げにいうルレンティアから、聖羅はスープを受け取る。

 石の器は見た目重そうに思えたが、相当薄く切り出しているのか、思ったよりは軽い。女性の聖羅が片手で支えられる程度だ。さらに魔法を用いて強度や熱伝導まで調整しているのか、不安な感じは全くしなかった。

 中身は柔らかく煮込まれた魚と海藻らしきもののスープだ。

 器と同じように石から作られた匙を用いて、聖羅がそれを口に運ぶ。魚は柔らかく煮込まれており、海藻の味がよくしみ出したスープは、聖羅の身体を内側から暖めてくれた。


「美味しいです。……この魚、しっかり処理されているようですが、刃物はどうやって……あ、いえ、なんでもないです」


 聖羅が質問を途中でやめたのは、ルレンティアがその手をひらひらと翳したためだ。

 彼女は、植物型の魔物を切断できるほど鋭い爪を持つ。

 それを上手く使えば、魚の調理くらいは容易いことだと言われなくてもわかったのだ。


「爪がなくても魔法で切断できるけどにゃ。食材を魔法で調理すると、なぜだか美味しくならにゃいんだよにゃあ」


「魔法で処理をすると、その者の魔力が食材に移ってしまうからだと言われていますね。地域によってはその方が好まれる場合もあるようですが。……確か、ログアンにそういう料理がありませんでしたか?」


「捧食のこと? あれはグランドジーグ様への感謝の気持ちを伝え、今後も共に生きていくことを誓う祭典の時に作られるもので、どちらかといえば儀式」


「色んな風習があるんですね……」


 様々な人が生きている世界である以上、色々な風習や慣習が生まれるのは当然だったが、聖羅は改めて知的好奇心を刺激されるのを感じていた。

 相互理解が進み、妙な警戒や気負いがなくなったことで、そういったことに意識を向ける余裕ができてきていた。


(リューさんのお気に入りの狩り場に連れて行ってもらう約束をしていましたっけ)


 息抜きに出かける提案をされていたことを聖羅は思い出す。

 思い出した流れで、腕の中のリューを見ると、リューは聖羅の顔をじっと見つめていた。

 観察されていることに気付いた聖羅は、少し気恥ずかしくなり、スープを飲むついでにその器で顔を隠す。

 その際、スープの中で海藻のような具がゆらめているのが見えた。


「そういえば、海藻……みたいなものも生えてたんですね」


 周りの水が塩水ではないのは、確認済みだ。

 風景だけを見れば完全に大海原だが、環境的にはどちらかといえば地底湖に近いらしい。

 そんな場所で海藻のようにしか見えない水草が採れたことは、よく考えれば不思議なことだ。

 その認識は間違っていなかったらしく、ルレンティアが溜息交じりに答える。


「水底に普通に生えてたにゃ。食べられる種類のもので良かったけどにゃ……なんで生えてたんだかにゃあ」


「いくら水草の成長が早いとはいえ、半日やそこらで生えていていい規模ではなかったんですよね」


 そうバラノが確認すると、ルレンティアは頷いて肯定した。


「そうだにゃ。かといって何年も前から生えていた感じでもなくて……わけがわからないにゃ」


「元々、魔界という中では方向感覚や時間が狂うことがままありますが……この魔界はまた別格ですね……中と外で時間の流れが大きく変わっている可能性も出てきました」


 バラノは真剣な表情で分析を続けている。


「流れる時間が遅くなっているならまだしも、早くなっていたとしたら困りますわね……」


 テーナルクはそうぼやく。王城が魔界に呑まれているという状況は、極めて深刻な事態であり、それが長期化すればそれだけでルィテの国力の低下は免れない。できる限り早く事態を解決したいのが本音であった。

 五人が真剣に話し合っているうちに、遠くに見えていた何かの影の姿が霧の向こうに見えてくる。


「みんな、念のために戦闘態勢を取るにゃ」


「言われなくとも」


「バラノ様とセイラさんは後方に下がっていてくださいませ」


 戦える三人が前に出て警戒をし、残るふたりは並んで後方に退いた。

 聖羅は絶対防御を持つ自分は最前線に立つべきではないかと思ったが、リューを抱えているため、大人しく後方に下がる。

 仮に戦いに巻きこまれても、リューならば平気な可能性も高いが、いまのリューがどれほどの防御力を持っているかはわからない。

 いざとなれば自分の身で守ることも考えつつ、聖羅は近づいてきたその影をしっかりと見据えた。


「これは……島……でしょうか?」


「大きな島ですね……全景が視界に収まりません」


 それはかなり大きな島のように見えた。

 木々が生い茂り、中央には小高い山らしき岩肌も見える。

 聖羅が持つイメージでいえば、冒険物の物語で登場人物がよく漂着する無人島、というべき島だ。

 山を囲むように森が周囲を覆っていて、島の形は今ひとつ判別できない。


「砂浜が見えるにゃ。あそこに船を接岸するにゃ」


 ルレンティアが上陸できそうな砂浜を見いだし、その砂浜へ水上拠点を押しあげた。

 碇はなかったが、浮力を与えていた魔法を切ってしまえば、自然と水上拠点の重さで砂浜に拠点が埋まり、波の力程度では流されないようになる。

 水上拠点から五人と一頭が降りた時、先頭に立って島の奥を警戒していたルレンティアが声をあげる。


「全員警戒! 何かくるにゃ!」


 ルレンティアが砂浜の中央まで後退し、警戒を促す。

 その段階で、他の四人の耳にも森の奥から騒音が聞こえてきた。

 木々がなぎ倒される騒音と、何かが争っているような激しい擦過音。

 その正体は、すぐに知れた。

 森の奥から砂埃を巻き上げつつ、巨大な何かが飛んで来たからだ。


 複数の脚を持つそれは、テーナルクとバラノの見覚えのある、あの巨大蜘蛛であった。


 ただ、その八本あったはずの脚はいくつかが半ばから千切れており、それだけではなく全身に深い傷が刻まれていた。

 蜘蛛は飛んできた勢いそのまま、砂浜で何度かバウンドした後、水の中へと落下し、大きな水柱をあげる。


「何と戦って……? ――ッ! 伏せるにゃ!」


 ルレンティアがそう叫び、他の三人が反応して地面に伏せる。

 反応しきれなかった聖羅は、近くに立っていたバラノが抱えるようにして、一緒に砂浜に伏せた。

 そんな五人の頭上を、複数かつ極太の雷が走り、浮かび上がりかけていた巨大蜘蛛に殺到した。

 雷は凄まじい轟音を立てて蜘蛛の身体を焼き、一部は水面を走り回って水しぶきをあげ続けた。


 そして――最終的に爆発した。


 巨大蜘蛛の身体が内部から爆散し、破片が周囲に飛び散る。

 ほとんどは水中に沈んだが、脚のうちの一本が、砂浜に伏せていた五人の近くに落ちてきた。

 深々と砂浜に突き刺さったその脚部は焼き焦げており、先ほどの雷にどれほどの威力があったのかは一目瞭然だ。


 そんな雷を放ったと思われる存在が、五人の前に姿を現す。


 それは、巨大な牡鹿であった。

 全身を覆う黄金色に輝く体毛だけでも神々しいが、それ以上に神々しいのは、その頭部に生えた立派な角だった。

 ただでさえ見上げるほど大きな体格なのに、その身体に匹敵するくらい角も大きく、雷を宿し、危険な音を立てて光り輝いている。

 結果として全体から感じる威圧感が倍増していた。

 明らかにただの牡鹿ではないその大鹿は――


 聖羅たちにも、その殺意を向けていた。


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