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第3話 イビル・オア・ジャスティス

現実の世界に干渉し続ける謎の亜空間・並列世界。


その並列世界で、ゼータ・バニッシュは新種の化け物であるマリオネットを蹴散らし、ある人物を目指して走っていた。



「うらぁっ!!」



その声と供に、何体かのマリオネットの身体の一部が削ぎ落とされていた。


ゼータは、両手に構えた二つの剣で、マリオネットを切り倒しているのだ。


そして、その後を必死に追い掛けて来ている少女は、アスタリスク・クエイクボーダー。



「待ッテ、ゼータ!

一人デ行クノハ、危険ダカラ!」



彼女もまた、ゼータと同様に武器を構えている。


だが、それは剣ではなく、神秘的な紋様が施された槍だ。


アスタリスクは、マリオネット達を何体も串刺しにしながら、必死にゼータに呼び掛ける。



しかし、当のゼータは、アスタリスクなんてお構い無しに、マリオネット達に猛攻を仕掛けている。


厳密には、マリオネットに囲まれている少女が居る公園まで進もうとしている。



「クソッ、邪魔するんじゃねぇよ!

この化け物共ッ!!」



あまりの敵の多さに、ゼータは苛立ってきたようで、乱暴な口調でマリオネットの群れの中を突き進む。


その声に気付いたのか、ジャングルジムの上に乗っていた白い少女は、ゼータの顔をじっと見詰めた。


それから、突然ニッコリ笑うと、回りを取り巻くマリオネット達に語りかけるようにして言った。



「みんな〜、聞いて!

あのお兄ちゃん達、私に会いたかってるみたいだから、どいてあげて!」



すると、マリオネット達の動きが一瞬止まったように見えた。


それから、再び動き出したかと思うと、それぞれ何処か違う場所へと移動し始めた。



ゼータは、この光景を見て、息を呑んだ。


あの化け物達が、他人の指示により行動するなんて、まるで信じられなかった。


ゼータは、思わず驚愕の声を漏らす。



「…どういう事なんだ?」


「ん〜、別に大した事じゃないよ?

ただお友達(・・・)に、ちょっと離れてくれるようにお願いしただけ」



その少女は、笑顔であの化け物達を友達(・・)と平然と言ってのけた。


ふと、ゼータの全身で冷や汗が滲む。



俺は、怖がっている(・・・・・・)のか?


何故、俺はこんなにこの少女に恐怖(・・)を感じるんだろう?



謎の恐怖を感じたゼータは、思わず後ずさる。


それを見た少女は、面白そうに言った。



「くすくすっ…

何処に行くの、お兄ちゃん?

マロンに、何か用があったんよね?

でも、怖がってる?

マロンが、怖い?

くすくすくすくすくす…」


「クッ…」



ゼータは、自分の臆病さを感じて悔しげな声を出した。


実年齢はともかく、見た目が自分より年下の少女に舐められる事が、ゼータは悔しかったのだ。


そんなゼータの隣に、音も無くアスタリスクが現れた。



「…大丈夫?」


「ああ、大丈夫だ…

あいつの言葉を聞いて、ちょっと寒気がしてな…」


「ソウ…」



そう呟いたアスタリスクは、マロンと名乗った少女を睨んだ。


アスタリスクに睨まれたマロンは、アスタリスクを見るなり、あっと声を上げた。



「久しぶりだね、アスタリスクお姉ちゃん!

お姉ちゃんも、マロンに用事があるの?」


「久シブリネ…

私自身ハ、用事ハ無イ。

タダ、ゼータハ貴女ト話ガシタイミタイヨ」


「へえ〜!

そこのお兄ちゃん、ゼータお兄ちゃんっていうんだ!」



マロンは、ジャングルジムの上から飛び降りると、二人の前にまでやって来た。


二人が警戒する中、マロンは軽い口調でこう言った。



「ゼータお兄ちゃん、マロン・クルールだよ!

これからよろしくね?」


「あ、ああ…」



ゼータは、複雑な気分で曖昧に返事をした。


これから敵になるであろう相手・狂者…



しかし、とてもマロンが悪人には見えない。


悪人おろか、純粋な女の子にしか見えない。


だが、それはそれとして、ただならぬ恐怖を感じた事に変わりは無い…



これが…狂者(・・)というものなのか…?



「それで、話って何かな?

ゼータお兄ちゃん、アスタリスクお姉ちゃんの知り合いだから、何でも答えてあげるよ!」


「そ、そうか…?」


「うんっ!」



ゼータは、正直なところ言いづらかった。


おそらく、人違いでは…無い。


化け物をお友達(・・・)と呼んでいる時点で、決定的だろう。



だが…こんな純粋そうな女の子に、数多の化け物を操り、人間を殺す事ができるのだろうか?


化け物を作り出したり、操ったりしているのだろうか?


ゼータの頭は、再び混乱の渦に飲み込まれた。



そして、ゼータが何とか選んで発した言葉は…



「…狂者って、俺達みたいな管理人じゃないのか?」



それを聞いたマロンは、好奇心を剥き出しでゼータの回りをくるくる回って言った。



「へえ〜!!

お兄ちゃん達は、自分達の事を『管理人』、マロン達の事を『狂者』って呼ぶんだ!」


「ま、まあ…

俺が考えた訳じゃないけど…」


「ふ〜ん、そっか。

なんか、失礼な名前をつけるね」


「………」



マロンは、少し不満そうに言った。


確かに『狂者』なんて、とても良い名前とは言えない。



一瞬、三人の間で気まずい空気が流れた。


ゼータが何か言うべきか迷っていると、マロンが話を再開した。



「じゃあ、教えるね!

マロン達は、管理人じゃないよ。

考えてることがね、全部反対なの!」


「全部反対…?」


「んとね、例えば…

マロン達は化け物が大好きだけど、お兄ちゃん達は人間が好きだもんね!」


「大好き…か」



それを聞いたゼータは、目を細めた。



それが、管理人と狂者の違いなのか?


何と言うか、生物的な違いは無いのか?



ゼータは、



「じゃあ、質問を変えるけどさ…

お前達はみたいな狂者は、何者なんだ?」


「ん、え?」



マロンは、キョトンした顔で見詰め返してくる。


聞いている意味が分からない…みたいな表情をしていた。



「いやいや、簡単な質問だぞ?

今俺が聞いているのは、狂者の生い立ちさ。

お前と俺では、中身(・・)違うみたいだからさ…」


「ふーん、生い立ちかぁ…」



マロンは、少し考えたようなそぶりを見せてから、口を開く。



「んーとね、マロンはね、この世界の住人だよ!

ゼータお兄ちゃん達とは違って、最初から(・・・・)この世界に居たんだ!

だからね、お兄ちゃんみたいに元々人間(・・・・)じゃないの」


「元々人間では無い…か」



だとすると、化け物と同じく負の感情から生まれたのか?



「じゃあ…

お前は、化け物と同じって事なのか?」


「ううん、ちょっと(・・・・)違うの。

でも、それはちょっと(・・・・)なんだよ?」



マロンは、意味ありげに笑顔で話した。


ゼータは、狂者を知ろうとする程、ますます分からなくなる気がした。



「ゼータお兄ちゃん、質問はもういいの?」


「ああ、()はいい…

これ以上聞いても、頭が痛くなりそうだからな」


「そうなんだ。

でも…多分、()は無いよ?」


「「…!?」」



ゼータとアスタリスクは、マロンの態度の激変に驚いた。


子供のような無邪気な笑顔が完全に消え失せ、不気味な薄笑いに変わっていた。



例えるなら−


天使の身体を突き破って、中から悪魔が飛び出したような…


何とも言えない吐き気がする感じ…




ザシュ…




動物の肉が裂けるような音で、ゼータは我に返った。



「…っ!

なんだ…?」



左の頬が、痛い…?


ゼータはその部位に、恐る恐る手を運ぶ。




ニチャッ…




粘液のような生暖かい感覚と、破裂したトマトの間を触った感覚が手に伝わる。


ゼータは、その自分の手を見てたじろいだ。


…粘っこく、黒ずんだ赤い液体がべっとりと付着している。




…血だ。


これは、自分の血だ。


血だった。


血だよ。


血に間違いない。


赤い血。


黒ずんだ血!


元々人間だった自分の血!!


自分が怪我をしたという証の血ッ!!!




「クゥッッッッッッッッッッッッ…!!」



傷口が深いのか、本当に痛い。


今までに味わった痛みの中でも、二位、三位を争うレベルだ。


でも、あの痛み(・・・)に比べれば…



その思考は、マロンの笑い声で遮られた。




「くすくすくす…!

ゼータお兄ちゃん、痛い?

傷口、痛いよね?

痛いにきまってるよね!?

でも、アスタリスクお姉ちゃんはもっと痛そうだよ!!

くすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくす…!!」



マロンの言葉に嫌な予感がしたゼータは、勢い良くアスタリスクが居た方向に振り向く。




そこで見た光景を見て、ゼータは絶句した…


何しろ、アスタリスクの身体、にいくつも空洞が空いて、ぐったりといたから…



「アスタリスクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!」



ゼータは、穴だらけになった身体を抱き抱え、絶叫した。



「くすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくす…!!

良いよ、良いよっ、ゼータお兄ちゃんっ!!

その顔、その声!!

マロンは、その顔が見たかったんだよ?」


「お、お前ッ…!!」



ゼータは怒り心頭で、マロンを睨みつけた。


たが、マロンは本当に愉快そうだった。



「マロン()ってね、人の負の感情に歪んだ顔が大好きなの!

でも、ゼータお兄ちゃんみたいな管理人は、人間が喜ばす方が好きなんだよね?

ねぇ、それってなんで(・・・)?」



この時、ゼータは、マロンが狂者と呼ばれる理由を痛感した。


むしろ、狂者という言葉で片付けるのはどうかと思った。



「黙れ、マロン…

人の幸せを願って、何が悪い…

人を助けて、何が悪いッ!?」


「悪いよ、そんなの。

人は、殺してなんぼでしょ?」


「この…クズが!!」



ゼータは、アスタリスクを傍らで優しく寝かすと、自分の剣先をマロンに向けた。



「お前は、間違ってる…

今から、その間違いを教えてやるよ…」


「無理だよ、そんなの。

マロンとゼータお兄ちゃんは、全部()なんだから。

マロンから見たら、間違ってるのは、ゼータお兄ちゃんだよ?」


「…だったら、お前が間違えッッッ!!」


「くすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくすくす…!!!!!!

間違いに気付くのは、ゼータお兄ちゃんだよ?」



不適に笑うマロン、だがゼータには、もう恐怖なんて感じない。


恐怖の感情よりも、怒りの感情が上回っていた。



「間違ってるのは、お前だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



ゼータは、叫び声を上げてマロンに向かって行った…







家に帰った呉原儀也は、ベッドに横になって、天井をぼーっと眺めていた。


右手に有るのは、先程出せなかった入部届。


儀也は、帰りに担任から予備の入部届を貰っていたのだ。



「うーん、いざ入部すると言われるとなぁ…」



儀也は、入部届をまじまじと見詰めて呟いた。


入部するとは言ったものの、どうしようもなく不安だった。



オカルト研究会の目的は、並列世界についての研究…と、部長の川村ひよりは言っていた。


つまり、あの恐ろしい世界に、自分から足を突っ込むようなものだろう。



「もちろん、苗子は助けたい。

いや、それでも…」



儀也の目の前で、死んだ生徒が居る…


最悪の場合、自分も同じような最期を迎えるかも知れない…


その事実が、彼の判断を揺らがせていた。



気晴らしで、部屋の掃除でもしてみようか。


もっとも、儀也の母親は病的な潔癖症で、本棚には塵一つ無いのだが。


できる掃除と言ったら、ごみ箱内のゴミ分別ぐらいしか無い。



「あー、もう…

人の部屋入るなって、言ってるのになぁ…」



儀也がゴミの分別を始めようとした時、自分の背後に人の気配を感じた。


不審に思って振り向くが、誰も居ない。



この部屋には、儀也以外は誰も居ないはずだ。



妹の城子(しろこ)は、自分の部屋で家庭学習をしている。


城子の部屋は、儀也の部屋は近いが、城子が動いた形跡は無い。



その根拠は、椅子の軋む音だ。


城子が勉強に使っている椅子は、少しでも動けば軋む。


瞬間移動でもしない限り、軋む音がするはずなのだ。



例の母親は夕食の支度をしている。


母がこちらに向かって来る時は、絶対に足音がするはずだ。



「…気にしすぎかな?」



儀也は、ちょっと神経が過敏になっているのかも知れないかと思った。


あれだけ死ぬ思いをしたのだから、少しぐらいおかしくなってもおかしく無いだろう。



「それじゃあ、気にせず作業続…行……?」



儀也がごみ箱に再び向かい合った時、それ(・・)は聞こえてきた。




ギギイ…




「え…?」




ギギギギギイ…




「………っ、…っ!

……っ、…………っっ、!!」



儀也は、息切れで上手く声が出なくなった。


なにしろ、その音(・・・)は最近聞いた事があったのだ。


無機質的で、且つ悍ましさを孕む、その音(・・)のは…


本能的に、危険と感じるその音(・・・)は…!




「きゃあああああああああああっ!?」


「か、母さん!?」



考えるよりも先に、儀也の母親の悲鳴が、彼の思考回路を貫いた。


悲鳴を聞いた儀也は、真っ先に台所に向かう。



「…っ!

母さん、大丈夫…!?」



目に飛び込んで来た光景は、現実とは思えない程の悲惨な光景だった。



儀也の母親は、確かに居た。


しかし、そこに居た母親には、首から上が無くなっていた(・・・・・・・)


首から紅い液体の筋が、何本もその身体に伝わっている。



「う、うあ……

ああぁ…、ああああ」



そして、その母親に向かい合うように立っているモノ(・・)は…


並列世界で儀也を襲った化け物…マリオネットだった。




ギギギギイギギギギギイギギギイ…!!




儀也の気配に気が付いた化け物は、生物が決して発する事がなさそうな音を響かせ振り返った。



「………そんな…どうして…母さんが……!」



頭が、くらくらする。


何故、母さんが化け物に殺された?


何故、こんな化け物が此処に居るんだ?


夢だ、こんなの夢だ。

これは、悪い夢なんだ…



「くっ…なんで…

なんで母さんなんだよ…!?

母さんは…何も関係無いのに…!!」



儀也は、拳を地面に叩き付けた。


地面に叩き付けた拳はとても痛かったが、それ以上に心が痛かった。




ギギギギギギィ、ギギギギギギギギギギギギギギギギギギイイィィ!!




その直後、マリオネットと呼ばれる化け物は、派手に音を立てていきなり暴れ出した。


手に当たる部分に付いた刃物を振り回し、台所を目茶苦茶にして向かって来る。



「うわっ…!」



母親の死に動揺していた儀也だっだが、あまりのマリオネットの凶暴さに我にかえった。


とりあえず、この場から離れようとしたが、立てない。



「…あれ?

ち、力が入んない…?」



動揺して腰が抜けていたのか、立てない。


しかし、化け物は容赦なく近付いて来ている。



「くっ、くそぉっ…」



儀也には、後退る事が精一杯だった。


もちろん、それで化け物から逃げれるような状態ではない。


マリオネットは、刃物を振り上げるようにして迫って来る。




ギギギギギギィ、ギギギギギギギギギギギギイイィィィ…




「うっ…!!」



思わず、目をつぶる。


そんな事をした所で、自分が傷付く運命から逃れられない。


せめて、これから襲い掛かって来るであろう痛みを堪える為、儀也は目をつぶった。




・・・




しかし、いつまで経っても、化け物の刃物は儀也を切り付けない。


恐る恐る目を開くと、化け物は儀也の目の前から消えていた。



「………え?」



辺りを見渡しても、化け物は居ない。


それどろか、母親も忽然と消えていた。



「な、なんだよ…

どうなっちゃったんだよ!?」



儀也は、よれよれしながら立ち上がると、自分の妹の部屋に向かった。


部屋に入るなり、儀也は大声で叫んだ。



「城子っ!!

無事か!?」



しかし、城子は部屋に居ない。


代わりに、赤い色の液体が部屋の至る場所にこびりついていた。



「そんな、まさか…」



儀也は、がっくりとその場でしゃがみ込んだ。


はっきりとは分かっていないが、多分妹も母親と同じ目に遭ったのだろう。



「あ゛あ゛あ゛あ゛ああああっ!!」



儀也は、悲鳴じみた悲鳴を上げた。


儀也は、悔しかった。


非常時に、家族を守れなかった…


自分のせいで、家族を巻き込んでしまったかも知れない…




ブルル…ブルル…




「な、なんだ…?

こんな時に…」



儀也は、自分の机の上の携帯電話に、メールが来ている事に気付いた。


儀也は震える手で携帯を開き、メールを確認する。


届いていたメールを見た儀也は、心臓が跳ね上がりそうになった。



『緊急事態につき、部員は大至急オカルト研究会部室まで集合』



そのメールの送信者は、川村ひより…


何も知らない儀也に、並列世界や化け物について教えた張本人だった…




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