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第40話「スターを抱いて跳ねるウサギ」
「ダイスロール!」
声がしたら、振るしかない。
ヒカリはサイコロを叩く。
「5!」
青マス。コイン3枚。
さっきからこの流ればっかり。
「次、ピンクのウサギ選手、どうぞ〜!」
なぜか参戦していたピンク色のウサギ。
ぴょん、と跳ねて、サイコロをぽこんと弾いた。
「6!」
スターの目前。
そして次のターン──
「2!」
届いた。
「おめでとうございます!スターゲットです!」
なぜか誇らしげに両耳を揺らすウサギ。
ジャンプしながら画面外へ──
スターを抱いたまま、すやすやと寝落ちしていく。
ヒカリは思った。
なんでウサギがスター取ってんの?
てか、どこから来た?お前誰?!
でも、ゲームは続く。
ヒカリはまた、ダイスを振った。
ヒカリの一言(40話記念)
「こんな深夜まで読んでるそこの君……寝ろ。」




