第38話「キノコの頂き!スターは誰の手に!?」
「ダイスロール、5!」
青マスでちょっとホッとするヒカリ。
コイン+3、ちまちまと稼いではいるけれど、スターの気配は見えない。
「ミニゲームタイムです!」
画面に現れたのは、どこかで見たような…
《パンチDEバルーン》!
風船を膨らませて、ちょうどよく割らないように押し引きを試すゲーム。
CPUたちは完璧なタイミングでボタンを押す。ヒカリは途中で手が震える。
「どこまで大きくすんのよッ! パンッッ!!」
——ヒカリ、爆発。最下位。
「ダイスロール、1!」
チッ…
赤マスでコイン-3。
貯めては減り、増やしては奪われ、まさにマネー地獄。
「イベントマスに止まりました」
「いや、もう何も起こさないでーー!!」
が、時すでに遅し。
目の前の地面がポコッと膨らんだ。
「ひょっこりモグラくーん登場だモグ!」
全員の位置をランダムで入れ替えるミニイベント発生!
ヒカリはゴール目前からスタート近くへワープ。代わりに黄色いキノコ頭がスターの目の前へ。
「スター、ゲットだよぉ〜〜〜!」
ピョンとジャンプして、見事にスターをかっさらっていく。
「いや、私じゃないんかい!!!!」
もはや怒る気力も薄れたヒカリは、虚ろな目でつぶやいた。
「……このゲーム、やりがいあるなぁ」
——次回、「スターの価値とは何かを考える編」へ続く(かもしれない)
ヒカリの一言
「これは試練。修行。そう、精神と時の部屋……」




