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世界が続く  作者: ダンヴィル
異世界へ
6/8

ステータスと嫌な役


私もだけどカルラがやらかしてから数日後。

カードゲームの後の交渉はもう面倒臭いからカルラとベルナドットに任せた。

ベルナドットは私達の中で一番大人っぽかったしね。

年齢だけ言えば私のがずっと上だけど、少なくともヒューマン社会的には大人だなんて言えないと思う。

主に言動が。


アイちゃんはまだ良心的だけど、それはドラゴンの中ではの話。

交渉はするし無理は言わないけどこちらの最終手段として持ち出す交渉材料が、お前達の命だというスタンスのアイちゃんを横に置いていたから面白いように捗ったとベルナドットが言っていた。

ドラゴンは挨拶でとりあえずブレスぶっぱなす奴が大半だからね。

交渉の場に座り、事情も理解できる時点でアイちゃんは良心的だよ。

理解した事情を汲み取るかどうかは別問題として。


そんなこんなで今日はようやく城から出る事にした。

男達に釣られてアイちゃんも武器屋へと行った。

ウェポンカードを充実させるとやる気を見せていたけど騎士の装備からしてアイちゃんが望んでいるような武器は無いと思う。


それで私だけど……


「ふっ……あぁあぁぁぁぁ…………むにゅぅ……」


「随分眠そうだね」


「最近ずっと5人でゲームやってたからね。

それに久し振りの日向ぼっこだしお腹も膨れたからねえ」


私の世界とあまり変わり無い町並みの広場にあった椅子に座り全身で日光を浴びている。


「あぁ……最高…………」


「前に自分は種族的に夜行性だって言ってなかった?」


「明るいから寝るんだよ」


先に座ってて私の姿を見つけたエミリーが隣に座ってきて、それまでに10分以上こんな感じでもう寝れそう。


「………」


「ちょっと、ガチ寝の体制に入らないで」


「じゃあ……エミリーも寝れば良いよ」


「えっ?」


とりあえず強制的に膝枕してあげてポンポンと優しく叩いてあやす。


「いや、こんな事したって眠くなるわけ……ふっ……んん?」


エミリーは大きくあくびをし何故急に眠くなったか疑問に思いながらもそのまま眠りに落ちた。

まあ何故も何も私が波長を合わせたせいなんだけど。

エミリーちゃんに尻尾を被せてあげて私も寝よ。








「お~い、起きろ~」


「む……ふわあぁ……くふぅ………ん?もう終わったの?」


「もうって二時間以上離れてたけどな」


「ん~?」


うん、確かに太陽が移動してるね。

結界貼って暖かくしてるけど、外はアイちゃんがいるせいでまた雪が降ってきていて、ついでに太陽の動きが物凄く早いね。


この国は本来雪の降らない暑い国なのだがアイスドラゴンの古代竜カルラが来たせいでここ数日雨のかわりに雪が降る。

生きた大災害は伊達ではなく、動くだけで環境そのものに影響を及ぼす。


「作物が心配だったから大量に買っておいたよ」


「お、助かる……って」


そちらに目を向けると皮の鎧に皮の帽子、木の剣を装備したタツヤの姿が。


「普段素手の私が言うのもどうかと思うけどさ、その装備はどうかなの?」


「こやつ鉄の剣が重すぎて持てなかったからの」


「その辺は大丈夫だ。モンスターを倒してればきっとレベルが上がるだろうし時間の問題だ」


「え?……え~っと、それ、何を根拠に言ってるの?」


「ステータス。ほらね?」


「ステータスって、うわっ!……何か出た」


タツヤがステータスって言うと水色で透明な板が出て来て何か色々書いてある。

それにつられてステータスって言ったら同じようなのが出た。


「うわ、レベル1なのにステータスヤバイ事になってる。

というか称号赤き小さな英雄?俺の称号駆け出し勇者なのに?」


うん、確かにそうなってる。

でもコレ、便利だけど個人情報駄々漏れじゃん。

もう一生ステータスなんて出したくない。

ステータスの変わりにメリル様が作ったアビリティカードがあるからそれ見せれば良い訳だし。


「んん……」


「あ、おはよう」


「おはよぅ……」

「ちょっ……まぁ、いっか」


話し声が五月蝿かったのか寝ていたエミリーがうっすらと目を開き返事をしながら寝返りをうつ。

向いた先が腹だから別に良いけどさ、流石の私も股ってなったらひっぺがしたりしてたよそりゃ。

気を取り直してエミリーを撫でつつ……コレ、どうにかしよう。


「ところでこのステータスってどうやって消すの?」


「消えろと念じれば消えるはずじゃ」


「あ、本当だ。アイちゃんあんがと~」


目の前に出ていたステータスっていうのが消えた。

いや、ほんと消えてくれて良かった。


「……………駄目かぁ」


「どうした?」


「完全に消し去れないかなってやってみたけどダメだった」


ステータスって念じただけで出て来るじゃん。

「消えろ!消えてなくなれ!」って強く念じても出て来る。

ステータスって単語を耳にしたら無意識的に出すなんて事故が起こりかねないってこれ。


「何て言うか……私これに興味持てないんだけど……」


ミューズの世界にゲーム機は存在しない。

トランプやボードゲーム等は存在するからサモンモンスターは理解できたがテレビゲームやソシャゲ、とうぜんRPGなんてジャンルも知らない。

TRPGの存在すら危うい。

そもそもそれで冒険者ごっこする時間あるなら冒険者目指して体を鍛えたりするだろう。

実際に冒険者という職業が存在し、ダンジョンから資源を回収したりするのだから。


それ以前に一度開いたら見える範囲全ての人に個人情報を漏洩するステータスなんてモノはクソとまで感じてしまい興味が完全に無くなってしまった。

自分がした事なので怒れないしもういいやと一瞬にして興味が四散した。


「そう言うなって!ほらこれ!ここ!次のレベルまでの経験値40って書いてある!つまり40経験値集めればレベルアップだ!」


「うん?そうだね?良かったね?」


言ってる意味は分かんないけどここまで盛り上がってるのに叩き落とすのは可哀想だから適当に返事はしておく。

しかし経験値を40集めるって何?どういうこと?

経験って日々の鍛練や生活なんかで培うものであって数値化するものじゃないでしょ?


「んぁ…………ッ今何時!?」


「おはよ~。寝てから二時間くらいだって」


「そっか……二時間………よかったぁ……」


そう言えばネット?とかいうのに告知するって言ってたもんね。

エミリーは自然にお礼を口にしてくれる良い子で駄目さ加減も含めてついつい甘やかしたくなるんだけど反省しなきゃ。

でも正直もうちょっと撫でてたかったな。


「ところでコレってこの世界の人達も皆出せるの?」


「ああ、確認したが出せてたぞ」


「ふ~ん……」


理屈とかそんなのは訳分かんないけどこのレベルって言うのを上げたら強くなれるのね。

……ま、興味無いけど。

というより私がこれ以上武力的に強くなってどうするの?

喧嘩できる友達減っちゃうじゃん。


「まあ偽造できないっぽいから世間的には便利なのかな?」


普段私は力を抑えて生活しているのだけど、呼吸するのと同じように出て入ってくるもの。

それはどれだけ抑えようとも魔力保有限界量が多ければ多いほど大きく漏れだしてしまう訳で、漏れる魔力をどれだけ早く空気中の魔力と同質のものにさせるかが自然界では大切。

息を殺し潜むって行為はこの技術が上手にできなければ絶対にできない訳で、昔から私はかくれんぼが得意なんだよね。


「ん?ここってステータスが存在する世界なのか。レアだね」


「あれ?エミリーの世界にもあるの?」


「私の世界にも魔界にも無いけど、魔界に繋がってる世界である世界にはあるし、基本的に無いってだけで魔界でも娯楽の為の簡易空間の中であるから」


「そうじゃな、マスタークラス以上ならほぼ必ずあったしの」


「そういえばあったね」


受けたダメージとか体力消耗の数値化とか色々表示されながら見る事もできたから分かりやすかったし、その表示そのものが戦いの激しさを演出させるのに一味かってたのを覚えてる。

うん、そう考えたら慣れておくのも良いのかな?


「ちなみに私はマスタークラス出場権を得る為の大会で準優勝の経験があるから!」


立ち上がり私に負けないくらい小さな胸を突き出すように全身を使って自慢しながらステータスを出現させる。

そのステータスは私やタツヤの1枚の半透明な板だけでなく、複数枚の浮かんでいてパラメーターやグラフ、その他色々な情報が表示されている。

比較対照が少ないから何がどう凄いのか分からないけど自慢してる姿が可愛らしいから誉めとこ。


「すごいすごい!でも……そういうの見せて良いものなの?」


「いやいや、見せなきゃプロじゃないって。何万に見られているプレッシャーに包まれていようが平静にありつつ誰よりも熱く、なおかつ余計な思考を全て断ち切って戦える者こそ真の強者!」

「どんな強大な壁が立ちはだかろうと……」

「決して足を止める事はできない」

「「それがプロゲーマー!!!」」


「仲良いなぁ……」


私も人の事言えないけどアイちゃんって良い意味で他人の影響受けるよね。

元々娯楽が大好きなんだけどここまでのめり込んでいる姿は初めて見た。


娯楽と言えばアイちゃん達は強いからこそ客観的に見れるのは分かるんだけどタツヤも何処と無く他人事のような気もするんだよね。

それに武器の選択もよろしくないと思う。

剣って確かに一般的なイメージがあるだろうけど実はかなり使いにくい。


「ねえタツヤ。ちょっとそれ振ってみて」


「ん?あぁ。学校で剣道上手い方だったが久しぶりだしどうだろ?」


まあ確かにタツヤは暗算がかなり早かったり教養の高さが伺えて剣術も学んでて当然か。ずっと楽器を触っていたから筋力も落ちたんだろうなぁ………って考えてたけどそれ以前の問題かも……


タツヤの剣の持ち方や構えは素人にしては様になっていて私もベルナドットも思わず感嘆の声を僅かに上げた。

しかし剣の振る段階になったら美しくない。

数回振り方を見て思ったんだけどそもそもこの構えによる本来の武器の形状は違うんじゃないかと思った。


「う~ん……タツヤ。悪いこと言わないからさ、こっちの鉄の鉄の棒使わない?」


そう言って私が出したのは軽量化の魔法が込められた鉄の棒を取り出す。

この棒はその土地の地形、距離を正確に計るために使うものなんだけど鉄の棒は鉄の棒だよ。ものっ凄く硬くてオーガでも来ない限り折られるなんて事も無い。


「そんなに下手くそだったか?」


「いや、構は良かったぞ?振る時の違和感が凄すぎただけだ」


当然ベルナドットも気付いて指摘している。

同じ境遇の同姓だからか親しさを感じるね。

もしかしたら私達と別に二人で何かコミュニケーション取っ手たのかもね。


「それ多分武器の形状が違うからだと思うよ?」


「あぁ、違和感の正体はそれか。三振りだけで見抜くとは凄いな」


ベルナドットなら違和感に気付いてその隙を的確に突いてたんだろうな。

でもそこまで。気付いて的確に突けるだけで根本的な理由までは戦闘中には気付けないと思う。

まあそこは……


「ワービーストとヒューマンの差だから仕方ないでしょ。

それでさ、剣と一言に言っても沢山ある訳で達人が使ったならどんな剣でも適応できたんだろうけどタツヤは吟遊詩人じゃん。

昔ちょっと習ってただけの素人は同じ形状、同じ重量の武器じゃないと今の構えで戦えないと思うんだよね」


「同感だな」


「それでこの棒。軽量化と硬質強化の魔法がかかってて使いやすいからあげるよ」


「良いのか?」


……あれ?男の子って剣に憧れるのが普通だから棒なんか勧められて不機嫌になると思ったら意外と好感触?


「じゃあちょっと失礼……よっ、はっ、とっ……アチョーッ!!」


あれ………あれぇ???剣より断然上手くない?

片手で一回転させるって棒を初めて握らせた素人ができる発想じゃない。剣と棒って全くの別物だし剣を習ってたって話は何だったの???


「カンフー映画面白いもんねぇ」


「あぁ!ジャッジージェンは酔拳なんか好きだぜ」


あ~………なるほど。またそういう娯楽があるから見よう見まねでごっこ遊びで昔していたみたいな感じかな?

これもう私の世界の常識じゃ計れないなぁ。


「ほ~う。そんな映画もあるのかぇ?後で見てみようかのぉ」


「それなら戻ってからオススメ紹介するよ!」


あぁ……二人とも楽しそうだなぁ……

ヤダなぁ……これから物凄く嫌な事をしないといけないから気が重くなる。


「……まあ周囲に味方が居る事を考慮してない動きだったけどなんとなく動けるのはわかった。

………それで、本当に人を殴れる?」


私は嫌と言うほど教え込まれた。


『生きること、それこそがこの世で最も罪深い事だ』


これは私の恩人であるセリス様がよく口にしていた言葉だ。

生きること。それは何かを殺す事。

生き物は何かを殺して命を頂かない限りは生きる事ができない。

故に生きとし生けるもの全てが何かを殺したという罪を抱えている。

その事実をそのまま受け入れられているなら戦える。


けれど……


「ちょっとその棒で私の頭を殴ってみてよ。全力で。できないなら別の方法を考えよっか」


もしタツヤが正義だとか、大義名分だとか、若さ故の英雄願望とかそんな気持ちの良い物で塗り固めて命を奪う罪から逃れ楽になろうだなんて考えているようなら戦わない方が良い。


だって見てよ。あのタツヤの手。

豆とかあるけど、楽器しか握ったこと無いと思えるくらい綺麗だよ?

私のような種族として強いならともかく転んだだけで怪我するヒューマンがだよ?


「えっ?いや、流石に女の子は殴れない……というかどうした?」


「そっか、殴れないか……」


あぁ……やりたくないなぁ………


「ちょっと待てい、お節介が過ぎるじゃろ」


殺気を込めわざと大振りでタツヤでも避けられるようにして挙げたナイフを握る手をアイちゃんに捕まれた。


「ミューズは優しすぎじゃ。今嫌な事でも後でもっと嫌な事が起こりうるのなら先にしてしまおうという考えじゃろうが同じ境遇というだけのまだ他人にそこまでする必要はなかろう。

見ているこっちが辛いぞ」


「………アイちゃんにお節介呼ばわりされるのはなんかヤダなぁ」


ナイフをベルトのケースに仕舞いながら苦笑する。

優しすぎかぁ……最近感情的になりすぎたばかりで変になっちゃったかな?

私は何処まで行っても根っからの冒険者だから別れも当然。

一度の別れが永遠の別れになるなんて事も決して少なくない。

言われて気付けたけど、確かに今の私は冒険者じゃなくて人だね。


「でも、止めてくれてあんがと。……大好きだよ、カルラちゃん」


それが悪い事だなんて思わないけれど確かに余計なお節介だったし心配するのは私じゃなくてタツヤ自身だよね。

それをハッキリと伝え、叱ってくれた親友に私なりの感謝と敬意の言葉を送った。


「当然であろう?ミューズは妾の数少ない親友であるからな」


「唯一の間違いじゃない?」


「今はエミリーがおるからの!」


それってつまり今まで私しか居なかったってことじゃん。


「え~何かヤダな~。私だけが良いな~」


「なっ!お主は沢山友がおるじゃろ!妾は対等な友はミューズとエミリーしかおらん!」


わりと本気の移動速度でアイちゃんの回りをぐるぐるとつつきながらからかう。

凡人からしてみればテレポーテーションでも使ってるんじゃないかってくらい高速なのは知ってる。

知っているのと実際に感じた事があるかは別問題だけど。


「ぬ……こら、やめんか」


「んじゃあ背中乗せて~」


「ん……構わんが……何がしたいんじゃ?」


「そ~ゆ~気分だっただけ~」


「お主は……まあ言わん」


仕方ないとかいった様子で背中にくっつくの許容しながら「お主は甘える時は本当に極端じゃのう」とか言おうとしたんでしょ?

気遣いのできるアイちゃんのそーゆーとこ本当に大好き!

そんなんだからドラゴン界隈じゃ物っ凄い変わり者なんだよ!


「な……なあ、何で俺ナイフで切られそうになったんだ?」


「あぁ、今のは本当に殺し合いになった時に躊躇せず殴れるか試したんだろうな。

弓矢で射るのと実際に刺す、殴るのとではあまりにも命を奪う時の罪悪感が違うからな」


流石にベルナドットは分かるよね。

私が試そうとしたことを言葉にして伝えてくれたよ。

まあ私が一番重要視している部分を私ほど重要としてない様子だね。

人の価値観の中で生きてきた人らしい大人だね。


それとタツヤ、私のナイフには気付いてたけど殺気には気付けてなかったよね?どれだけ平和な世界なの?平和すぎてイメージできないよ。


「これ、怒るでない」


「べつに~……」


怒ってはない。呆れてる……いや、怒ってるのかな?

………わかんない。ただ呆れを通り越した何かなのはわかる。

私とアイちゃんが小声でそんなやり取りしてる間に向こうは盛り上がる。


「あっ!なるほどぉ!そう言うことね!盲点だったわ確かに。

タツヤ、これから生きた鳥や魚でも買って血に慣れておかないといざ殺せないと殺されるって時に動けなくなるよ」


「血……血かぁ……魚は捌けるが鳥か………」


「ちなみに知ってる?鶏って首を跳ねてもしばらく体が動くんだよ?」


「……えっ?なにそれ怖い………」


そんな事も知らないのか。

鳥に限らずヒューマンだって首から上が吹き飛んでもしばらくピクピクと動くのに。


「食べる事。それは命を奪う事。

生きとし生けるもの全ては命を奪う罪人であり、この世に罪のない生き物なんて存在しない。

私が言いたかったのはそれだけ。別に大した事のない当然の事だけど本当にわかってるか見たかっただけ」


それに多少なりとも愛着の沸いた人が知らない所で死ぬのは目覚めが悪いしタツヤの実力なら注意しすぎるに越した事はないからね。


「……お主やっぱり怒っておるじゃろ?」


「怒ってない!ちょっと鳥捕まえ来る!」


売ってる鳥は高いから森まで走って見た目が旨そうな見慣れぬ鳥を5羽程捕まえて戻った。

行くときに「子供じゃのぉ……」ってアイちゃんの呆れ声が聞こえたけど今の私は子供というより女の子なの!

冒険者も大人も女の子も子供も年齢を指す言葉じゃなくて生き様を指す言葉なのは私達の常識じゃんアイちゃんのバァーカ!

………今のは子供だった、そこだけ認める。うん。


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