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〔パスタ〕



〔パスタ〕



風見と草村育枝の弟、草村 かけるが、『ミートスパゲティー』を作ろうとしてます。



駈「急に呼び出してごめんね、翔兄ちゃん。」


翔「いや、別に構わないんだけどさ、どうせ1人で暇だったし。

そういえば、姉ちゃんは?」


駈「お父さんとお母さんは、旅行に行ってるんだけど、お姉ちゃんはしげる兄ちゃんや友達と出かけちゃった。イベントに行くって言ってたかな。

気付いたら居なくて、テーブルの上に、この書き置きがあったんだ。」


風見はその書き置きに目を通した。


翔「なになに、『お姉ちゃんは出掛ける、昼御飯は風見を呼んで作ってもらえ。』ってアイツはまったく…

イベントって、俺は何も聞いていないけどな?

あ!まさかアイツ、俺に弟の世話をさせるために黙ってたのか!?

…まあ、いいか。しばらく駈とも遊んでいないしな。」


駈「どうしよう?翔兄ちゃん?」


翔「まあ、とりあえず何か作るか。材料はっと…」


駈「手紙と一緒にこれがあったよ。」


翔「なんだ、ちゃんと用意はしてくれてたんだ。だったら話は早い。お兄ちゃんに任せておけ。」


駈「ありがとう!翔兄ちゃん!」


翔「そういえば、駈は何歳になったんだ?」


駈「14歳、もう立派な大人だよ。」


翔「アハハ、そんな事を言ってるうちは、まだまだ子供なんだよ。」


駈「そんな事ないよ~、ちゃんと1人でしたことあるもん。

でも、これって一人前なのかな?」


駈は自分のをおもむろに掴むと風見に見せた。


翔「ん?どれどれ」


風見も駈の出したモノを掴むと、優しく握りしめた。


翔「ちょっと細いかな?」


駈「やっぱり…、前にお姉ちゃんに見てもらった時も、「細い!それじゃ半人前だ!」って怒られちゃったから…」


翔「あいからず容赦ないな、アイツは…中学生なんだから、小さいのは当たり前なのにな。」


風見は自分のを駈に見せ並べて大きさを比べた。


翔「ほらな、お兄ちゃんの方が大きいだろ?」


駈「ホントだ、僕ももっと大きくなるかな?」


翔「駈は成長期だから、まだまだ大きくなるよ。それに、細いけど俺のと長さは変わらないじゃないか。」


駈「でも、やっぱり一人前にしたいよ。握るだけじゃダメなのかな?」


翔「しょうがないヤツだな。仕方ない、可愛い駈の為だ、お兄ちゃんが一肌脱いでやろう。」


駈「ホント!?翔兄ちゃん!」


すると風見は、あるモノを駈の目の前に出した。


翔「ほら、この穴にお前が思い切り握ったモノを入れてみろ。」


駈「え?…で、でも、これ…お兄ちゃんのでしょ?僕が使っていいの?」


翔「いいって、いいって、遠慮するな。いつでも出来るように準備してるんだ。

この間なんか、茂のヤツが、「こんな小さい穴じゃ物足りん!」って何回も入れてたがな。」


駈「アハハ、茂兄ちゃんらしいや。」


翔「ほら、早く入れてみろ。」


駈「ちゃんと入るかな?」


翔「大丈夫。しっかり握ってろよ。穴に対して垂直にな。」


駈「う、うん。わかったよ。翔兄ちゃん。」


駈「あれ?あれ?上手く入らないよ、翔兄ちゃん…」


翔「じゃあ、穴の前で、じっとしてろよ。俺が動かして入れてやるから。

穴の回りから溢れても気にするな。」


駈は握り直すと、再び穴の前に差し込む準備をした。


駈「い、いいよ翔兄ちゃん。」


翔「よし!これでどうだ!」


風見が動かすと、固くて長いモノがスルスルと穴の中に入って行った。


駈「す、凄い凄い。あっという間に奥まで入った。」


翔「どうだ?駈。これで一人前だ。

でも俺は、もっと欲しい。もっともっと入れてくれ。」


駈「そ、そんなに?大丈夫なの?」


駈は何回も穴に入れては、一人前を堪能した。



グツグツグツグツ…


駈「ねえ、翔兄ちゃん、もういいかな?」


翔「ん?どうだろ?パクっ!」


駈「あ… 翔兄ちゃんだけズルい~。じゃあ、僕も…パクリ!」


翔「まだ固いな…。」


駈「うん、まだ固いや。」


5分後…パスタ3人前完成



そして…


駈「ね、ねえ、翔兄ちゃん、まだ出しちゃダメなの?もう僕、我慢できないよ。」


翔「そ、そうだな、俺ももう我慢できない、熱くたぎってるやがる。」


駈は熱いモノを指で摘まむと、


駈「ねえ、翔兄ちゃん?」


翔「ん?なんだ?駈。」


駈「僕が翔兄ちゃんのにかけてもいい?」


翔「ハハハ、そんな事か、いいぜどんどんかけてくれ。」


駈「ん…。」


駈は、熱くてトロトロの汁を風見のモノに静かにかけた。


翔「なんだなんだ?駈、男だろ、もっと豪快にぶっかけてみろ。

見てろ、こうやるんだ。」


風見も熱くなったモノを摘まむと、豪快に汁をぶっかけた。


翔「ん!あ!」


「ドバァ~!」


駈「あ!んもお!顔にかかったよ。翔兄ちゃん。

「ペロッ」ん、でも美味しい。」


翔「アハハ、悪い悪い。」



こうして2人は、出来上がった『ミートスパゲティー』をお腹一杯食べましたとさ。


めでたし、めでたし。





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