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〔サウナ〕


「サウナ」



汗だくの茂と翔が裸で密室にとじ込もっていた。



翔「ハァ、ハァ、ハァ。なあ、茂。そろそろ出てもいいんじゃないか?」


茂「ハァ、ハァ、ま、まだまだ、俺はまだ我慢できるぜ。」


翔「俺…もうダメかも。早くイキたいんだ…」


茂「もう少し待ってくれよ。どうせなら、一緒にイこうぜ。」


翔「そ、そうは言ってもな……ちくしょう、氷河のやつ、さっさとイキやがって。」


茂「アイツは我慢が足りないんだよ。

ほら見ろ、満足そうな顔で横になってやがる。」


翔「ハァ、ハァ、ま、まったく、アイツが3人で一緒にイこうって言ってたのに…」


茂「ところでさ、翔、『これ』どう思う?」


茂が何かを指差しながら言った。


翔「え?ど、どうって?」


茂「ほら、形とか大きさとか…」


翔「ハァ、ハァ、い、いきなりなんだよ。普通じゃないのか?


茂「いやな、こんなにまじまじと見たことないからさ。」


翔「ふ、普通は見ないぞ、こんな時ぐらいだろ…ハァ、ハァ。」


茂「ふ~ん、結構固いんだな。ここの丸みが触ると気持ちいい~。」


茂「な、なに触ってんだよ。触るなよ、ハァ、ハァ、ハァ。」


茂「ダ~メ、離さない。」


「ギュッ!」


翔「あ!バカ!そんなに握ったらイケないだろ!ハァ、ハァ、ハァ。」


茂「安心しろ、イク時は俺も一緒にイッてやるから。」


翔「茂…茂…、も、もうダメだ…て、手を離してくれ…」


我慢の限界を超えた翔は、汗だくの体を茂に預けた。


と、その瞬間、茂は強く握っていたドアノブを回すと、翔を抱き抱えるようにし、2人で一緒に水風呂に飛び込んだ。


「ドボッ~ン!!」


茂「プハ~!やっぱりサウナは、この瞬間が最高だな、翔!」


翔「まったく、お前ってヤツは…」


茂「アハハハハハハ…」

翔「アハハハハハハ…」



おしまい



氷河「は、ハクション!!ん?…」





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