表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夏祭り

作者: ナメ

あたしの好きな花火。



大好きなあなたに誘われて。



嬉しくて、


浴衣も買ってもらった。


花火の光を浴びたあなたはどんなに美しいだろう。



火花とか飛んできたら助けてくれるかなっ



って想像して顔がニヤニヤ!




絶対に決めます。



告白します。






決めて行ったのに。



なんでですか?



なんで冷たくなってるの?



まだ伝えてないよ。



その気にさせといて何ですか?!



花火の光でみるあなたの横顔楽しみだったのに。



自殺してしまったら


何も救えないじゃないですか?!


聞けないじゃないですか?!



何で今なんですか?!



残されたあたしは…



恋人にもなれもしなかったあたしはあなたの骨も見れません。運んであげることができません。




でもあたしは一途にあなたを愛します。






時がたち、



10年たった今、


あなただけを愛することができなくなりました。



人間とはどんなに悲しい生き物なのでしょう。



今でもあなたを忘れたことはありません。



忘れることができません。




ありがとう。



あたしを生んでくれたお父さん。



あたしはあなたに何もしてあげられなかった。




大人になった事も知らないでしょう?



つらいけど、




あなたを胸に生きたい。



夢でもいいから



あたしの子供を抱っこしてほしい。




ありがとう。




ありがとう。



ありがとう。




幸せをくれたのはあなたです。

簡単に終わってしまいましたが、あたしの今の気持ちではこれが精一杯でした。

ありがとう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ