第2夜 生まれ変わりの夜
~CRYSIS NIGHT ~ 第2夜(話)です!どうぞ!
一瞬の出来事だった。恭弥の右胸を黒い腕が貫いた。
「なんだ?・・・こりゃぁ・・・?」
黒い腕の男はその手を乱暴に抜き取った。
恭弥は倒れた。その胸からは大量の血が流れていた。
ギラがいち早く駆け寄り医療班を手配するよう命令した。
黒い腕の男はは少年だった。黒い腕は右腕であり、左腕は普通の腕で、鎖が巻きつけられていた。
右腕からは血が流れ、少年はそれを舐めた。
「コ・・・コハ、ダー・・・ク・・シ・・ティ?」
低い声で少年は言った。とてもではないが子供の声とは思えなかった。
その少年に、ダイルは斬りかかっていた。
「逆水」
ダイル言った。その途端、ダイルの後ろから滝のような勢いの水が一気に流れてきた。
水は少年にかかり、ダイルは後ろから斬撃の用意をしていた。
恐怖を感じないのか、少年は一歩も動かず、それどころか不気味に微笑んでいるようだった。
「ダーク・プラント!!」ダイルが言った。
剣は鉤爪から鞭のように変わり、巨大な食虫植物のような形になり、少年に食い掛かった。
すると少年はゆっくり手の平を広げ食虫植物のほうに手を伸ばした。
その瞬間、ダイルの体は宙を舞っていた。浮いた体の上に少年は飛び掛かり、黒い腕の方で右腕を貫かんとしていた。
だがそれはできなかった。ギラガ阻止したからだ。
ギラは右腕を横にし人差し指と中指を立て、そのまま横に振った。するとさっき使った砂が集まり、少年に巻きつき、手足を縛り、床にたたきつけた。
「グギャアアア!!!!ギシャァァァァァ!!」
うめき声をあげ、必死に抵抗した。が、砂の網は解けなかった。
「それは力では解ない。解くために必要なのは真の強さだ。」
そういってギラは指を元に戻した。
すると動けない少年のもとにダイルが向かっていった。ダイルは左中指に付けていた指輪を少年の額に当てて言った。
「水の神よ。彼に鎮静を。風の神よ。彼に微風を。雷の神よ。彼に意識という名の雷を!!」
と唱えた。すると少年には意識がなくなり、静かになった。と、思うとたちまち少年に意識が戻り、少年はゆっくりと立ち上がった。
少年は目をつむり、少しの間何かに集中している様子だった。
約1分後。少年は目を開けた。そして言葉を発した。
「俺の名前はR・ビート!!今日から【DAKU】にいれさせてもらうぜ!!」
第2夜(話)でした!
本当に少しずつですが進ませていただきます!
これからもどうぞよろしくお願いします!




