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二十一章 激戦、北方の勇者対第五魔塊

私と師匠が魅惑と睨み合っていたその時、携帯端末の電源が入った。

通信ができることに安堵した。しかし、携帯端末から聴こえた言葉は絶望的なものだった。

「神気空間が急変。三十分後、この神気空間は収縮と共に崩壊するでしょう」

携帯端末からG-vanzenaの声が聴こえた。

「三十分・・・道連れにする気満々ですね」

冷や汗をかいたソラはアイリアを見てそう言った。

「そうはさせないよ」

最上大業物日炎を握ったアイリアはそう言うと最上大業物日炎を下段で構えた。

すると、最上大業物日炎が刀身に金色の炎を灯した。

「天道!隼炎獄道(しゅんえんごくどう)!!」

最上大業物日炎を構えたアイリアはそう言うと一歩踏み出した。

次の瞬間、長い尾を引いた炎が建物を壊し、道を創りながら進んだ。

魅惑は師匠の剣技を蜜の壁で相殺して師匠に蜜の弾を師匠に放った。

師匠は蜜の弾を剣技で切りながら魅惑に近づく。

「天道!炎円流打(えんえんりゅうだ)!!」

アイリアは最上大業物日炎を円を描くように振り回しながら魅惑に斬りかかった。

「流石に強烈だ・・・!天道大聖!!」

剣技を蜜で防ぐ魅惑はアイリアを見て笑みながらそう言った。

「天道!灼華炎冠!!」

師匠が振るった最上大業物が魅惑魔塊の腕を斬った。

「クソが!!クソが!!」

魅惑は斬られた腕からしなる蜜を生やして鞭のように振り回し始めた。

「天道!炎舞(えんぶ)!!」

最上大業物日炎を握ったアイリアは剣技でしなる蜜を弾いていくも耐えきれずに大きくのけ反った。

「ぶっ飛べ!!」

魅惑は笑みながらそう言うとアイリアを殴り飛ばした。

「次はお前だ!!」

魅惑はソラを見て笑みながらそう言うと蜜の弾を飛ばし始めた。

「・・・」

最上大業物天現烏輪を握ったソラは魅惑を見つつ冷静に蜜の弾を避ける。

「溺れろ!」

魅惑がソラを見て笑みながらそう言うと魅惑の蜜が空の足元に広がり、ソラを包み込むようにして広がった。

「ヤバ!!」

ソラはML-11 ホルスを装備して飛び上がり、魅惑の蜜を回避した。

「はぁ~い、いらっしゃ~い!」

魅惑は笑みながらそう言うと飛んでくるソラ・ホルスに拳を振る。

「瞬斬!」

最上大業物天現烏輪を握ったソラ・ホルスは瞬斬で魅惑の攻撃を避けた。

「・・・はっや・・・」

魅惑はソラ・ホルスを見て驚きながらそう言うと蜜の弾を生成して放った。

私は冷静に魅惑の攻撃を避け続ける。

しかし、すぐに避けられない攻撃が来た。

「ッ・・・!!」

ソラ・ホルスは鍔で魅惑の拳を防いだ。

防いだ・・・攻撃は鍔で確かに防いだ・・・

でも、あまりに強すぎる・・・

脳が揺れる・・・少しでも気を抜いたら意識が飛ぶ。

「・・・」

鼻血を垂らすソラは目を見開いて冷や汗を垂らした。

「もう終わりか!?小娘!!」

魅惑は笑いながらそう言ってソラ・ホルスに拳を振る。

「瞬斬」

戻って来た師匠が魅惑の腕を斬ってくれて攻撃は私に当たらなかった。

まだ足に力が入る。刀も握れる。

剣技で師匠の体力と陽力を回復させるんだ。

「天道!灼華炎冠!!」

最上大業物日炎を握った血塗れのアイリアはそう言いながら最上大業物日炎を振る。

魅惑魔塊は背中からしなる蜜を六本生み出して振り回し始めた。

師匠と魅惑魔塊は激しく打ち合う。

師匠は地面を深く抉りながらすくい上げるように振られたしなる蜜を防ぐも空高く吹き飛ばされた。

「どっか行け!!このクソゴミがァァァァ!!!!」

魅惑はしなる蜜でアイリアを追撃しながらそう言った。

「ッ!!」

アイリアは神気の壁に激突して血を吐いた。

その時、神気空間の壁の一部が崩れて師匠が外に追い出された。

次回

二十二章 最高の師弟

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