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十四章 襲来、魅惑魔塊第一眷属

午後九時二十八分。

私たちは就寝準備を済ませて就寝し始める。

剣士たちは交代で起きて焚火の面倒を見る。

「魔甘に直接手を下せないのが悔しいな」

北方剣士団の剣士たちが静かに雑談していたその時、携帯端末から警報が鳴った。

私が悲鳴を上げながら飛び起きる横で師匠は冷静に起きて黒鞘に納まった刀を手に取った。

「超高濃度の神気を検知、神気濃度+千二十七。抗神気缶を射出します、ご注意ください」

携帯端末から音声が流れると共に大型のエネルギー缶が降ってきた。

「ちょ、ちょちょ!!」

ソラは大型のエネルギー缶を見て慌てながらそう言った。

大型のエネルギー缶はロケットエンジンを噴射して減速しながら綺麗に着地した。

大型のエネルギー缶は強力な抗神気剤を辺り一帯に散布して北方剣士団がいる場所の神気浸食を抑え始めた。

「総長!任せました!!」

北方剣士団の剣士2はアイリアを見てそう言った。

「行くよ」

アイリアはソラを見てそう言った。

「はい!」

ソラはアイリアを見てそう言った。

私は師匠と共に凄まじい神気を放つ存在の所へ向かう。

強烈な臭い・・・あの魔塊眷属に似た臭い・・・

体が震える・・・殺したくて殺したくて・・・全身の血液が沸騰しているみたいだ!!

「・・・」

ソラは黒鞘からゆっくりと最上大業物天現烏輪を抜いた。

「・・・小さいな・・・それが新しい烏輪の勇者か」

歩みを進める邪眼、白髪ロングヘア、黄色の飴玉がたくさん付けられた黒色のワンピースで身を包んだ乙女のような女性は笑みながらそう言った。


魅惑魔塊第一眷属、エンリュシオン

神気系統・アティア+リュピター

危険度・A

第五魔塊魅惑に最も近い非常に危険な魔塊眷属です。


「どこかで見たことがある顔なんだけど・・・君、もしかしてレパルド?」

最上大業物日炎を握ったアイリアはエンリュシオンを見てそう言った。

「覚えていてくれたんだね。天道の勇者アイリア」

エンリュシオンはアイリアを見て笑みながらそう言った。

「・・・どうして・・・元烏輪の勇者が・・・」

怒筋を浮かべたソラはエンリュシオンを見てそう言った。

「まぁ・・・色々とあってね」

歩みを止めたエンリュシオンはソラを見て笑みながら言った。

「・・・」

ソラとアイリアは最上大業物で飛んでくる大量の蜜の玉を切断した。

「・・・」

エンリュシオンは再び蜜の玉を飛ばそうとしながら少し体の軸をずらして何かを避けた。

その瞬間、エンリュシオンの体に薄っすらと切り傷が現れてその切り傷から液状闇が垂れた。

「瞬斬が避けられた・・・」

最上大業物日炎を握ったアイリアはエンリュシオンを見て驚きながらそう言った。

突如現れた魅惑魔塊第一眷属エンリュシオンと交戦するソラとアイリア

エンリュシオンの強さを理解したソラとアイリアは全力での交戦を選択する

次回

十五章 絶体絶命

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