一章 第五魔塊、活動再開
華ノ話 第三話-天に現せし烏輪-キャラクター紹介
華千﨑 梨々香
旧世で生まれた最強格の神。
世界を変える決意をした彼は、二代目天理照赫として砂粒ほどある星々を護っている。
身長百九十センチ
体重八十七キロ
髪色 赤
髪型 ショート
使用する武器 神刀華炎
華千﨑 白梅
旧世で生まれた魔を統べる神。
彼女は白式神として砂粒ほどある星々に広がる俗世を護っている。
身長 百七十一センチ
体重 六十六キロ
髪色 白
髪型 ストレートロング
使用する武器 神剣白華
白翔
風を操る白式神の唯一眷属神。
幾多の困難を乗り越え自由を手にした彼は神護国の治安を維持するために駆け回る。
身長 百五十一センチ
体重 五十一キロ
髪色 白
髪型 ショート
使用する武器 属性神気・風
華千﨑 華
華千﨑の血を受け継いだ最強の剣士。
世界教皇と呼ばれながら総合文化局長官を務めている。
身長 百四十五センチ
体重 四十六キロ
髪色 白
髪型 ツインテール
使用する武器 銀華の大剣
アイリア・カルティナーレ・シュペー
天理照赫から天道の勇印を受け取った天道の勇者。
北燦雪地方にある北方剣士団の総長を務めながら日々第五魔塊を追っている。
身長 百五十五センチ
体重 五十五キロ
髪色 金
髪型 ハイポニーテール
使用する武器 最上大業物日炎
ミッケ・ローゼ・カーリン
天理照赫から曙陽の勇印を受け取った曙陽の勇者。
南煌炎地方にある南方剣士団の総長を務めながら神気とそれが引き起こす異常現象の研究を行っている。
身長 百七十センチ
体重 六十三キロ
髪色 黒
髪型 ストレートロング
使用する武器 最上大業物断暗万陽
ソラ・ド・マーカム
天理照赫から烏輪の勇印を受け取った烏輪の勇者。
アイリアを師匠として尊敬しながら毎日鍛錬を続ける努力家。
万象教の熱心な信徒で毎日教会に行って祈っている。
身長 百四十九センチ
体重 四十七・八キロ
髪色 金
髪型 ツインテール
使用する武器 最上大業物天現烏輪
シゼル・フィトミア・カーリン
俗世の大権、浄化の権を持つ六柱の魔神の内の一柱。
電波・電子産業管理局長官を務めている。
身長 百六十一センチ
体重 五十七・四キロ
髪色 白
髪型 ツインテール
使用する武器 最上大業物極青浄炎
G-vanzena (ヴァンゼナ)
華千﨑 梨々香とシゼル・フィトミア・カーリンが共同開発した人工知能。
総合拠点艦イクイノックスとそれに属する居住船を管理している。
身長 不明
体重 不明
髪色 夕焼け色
髪型 ツインテール
使用する武器 総合拠点艦イクイノックスにある全ての武装
テルメス・クレイス・ガンズ
黒式の魔女メイジーが黒式錬金術を使って創造した暗黒神。
森羅の地を護る守護神として森羅の地の守護している。
身長 百五十五センチ
体重 五十四キロ
髪色 ブロンド
髪型 ストレートロング
使用する武器 ???
魅惑
黒式の魔女メイジーが邪輪天権を使って二番目に創造した魔塊。
魅惑の蜜で生物を絡め捕って捕食する。
身長 百六十九センチ
体重 五十六キロ
髪色 白
髪型 ストレートロング
使用する武器 蜜状神気
神護国歴七百三十九年、五月七日。
農林水産局長官兼六柱の魔神、紅雷を務める瀬角 柚奈率いる第五魔塊特別調査隊が神護国に戻ったことが神護国の民に知らせられた。
華千﨑御所にある中央剣士団がラバログ淵地の調査報告書を四方の剣士団に公開すると、四方の剣士団は戦力配置計画書など様々な書類の作成作業に追われ始めた。
「・・・もぉぉぉぉ!!」
青眼、薄金髪ツインテール、薄青色のマフラーを首に巻き、黒いカッターシャツを着て黒いミニスカートを穿いた乙女、ソラ・ド・マーカムは頭をぐしゃぐしゃと掻きながら叫んだ。
「教会に行きたい!ラヴィ様に会いたい!これ以上座ってモニターとにらめっこしたくない!!」
立ち上がったソラは、昆布のようにゆらゆらと暴れながらソファーに飛び込んだ。
ソラは万象教の教会に毎日行く熱心な信徒だ。
一日教会に行かないだけでこうやってうるさくなる。
「今日できなかったら残業だよ」
華片眼、金髪ツインテール、黒いカッターシャツを着て黒い袴を穿いた女性、アイリア・カルティナーレ・シュペーはソラを見てそう言った。
「・・・」
ソラは黙ってソファーに座り直し、太陽が彫られた金のペンダントを握った。
「マーカム様、お昼まではしっかり頑張りましょう!」
北方剣士団の剣士1はソラを見て笑みながらそう言った。
「うん・・・」
ソラはしょんぼりしながらそう言うと立ち上がった。
午前十一時十七分。
一度仕事を中断して昼食の準備を始めた。
ソラにとって待ちに待った休み。
ウキウキるんるんのソラは昼食の前に四つの方角に向かって祈りを捧げる。
「本当に熱心な信徒だね」
アイリアは弁当箱を机の上に置いて昼食の用意をする。
「この国は四柱結界があって成り立っています。梨々香陛下が居なければこの安寧はありませんからお祈りを捧げるのは当然です」
ソラは祈りながらそう言った。
「ふーん」
私は弁当箱を開けて食べ始めた。
今日の弁当はレストラン・ビビの日替わり弁当だ。
伝説のシェフの弟子がやってる店だから味は間違いない。
「そう言えば、南方組がまた魔甘の眷属を倒したらしいね」
箸を握ったアイリアはご飯を食べるソラを見てそう言った。
「マジ凄いですよね。流石は死星ラーフィアと戦った勇者って感じです」
箸を握ったソラはアイリアを見て笑みながらそう言った。
昼休憩が終わると再びモニターとにらめっこ。
ひたすら魔甘戦に関する重要書類を作成する。
書類を作成していると、私のパソコンに連絡が入った。
「神護国東部から百五十三キロ先に出現した魔甘の第八眷属が討伐されたって」
アイリアはソラを見てそう言った。
「え?結構近くないですか?出撃準備の連絡とかなかったですよね?」
ソラはアイリアを見てそう言った。
「東輝水連総本部に来てた世界教皇が対処したんだって」
「やっぱり世界教皇様って強いんですね」
ソラは驚きながらそう言った。
「華千﨑家の末裔だからね。弱い方がおかしいよ」
アイリアはソラを見て笑みながらそう言った。
次回二章 烏輪の勇者、町を巡回する