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正夢

作者: ババロア

正夢を見た。

テレビをザッピングし、某テレビ局のバラエティにする。すると飼っている猫はリビングから寝室へ移動して、カーテンが風でなびく。なんてことない日常のワンシーンだ。

次何が起こるかは分からないが、記憶にあるような展開になるのだ。今まで実際に見た光景がフラッシュバックしているのか、正夢なのかは分からないが、俺は正夢ということにしている。正夢は月5回は必ず見る。こんな話誰かにしても適当にあしらわれるし、自分でもどうでも良いと思っている。ちなみに前世の記憶のような記憶もあるが、それはあまり良いものではない。

ある日、散歩をしていた俺はまた見覚えのあるシーンに出くわした。

この黒いアゲハ蝶、男の子が自転車で横を通り過ぎて、ああ、ここの角を曲がったなと思った瞬間の意識を一瞬にして消し飛ばすこの強い衝撃すら覚えがある。と同時に俺は川を渡った。知らない婆さんについていく。目の前の門をくぐると、これが閻魔大王かと思う。

閻魔大王は過去に俺が殺人をした事を確認する。さらに憤慨した様子で前世も人を殺していたことを伝えて、地獄行きを俺に言い渡す。地獄へと真っ逆さまに落ちていく光景をいつかの夢なのか前世の記憶に重ね合わせた。

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