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幼馴染の妖怪と切ない恋

作者: 秋 珂巧穂

児嶋レンは本当は妖怪だけど不思議な病持ち。秋川きほとは幼馴染だったけど小3の時に離れ離れになり中学で再会した。だけどきほはレンのことを覚えていなかった

レンの両親は彼女のレンの記憶を消していたから。


レン自身もそのことを知らなかった。



レン 「きほ!久しぶりだな」

きほ 「誰?なんで私の名前知ってるの?」

俺、「児嶋 レンだよ覚えてないのか?」

きほ「覚えてない。」

レンがーん“嘘だろ”「本当に?」

きほ「覚えてない、でも懐かしい気持ちにもなる。」

レン「そっか、覚えてないなら今日から友達な。また後で」

きほ “え、どこかで同じ事を言っていた人がいたような。私はどこか嬉しかった。”


女子「ねえ きほちゃん 、近くの森にね、不思議なものがあるだって、宝物かな?」


きほ「私、興味ある、噂だろうが何だろうと知りたい。」

女子「本当好きだよね。きほは」

きほ「うん!」

レン“きほのクラスはここだ!” 「きほ、今日、噂の物一緒に調べに行かない?」

きほ「行く!レンくん、一緒に行ってくれるの?」

レン「当たり前だろ」“こういうのずっと好きなんだな、変わってないな”

女子「きほちゃん、児嶋くんのこと知ってるの?」

きほ「知ってるような、知らないような。」

女子「なにそれ。」




レン「きほ、きたきた」

きほ「レンくんよく知ってるね。」

きほ「うわー、凄いこの草花珍しいね」

レン「本当だ!きほ 見つけるの相変わらず得意なんだ。」


きほ「たくさん歩いたね。」

レン「疲れた。」

きほ「大丈夫?もう時間だし帰ろう?」

レン「ごめん、少し寝かせて。」

きほ「うん、待ってるね。」


寝てる、この姿見てると懐かしくなる。

この姿を何度も見たことがあるような気がする。

レンくんと私は本当にどこかで会ったことがあるんだろう。


きほ「あ、レンくん、起きてもう暗くなるよ。」

レン「わっ、まじだ!早く帰らないと。」


私たちは降りて交差点で別れる


レン「また明日な」

きほ「うん、また明日」


きほ「ただいまー」


きほママ「お帰り、きほ探険どうだった?」

きほ「珍しい草花を見つけたよ、凄く輝いてた。」

きほママ「1人で行ったの?」

きほ「違うよ、レンくんと行ってきた。」

きほママ「レンくん?聞いたことがあるようなないような。」

きほ「ママもなの?ママ、私のアルバム見せて!」

きほママ「え?いいわよ」

きほ「部屋に持って行くね。」

きほママ「うん」



きほ あれ、これまだ、小さいけどレンくんじゃないのかな。

あれ、レンくんなのかな、この写真彼だけが透けかけてる。あれ、他にもレンくんらしい人だけが。


あれから2週間かけると本当に宝箱があった

その中には不思議図鑑が入っていた、手描きの図鑑が、紙には要らなくなったので見つけた人はもらってくださいと。


レン「きほ、これ、持って帰りな。」

きほ「うん! ありがとう。」

レン「そろそろ、帰ろうか。」

きほ「うん、今日は寝て帰らなくていいの?」

レン「うん、いいんだ。」

きほ「本当に?」

レン「うん」


きほ「ただいまー、ママみて手描きの図鑑だったよ。」

きほママ「中見せて」

きほ「うん」

きほママ「ねえ、きほ 前言ってたのってこれのこと」

きほ「うん、そうだよ。」

きほママ「本当に綺麗だね。」

きほ「うん。」



学校へ

きほ「見つけたよ!」

女子「え、うそっ〜」

きほ「本当!手描きの図鑑私にとても大事な物なの。」


4限目が終わった頃

きほ “あれ?いつもレンくんが訪ねてくるのに今日は来ないだ。”


それから2週間経っても来なかった。

友達たちは「誰?」の一点張り

レンくんの存在は一週間前から変わっていた。


帰って

私はもう一度アルバムを見た。

レンくんらしい人の姿は消えていた。

私は泣きだした。

泣いたことで思い出した。レンくんらしい人はレンくん本人だと。

また、泣くもう会えないのかな。

レンくんはもういないの?

会いたいよ、レンくん

落ち着いたら写真を見るとほんのり、レンくん姿が戻っていた。


レンくん自身はまだ生きているんだ、私はみんなが忘れてももうレンくんのことを忘れない。


“きほが待ってる、早く戻らないと。、きほは俺がみんなに忘れられる存在なのにきほはずっと覚えててくれた。だから俺はきほの存在は特別なんだ。なんで今は忘れてるだろう?でも、きほに会いたい。このままじゃいられない。”

レン「俺は行く、学校へ」

レン兄「レン、また学校に行くつもりなの?行きたいのかあっちに?」

レン「うん、絶対に行く!だって待ってくれる人がいるんだ。」

レン兄「あの子のこと?」

レン「うん」

レン兄「そっか。」“俺たち兄弟が思っている以上の存在なんだな、あの子は、あの子が不思議とレンの存在を覚えてるから、母さんたちが記憶を消したのはまだ伝えないでいおう。”


3週間後

レン 体が戻ってきた。よし、明日から行ける。


翌日

レン「あ、やっぱりみんなに忘れてられてるな。」

きほ「レンくん!」

レン「きほ?」

きほ「よかった、生きてた。もう心配したんだから。

あの時寝かせとけばよかった。」

レン「きほ?あれ?思い出したの?」

きほ「うん! もうまた会えないのかと思った。」

きほ「これからはずっと会えるのかな。」

レン「それは……」

きほ「私はレンくんのこともう絶対忘れないから。

もっとレンくんとたくさん話したいんだ。」

“たとえ、消えてしまう存在でもレンくんは私の特別な存在なんだから”

レン「……うん」





中学生のはずでしたけど小学生ぽくなってしまいました。

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