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そんな感じで放浪の女達と仲良くなり、合併もうまくいくことになった。
レアドレッドに到着し、その旨を伝えると周りから羨ましい、と言う声が聞こえた。
多分、放浪の女達の人たちが羨ましいんだろうなぁと思いながら我がギルド「フレイム」に加入してもらう。
実はギルドの名前を決めるのに困った。
何しろ
マリア→フレイム様の決めることなら何でも
ミリア→特にギルドの名前に興味は無いから好きにして良いわよ
カルア→それより訓練しようぜ!
であったのである。
それなら私の名前にするぞ~といったら三人とも問題無し、むしろそれで
と言われてしまい私の名前がそのままギルドの名前になってしまいました。
後、カルアさんが最近脳筋なんじゃないかと思いつつ放浪の女達はこちらに入ることになりました。
そんな訳で前衛5人・遊撃2人・攻撃系魔法使い2人(うち1人は弓使い兼用)そして回復役1人となりました。
う~む
魔法使いと言うか後衛の層が薄い。
このくらいだと後2.3人後衛が欲しい気がする。
という事をルシェとマリエルさんに相談。
「そうですね、確かに之を見る限り前衛は問題ないかと」
「後衛は弓使いなら兎も角魔法使いは難しいです。特に回復系は人が少ないですね」
ど~したらいいかしら?
回復魔法回復魔法。
う~む
「でしたら、魔法学園に行かれるのは?あそこなら魔法使いも居ますし遊撃の私が回復を使えるようになるのも手かと」
「マリエルさんが学校に通うの?それなら私が教えたほうが早いよ~。でも後衛の足りないと言う問題は解消されないし、スカウトに行くのも手か~」
そう言う事で防具の問題もあるけど今の所元放浪の女達のメンバーに関して言えば今の防具で問題なかったです。
防具を修理したらそれだけでうちのマリア達よりも動きが良かった。
さすがランクC。
一つランクが違うだけでこうも代わるものかと思いながらマリエルさんに魔法の指導。
回復魔法も攻撃魔法も元が同じだと言うことを教えつつあ~だこ~だやってたら
「あ、あの、それって本当ですか?」
「出来たら、その、ボク達にも教えてくれないかな?」
魔法使いのアルシェ、クリム、イスリアの三人も混ざっての魔法講義となってしまった。
この世界の魔法は無駄が多い。
なのでその無駄を省いて教える。
見る見るうちに三人とも覚えるので楽で良いなぁ。
あっ、しまった。
之なら先にギルドメンバーのスカウトに行けばよかった!
「確かに、これならそうですね」
「それなら行ってみる?ボクは一応あそこの卒業生だからは入れるよ?」
そんな訳でとんとん拍子に話は進みグリムと二人でギルドに。
王立学校、ともなるとギルドの人が入るには許可が要る。
卒業生のグリムが居るから楽に入れると思いきや
「特別授業ですか?」
「はい。ちょうどギルドのどなたか高名な方に講義をして欲しい、と言うことでして」
面倒な。
私はギルドメンバーを集めるだけで良いのに~
「まぁ、そういうで無い。学校の教師に顔を覚えられるのでも良いことじゃろうて」
「ギルマスさん、私はそういうのいらないんですけども」
「漆黒龍殺なんじゃから諦めい」
面倒な。
まぁ、講義といってもそんなに人来ない、なんてことは無いだろうなぁ。
だって漆黒龍殺が講義するんだよ?
普通は参加する。
強くなりたい人は参加する。
どうしようかなぁ~。
何教えろと言うのだろうか?
「そういえば御主、あの漆黒龍をどのようにして仕留めたのじゃ?」
え、どうやってって。
チート魔法を使って呼び寄せて、逃げれない様にして、恐慌状態になったところをズドン。
楽勝なのです
と、言ったらふむと一言だけ返答してもらい
「それは講義では言わぬ方が良いじゃろうなぁ。そんな魔法、今まで聴いたことも無い」
「そらチートですから」
「ちーと、と言う魔法なのか。なんとも凄まじいのぉ」
少し違うけどまぁ、大体あってるからいいか。
はてさて、学園では何が待っているのやら。
で、学園です。
流石王立。でかい。
「此処が王立学園。卒業さえ出来れば晴れて魔法使いを名乗る事が出来る場所だよ」
卒業できれば。
出来ない人も居るわけか。
そりゃぁ、向き不向きもあるわけだからなぁ
卒業できない人も出るわけか
「あぁ、うんと、卒業出来ない人は魔法を使う過程で暴発したり、実地訓練で駄目だったりする人たちだから、その」
「詰る所生きて卒業か死んで除籍かのどっちかと。それはそれは」
予想以上にヘビィーな学園であった。
でもそういうのって貴族は別枠とかで卒業できたりするのでは?
ミルドレッドの貴族とかだとそういうのうるさそうだけど
「無理、かな? 此処は治外法権があるかし、レアドレッド国の支援もあるからミルドレッドからの圧力に屈しないんだよ」
なんともまぁ良い環境ですのぉ。
さてさて、良い人材は居るかしら?




