表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/75

墜落の鍵

「その場合、デジャブの先にあった未来は、消滅することになりますね」

 あれ、でも未来が消滅するなら、カインはだから何でまたこの世界に居るんだ?

「ああ、10日後、『ドラゴンサーガ』のサービスが終了したら、またこの世界に戻ってたってわけ。どうやら現世でのサービス停止が、俺の墜落の【鍵】になってるみたいだな」

 カインが、自分の身に降りかかった出来事を、淡々と告げる。

「ちょっといいか」

 ん、ひとみん、どうした?

「いや例えばだな、10日間じゃなくてアカウントの永久停止になったら、どうなるんだ?」

「うっ」黒騎士カインが、狼狽して、続ける。

「……多分、その場合は現世に戻れないと思う。現世の巻き戻り時間が永久になる、ってことになるんじゃないかな。あまり考えたくないけど。あるいは、現状の世界がサービス停止になったら……」

 それこそ、魂の輪廻から外れることになる……?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ