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T字路交差点

T字路交差点5

掲載日:2013/05/09

前回のその後を書いてみました。


 あの日、世界は崩壊した、何一つ残すことなく。

 あたしが創造主を消したから、望みを叶える為に。

 この世界に、残ることを許された唯一の存在、それがあたし。

 あいつは何も残せなかったはず、でもあたしの中では、ひとつの言霊がずっと響き渡るの。

「T字路交差点」

 あいつは本当にバカ、自分があたしに与えた力を忘れて、世界を守ろうとしたんだから。

 でもね、あたし、すごく後悔してる。

 この世界は、あいつがいて初めて成り立っている、それがわかった。

 色もなく、形もない、平らで真っ白な世界。

 それに色をつけて、形を作って、匂いや感覚、そして人々や動物――

 あいつは全部作ってた、ううん、作ろうとしてた。

 でも、あたしにそんな力なんてない、だってあいつが与えた力はたった一つだもん。

 破壊する力、それだけ。

 あたしは、ずっとこのまま過ごすしかないの?

 この何も存在しないこの世界で、何も変わることなく、何かを生み出すことなく、そして何も壊せないのに?

 答えが返ってくるわけないよね、あたししかいないんだもん。

 あたしは、自由が欲しかっただけなのに……

 ねぇ、あんた、この世界壊してよ。

 今すぐ壊して、あたしを戻して! あんたが望んだ世界にあたしを戻してよ!

 あたし変われないの、創造する力がないから変われないんだってば……

 もうヤダ、誰か何とかしてよ、薄っぺらな存在はイヤ!

 もっとあたしを……あたしらしく……してよ……

 そうじゃないと……あたし自身を破壊するしかなくなっちゃう……


 『ラミア・カイラート』この世界の唯一の存在。

 世界に取り残されたひとりの少女に過ぎなかった。

ラミアの存在を掘り下げようとしたら、作品に矛盾が生まれたのでこうなりました。

だって作者いないしね(笑

そして、作者の中ではこの作品にとって必要不可欠の愛娘の誕生です

どう転ぶかは不明ですがね。

読んでいただいてありがとうございました。

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