第七十九話 泣く
ガチャ!!
私は母主様の部屋に入ると、彼女は部屋の扉を施錠した。そして、安心したような顔をすると再びニッコリとしたいつもの顔に戻った。
「ごめんね。祷ちゃん、怖がらせちゃったみたいで」
「い、いえ…そんなお気になさらずに…」
母主様は布団の中へと入って、布団をポンポンと叩いた。どうやら私も布団の中に入りなさいという意味に思える。
私は恐る恐る彼女の布団の中に入る…
「お邪魔します…」
すると、布団の中に入ると彼女は私の体をギュッと抱きしめて来たのであった。
「ヒェッ!」
私は思わず声が出てしまった。
「大丈夫よ!気にしなくたって子どもたちはみんなこうして来たんだから」
そういうとどんどんと体の局部まで手が伸びて行くのがわかる。あのお風呂場で体を洗ってもらった時のことが一気に悪い記憶としてフラッシュバックした…
ダメだ!これ!先輩と円香が言ってた通りにまずい状況だ!
私はここで初めて母主様がなぜ私に優しくして、円香には冷たくするのか、なぜ泉奈先輩らが彼女を嫌悪するのか分かった…
「あの!私、トイレ行って来ます!!」
私はそう言って布団から抜け出し、この部屋を出ようとしたが彼女に手を掴まれてまたベットまで戻された。
「トイレ?何それ。私でしなさいよ」
「えっ………」
そう言って彼女は私をベットに押し倒して、体の正面に乗っかってきた。
私はもう怖くて何もできずに体が、固まってしまっていた。あの時は、お兄ちゃんとお姉ちゃんに助けてもらえた…
でも今はそうじゃない!恐怖で体が震え、声を全く出せずにいた。そして、彼女は私に乗っかったまま自分の服を脱ぎ裸になるのであった。
「やめ…て…!!」
力を振り絞ったがそんな掠れた声しか出てこなかった。全身に力が入らない…
私は泣きながらただ自分の唇を覆い隠し、母主様に決して奪われないようにすることくらいしかできないのであった…
すると、彼女は服の上から私の体を舐めるのであった。直ではないが、ものすごい不快感を感じる…
それに、母主様は無我夢中になり、自分の体全体で私の体に擦り付けてくるのであった…
私は辞めてくださいと泣いてお願いしたが、そんなの無意味で行為はどんどんと進んでいった…
そして、彼女はベットの横に置いてあった瓶を手に取り蓋を開けてそれを飲んだ。そして、それを私にも飲ませてくるのであった。
「グハッ!アァ!!」
少しは飲み込んでしまったが、何かわからないこの液体を飲むことを体は拒否して吐き出した。
「これはね”媚薬”よ!まだ子どもな祷ちゃんを今晩中に大人にする為の神聖な物よ」
そして、母主様はベットに倒れている私から慣れた手つきで服を剥ぎ取った。
「嫌だ!お願いします!辞めてください!!」
そして、彼女は私に思い切り抱きついてきた。頭の中が真っ白になり、何も考えられずにいた。
私はそんな彼女のことが恐ろしくなり、そしてこれ以上自分の誇りを失わないためにも勇気を振り絞り、ベットの横に置いてあった媚薬の入った瓶を思い切り握りしめて彼女の頭に叩きつけた。
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