表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/121

第六十七話 身体の痕

「いや、別にいいんだよ気を遣わなくて」

泉奈さんはニッコリと笑ってそう言った。でも、私も洗わなきゃなんだか気が済まなかったのであった。


すると、泉奈さんの友達の瑠衣さんが泉奈さんに言った。

「ふふっ。可愛い後輩の頼みなんだから聞いてあげなよ〜。泉奈」


「うーーん…じゃあ、祷よろしくね!」

そう言って泉奈さんは椅子に座って背中を私に見せてくれた。


「私も実家にいた頃に洗い替えしたりしてたので、任せてください!」

私はボディタオルを一度洗って再度、泡をつけて背中をゴシゴシと洗った。


「どうですか?気持ちいいですか?」

「うん。気持ちいよめっちゃ。上手だね祷は」


「結構やってたんで!それに、さっき泉奈さんが洗ってくれたみたいにやれば気持ちいいな〜って思ってやってます!」


「アハハ…そりゃ模範にしてくれてどうも」

やっぱり大人って感じするなあこの背中…お母さんの背中にそっくり似てる気がする!


ゴシゴシゴシ

順調に洗っていると思った矢先、思わふハプニングが起こったのであった。


「いたっ!」

泉奈さんはそう言ってビクッと体が反応してしまった。力加減ミスったかな?


「ごめんなさい!ちょっと私下手でしたか?」

泉奈さんは首を横に振ってそれを否定した。

「いいや、ただ古傷に当たっただけだよ!気にしないで」


「わ、分かりました…」

ゴシゴシゴシ

私は再び背中を洗い出す。今度はちゃんと背中を注視して洗っているが、あることに気がついた…


よく見てみると背中に無数の痕が残ってる…あんまり痕が目立たないところもあれば、今間違って洗っちゃったところなんて結構な痕?それとも痣?


泉奈さんのこの背中は一体どうしたのでしょうか…なんだかすっごい傷痕が…痛々しい…


そして、そのことに気がついてしまった私はそのことに気になりすぎて背中をうまく洗えなくなってしまった。


どうしてか聞きたいけど、でももしそれで泉奈さんが傷ついてしまったらと考えると黙っているのが一番だと感じた。


ジャーーー

最後は背中を一気に洗い流して終了であった。

「終わりました」

「ふーーー…ありがとうね祷!すっごい気持ちよかったわよ」


私はなんと言っていいのか分からずに小声でしか返せなかった。

「は、はい…ありがとうございます…」


すると、気を遣わせてしまったのが申し訳なく思った泉奈さんはいつも通り元気に私を励ました。

「おい祷、なにお前が落ち込んでんだよ!さっさと浴槽浸かって一から百まで数えんだよ」


「そしたらとっとと上がって、香水つけよ。お前のやつめっちゃ楽しみだわ!」

「そ、そうですね!」

本当は私お風呂好きだから百じゃなくてもっとあるんだけど今はいいか…


ガラガラガラ〜〜〜

私らは扉を開けて脱衣所に入った。

「あ〜〜、あっちぃ!」


みんながタオルで頭や体を洗って全身が乾いたら、とうとうみんなが期待していた香水を自身へ振りかけるのであった。

「面白かった!」

「続きが気になる、読みたい!」

「今後どうなるの!!」

と思ったら

下にある★★★★★から、作品への応援お願いいたします。

面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!

ブックマークもいただけると本当にうれしいです。

何卒よろしくお願いいたします。


色々なアニメや漫画の影響を受けているので既視感があるかもしれませんが、そこも含めて楽しんでみてください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ