第五十七話 母主様
宿の食堂にて
「は〜〜あ!なんだかさっきのお昼ご飯めっちゃ美味しかったから、ここの晩ごはんそこまでに感じるよ」
円香はそう言ってため息を吐いた。
「文句言わないの。タダで食べさせてもらってるだけありがたいと思うのよ。ていうか、こっちのご飯も結構美味しいと思うけど」
「えーだって、これとかその他諸々のお金って私たちのお賃金から引かれてるんでしょー?まあ、確かに美味しいけどさ…」
「ご馳走様でした!」
私と円香は晩御飯を食べ終わり、一緒にお風呂場へと向かった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「よっこいしょ!」
円香は大胆にも服を脱いで全裸になった。いまだに私少し恥ずかしいからゆっくり脱いでる。ここは円香を見習いたいところではある…
「祷、脱ぐの遅くない?」
「だって恥ずかしいもん。それに私らって一番新入りでしょ?先輩とかいっぱいいて恥ずかしいよ…」
お風呂場が共有なので、当然脱衣所もみんながいるのであった。
「何恥ずかしがってんの!ほら、さっさと脱いでお風呂入るわよ!」
そう言って円香は私の服を引っ張って恥ずかしながらも私は全裸になった。
「クンクン…それにしても、祷のつけてる香水ってすっごい良い匂いするね!どこで買ったの?」
「あーこれは、私が働いてた万屋で売ってる商品なのよ。一番人気なやつでね、結構なお客さんが買ってくれるんだー」
「へーー!私もつけて見たいかも!今度仕送りの時に私の分も頼んでよ!どんぐりあげるからさ」
「別にどんぐりもらわなくても良いよ。お母さんにお願いしておくよ」
なんだか今の会話で裸で恥ずかしいって感情が少し減った気がする。やっぱり円香って結構ムードメーカー的な存在なのかも…
ガラガラガラ〜〜
私と円香はお風呂場へと入る。共有のお風呂は最初は裸になるのが恥ずかしいと思うけど、慣れてくると絶対にこっちの方がいいって確信できる。
何故なら…
「やっぱり浴槽が大きいのって興奮するね〜!私お風呂好きだから毎日温泉気分!」
「私お風呂苦手だからなんとも…お風呂の何がいいのかさっぱりわかんない」
「えー?お風呂好きじゃないなんて珍しいわね円香」
「だって、お風呂ってどれくらい浸かればいいかわかんないじゃん!だから嫌い。入った一瞬だけすっごい気持ちいいけど直ぐにそれも終わる」
「そう?私は体の芯までポカポカできるから、お風呂すっごい好きだよ〜!どれくらい入ればいいかって、一から百まで数えてればいいんだよ!肩まで浸かって」
「それ面倒臭いからヤダ。途中でどこまで数えてたか忘れちゃうし!」
そんなことを言いながらも、体を洗っていると扉がガラガラと開く音が聞こえた。
そして、入ってきたのは同じく全裸になった母主様であった。
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